みはらしの丘の広さは3.5ha、450万本のネモフィラの花が
丘を覆い青空に向かって広がります。
見晴らしの丘の標高は58mでひたちなか市で最も高い所です。
見晴らしの丘からは360度見渡せて爽快な気分になります。
ネモフィラはハゼリソウ科ネモフィラ属(Nemophila)に分類される植物の総称で
ルリカラクサ(瑠璃唐草、学名:Nemophila menziesii)です。
ネモフィラ属は、カナダ西部からアメリカ合衆国西部、
メキシコを含む北米にかけて11種が分布しています。
ルリカラクサは、種として園芸上ネモフィラと呼ばれます。
(英語で five spot または baby blue eyes )と呼ばれ
青い目をした笑顔の花はとても可愛いです。
耐寒性一年草ですがここでは秋にはコキアに早変わりします。
草丈10-20cm 、茎は匍匐性(ほふくせい)で横に広がっています。
葉には羽状の深い切れ込みがあり、茎と葉に柔毛があります。
花径2cmくらいで深い覆輪で中心部に黒い点が5つあります。
白色花もありました。
(ホトケノザが侵略しています)
属名は「林を愛する」の意味で、茂みの中の明るい日だまりに
自生していることに依るようです。
麓には茨城の古民家が保存され郷愁を感じます。
次回はチューリップを紹介します。
(4月11日撮影:三分咲でした)