■機関全開(第172話) 発表1980年7月
評価 ★★★
依頼人 不明
ターゲット 反政府極右組織 国民戦線アルマス議長
報酬 不明
今回弾丸発射数 2/ 通算弾丸発射数 1,074
今回殺害人数 1/ 通算殺害人数 992
今回まぐわい回数 0/ 通算まぐわい回数 76
<ストーリー>
エクアドル囚人訓練船が”漂流中”のゴルゴを救助。直後に囚人達の反乱が発生する・・・
<この一言>
タバコをくれ・・・ ・・・まずい。
<もう一言>
俺はあんたらにとっても、あのサリナス号にとっても・・・ただの拾われた”漂流者”だ・・・
<解説>
エクアドルの囚人訓練船「サリナス号」が、南太平洋東部・ガラパゴス群島南500キロの沖合で”漂流中”のゴルゴを救助。その直後、囚人達が蜂起し船長以下を武力制圧する。しかし、海が大荒れとなり、囚人達の操舵では時化を乗り切ることができない。事態が極限まで達した刹那、ゴルゴが舵をとることを名乗り出る。ゴルゴはリーダーシップを発揮、即席のシー・アンカーを作り、天才的な操舵で難局を乗り切る。
ゴルゴは標的を狙撃後、ペルーの海岸から消息を絶っている。その後、手こぎボートで漂流中のゴルゴが発見されたのは、沖合500キロのポイントである。いくらゴルゴでも500キロも手こぎボートで進むのは無理と思うのだが・・・
ゴルゴが図らずも語った「漂流者」というのは、今回のシチュエイションに限らず、ゴルゴの人生を象徴しているのではなかろうか?チリキンガのゴルゴ評と「漂流者」も呼応している。
『あの冷え切った鋭い目・・・ひとりで生きることしかできない男の目だ・・・革命、民族、同志愛・・・どんな言葉もあの男に幻想や希望をいだかせはしない・・・』
ズキューン
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