茨城から発信しますⅡ

旅が好きです。
見て 聞いた 茨城を紹介します。
昔の写真から旅の思い出を紹介します。

写真を見ると思い出します イギリスドライブの旅 8

2014-04-09 07:00:00 | イギリスドライブの旅

1993年5月4日

いよいよイングランドからスコットランドに入ります。

緩やかな上りの坂道と単調な風景が続くと眠りを誘いそう。

坂道を走り続けるとスコットランドの首都エディンバラに着きました。

ガイドブックに「エディンバラのショッピングと観光には

オールド・ウェバリーホテルが便利」とあったので

地図を頼りに市内を走っているとホテルの前を2度も通過しています。

ホテルの大きな看板は遠くから見えるが、車の中からは見えません。

フロントで宿泊の予約をし荷物を部屋に置いて市内見物に出かけます。

エディンバラは平地が少なく、ウェイバリー駅は谷底でした。

谷底から見上げると、岩の上に聳えるエディンバラ城の威容は凄い!

難攻不落の感じだが、ここには多くの悲劇の歴史が刻まれています。

夕方の風は肌寒く、ダブルデッカーに近づくとガイドの男が

「明日の朝にしないか」と拒絶反応をします。

「明日の朝、ここを発つので、今日中に市内見物がしたい」と頼むと

ガイドはやっとバスのドアを開いて乗せてくれました。

ジョン・ノックス、ウォルター・スッコト、クイーン・メアリーなど

建物に近づくと説明してくれます。

ガイドに「ここの建物はどれも黒くて、壁の傷みが酷いが何故なの?」と聞くと

「煤と酸性雨に長い間晒されたからでしょう」

エディンバラの建物は本当に黒く、古い建物の表面は相当に浸食されています。

歴史的な建物が多いだけに惜しいですね。

車からは思うように写真が撮れなくてエディンバラを紹介できません。

Youtubeでエディンバラ城や市内の雰囲気を見てください。 

 

Youtubeの製作者Southern Valley Diary さんが使用を快諾してくれました。

有難うございました。

 

 

 


茨城から発信します 六地蔵の枝垂れ桜

2014-04-07 07:00:00 | 茨城紹介

六反田町の六地蔵は創建は寛平3年(891)頃といわれ、

室町時代末期に建てられた四脚門は県指定文化財です。

水戸藩第2代藩主徳川光圀公(水戸黄門)ゆかりの寺で、

境内に残る法宝蔵は光圀公が建立しました。

典籍1975冊、文書479通は県指定文化財となっています。

明治43年蔵の中より慶長小判30枚が発見され調査の結果

黄門様が将来修理費として保存されたことが判明しています。


 

墓地には、彰孝館総裁をつとめた立原翠軒や大日本史の完成に

力を尽くした栗田寛の墓があります。

また、樹齢170年の見事なシダレザクラは、

光圀公が鑑賞した桜の子孫といわれており桜の名所になっています。

樹齢1100年を越える大杉や800年の大銀杏もあります。

普段は静寂な景観ですが桜の季節は観客が多く賑やかです。

六地蔵は我が家から2km弱でブラブラ歩いて行くのに手頃な所です。

 

 


茨城から発信します 千波湖湖畔の桜

2014-04-03 07:00:00 | 茨城紹介

水戸の桜は3月31日に開花宣言がされました。

千波湖湖畔の桜を見に行くと暴風で飛ばされそう。

対岸に見えるのは偕楽園の好文亭です   

風が強く桜の木が折れそうです。

千波湖湖面は大波で水鳥達は丘に避難しています。

千波湖の湖畔には3kmの遊歩道がありウォーキングや

ジョギングを大勢の人が楽しんでいます。


 

白鳥、黒鳥や多くの種類の野鳥がおり、貸しボートや

レンタサイクルも有料で利用できます。

3kmのウォーキングまだ実行したことはありません。

                                         (3月31日撮影)


茨城から発信します 復旧された弘道館

2014-04-01 07:00:00 | 茨城紹介

東日本大震災で被災した弘道館が全面復旧し、

25日、正庁や至善堂、孔子廟、学生警鐘などが報道陣に公開されました。

正庁と至善堂は耐震補強が施され、震災でも倒壊しなかったが、

今後もできるだけ倒れないように再建されています。

弘道館は水戸藩主9代斉昭によって建てられました。

当時、各藩で藩校が建てられたが弘道館が最大と云われています。

学問は弘道館で、休養は偕楽園で行われていました。

梅まつりや萩祭りは水戸では最高の催しで毎年紹介してきました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

弘道館の修復には3年を要し、3月27日から一般公開されました。

 

対 試 場   

正庁と至善堂の復旧工事は2013年1月に着手しています。

新たに床下に筋交いを設置し、天井裏に金具を取り付け、

地震で建物が変形、倒壊しないよう耐震補強工事を施し、

国重要文化財であるので補強材は目立たぬように工夫されました。

 

屋根瓦約3万5千枚は全て取り外され、

古い瓦をできるだけ再利用しながらふき替えられました。

江戸時代の瓦が全体の6%、昭和の大修理で当時の瓦が45%使われています。

壁も健全な部分を生かしながら、昔ながらの技法で塗り直されました。

 

孔子廟は一足早く12年12月に復旧が完了しています。

孔子廟を公開し内部を見たのは初めてです。

(今後公開する予定はないようで丹念に撮ってきました)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


正庁や至善堂の修復を手掛けた文化財建造物保存技術協会の

佐藤武王さんは「無事に完了し、ほっとしている。地震で壊れた建物の

修復はあまりないので、手探りの状態だった」と振り返った。

その状況はYoutube で見てください。 

 

復旧工事は12年4月から段階的に進められ、約1年11カ月で完了。

総事業費は約4億7千万円で、そのうち1千万円超が県民らの寄付で賄われました。

 

学生警鐘   

震災当時も弘道館に詰めていた学芸員の小圷のり子さんは

「復旧に携わってくれた人や応援してくれた人に見てほしい。

復興のシンボルになれば」と来場を呼び掛けました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

27日~4月6日までは入場無料。

普段は非公開の孔子廟と弘道館記碑(八卦堂)は戦後4回目の特別公開です。

八卦堂 と 記念碑

(見学にはまだ間に合います!)