Kyoko AIHARA's Diary (Writer&Photographer) 相原恭子(作家&写真家)のブログ 

ヨーロッパ紀行、京都花街と着物、ビールとグルメなどをテーマに執筆、撮影、国内・海外での写真展や講演等。今日も良い日!

2012年2月19日(日) コンソメスープ+ヴォトカ

2012-02-19 | ビール・美酒

昨日、
“京もののある暮らし”
Special Lunch Party
(東京ミッドタウン)へ
お誘いあって、
出かけました。


ドレスコード着物。
華やかでした。

その帰り、
引き続きお誘いあって、
某ホテルのバーへ。

まずは飲んでみて下さい
という
カクテル(?
)。


テーブルに出てきたのは、

1、コンソメスープ
2、ヴォトカが入ったグラス
3、塩、胡椒
4、縦に八分の一ほどに切ったレモンが付いたグラス。

  4、にヴォトカを好みの量注ぎ、1のコンソメスープで割り、
  好みで塩・胡椒・レモンを加える・・・。

ロシアの極寒の朝、
熱いスープだけでは事足りず、
さらに熱く、温かく
ヴォトカを入れた、
という感じ。

けれども、
これはカクテル
らしい。

ロシアの寒さと、
お家の中で、
たくさんヴォトカを飲む人々を
思い出しました。


2012年1月31日(火) 御殿場高原ビール ホテル「時の栖」にて

2012-01-31 | ビール・美酒

1996年暮れのことだった。
御殿場高原ビールの庄司社長から、
朝、お電話があった。

お目にかかったこともない方から、
突然のご連絡。
どうしたのだろうかと、驚いた。

そして、お目にかかることになり、
翌年・1997年2月、
ちょうど今頃の時期に、
ホテル「時の栖」に泊り込み、
撮影・取材・執筆をして、
私の文と写真による
「あ!ビールだ」(静岡新聞社)が、
同年5月に刊行された。

「ドイツ地ビール夢の旅」(東京書籍)
「ベルギーグルメ物語(主婦の友社)に続き、
三冊目の本となった。


以来、何度か御殿場高原ビールを飲みに
時の栖へ泊まった。

このところご無沙汰だったが、
ちょうど、お友達が、
箱根へ一泊でドライブに行くというので、
ならば、一緒に出かけて、
ホテル「時の栖」に泊まろうと、
車に便乗。


物凄く美しい富士山に
一同見とれて、
時を忘れたり・・・。


庄司社長にお会いした。
相変わらず、常に
様々な新しい企画、
新しくオープンするレストランなどがあり、
また、ご一緒に何かできるかもしれないと
お話も楽しく・・・。


富士山を眺めながら、
温泉
ビール
お馴染みのライトアップ、
噴水のライトアップは世界に二つとないか・・・
素晴らしく、
すべてがキラキラしていた。





2011年12月17日(土) ドイツ 生パスタ専門店 「ドイチェ・ドイチェ」 表参道ヒルズ

2011-12-18 | ビール・美酒

水道橋駅すぐ近くの「宝生能楽堂」で
~五雲会~
絵馬・六浦・橋弁慶・乱を観た後、



表参道ヒルズ 地下3階 
「ドイチェ・ドイチェ」
を訪ねました。
ドイツの生パスタ(「シュペッツレ」)の
専門店です。

今、ドイツでは第四アドヴェントを迎え
クリスマスまっさかりです。

表参道ヒルズもクリスマスの雰囲気に満たされ、
大賑わいで、華やか。
 
店のオーナーで、
株式会社 ザート・トレーディング
代表取締役 能勢さんと お食事。

フランツィスカーナー(ヴァイス)、
フレンスブルガー・ヴィンターボック(=ウインターボック)など、
ドイツならではの醸造技術 Braukunst 
を感じさせるビールや数々のシュペッツレ(パスタ)を楽しみました。
フレンスブルガーは、私が好きな醸造所です。
特に、ピルスは逸品。


能勢さんとお店の入口で。
クリスマスらしい小物も、お菓子もあります。
(着物の黒いコートを着ていて、いつになく、色彩的に地味な私)



フレンスブルガー・ウインターボック



コシのある生パスタのバリエーションは、美味!

ドイツやオーストリアで、
私も地元のシェフと、シュペッツレやブレーツェルを
一緒に造ったことがあります。

チーズを絡めたケーゼシュペッツレ、または、
肉料理の付け合せにします。

ここでは
日本で独自に作っているので、
繊細な味わい。
そして、ソースにもバリエーションが多く、
ドイツ人もびっくり?!

料理はもちろん、
ビール、ワイン、ゼクトなど
中々手に入らないものも飲めて、
デザートの
シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ(黒い森さくらんぼケーキ)も
まさにドイツ。

ケルンのおばさん(以前ブログに書いた家)と造った
オプストクーヘン(果物ケーキ)もありました。

お話に花が咲いて、あっという間に時が過ぎ・・・



2011年12月10日(土) 「醸界春秋」 Jocus ~リーガのブラック・バルサム~

2011-12-10 | ビール・美酒

「醸界春秋」Jocus
読んで酔境・読んで教養
~「通」になれるサケ専門誌~
(1・3・5・7・9・11月刊行。隔月刊)


この雑誌に、1994年より連載しております
(長いお付き合いどす)

連載タイトルは
~美酒を探して地球旅~ 

です。

来年1月号は、バルト三国の一国
ラトヴィアの記事 です。
今、原稿を書いているところ。

リーガのブラック・バルサム(以下写真)が
ラトヴィア各地の写真+紀行エッセイとともに
登場します。



リーガのホテル「アルブレヒト」で、
撮影前に、思わずテイスティングしようと
蓋を開けてしまいました。




さて味わいは・・・?


2011年12月8日(木) 「何かお探しですか?」 に何だかがっかり・・・

2011-12-08 | ビール・美酒

デパチカのお酒売り場へ
お友達と出かけると・・・

店員さん 「何かお探しですか?」

(目の前には、ビールやワインの試飲のビンが何本も並んでいるが、
『テイスティング、どうですか』と、聞いてもくれない。)


私たち 「・・・」

(一同沈黙。『美酒を探してるに決まってるじゃない。
一杯くらい、試飲させてよ』と全員が思った。)


一方、店員さんは返事がないので、
『何かお探しですか』を
さらに何度も、繰り返すばかり。

ビールの棚へ歩いてゆくと、
また、店員さんもいらして、
『何かお探しですか』。

ベルギービール(デュヴェルやヴィットビア)もあったし、
よさそうなワインも並んでいたが、
『何をお探しですか』。
という 色気の無い質問 に、
私たちは、がっかり。
  →(お酒と色気、「ええどすなあ」)

Aちゃん 「ワイン一本でいいか・・・」
Bさん 「うん、そうだね」
私 「家には、ビールがまだあるし・・・」


と、新たにすすむ酒機嫌の意欲は、どこかへ吹っ飛び、
結局、ワイン一本だけ買って、帰ってきた。
「盛り上がりに欠けるなあ」とBさん。


ーーーーーーーーーーーーーーー
そもそも、お酒売り場を物色している人は、
お酒が好きだ。
どれにしようかな~と思いながら、
探すのが愉しみである。

だから、そういう人に、
『お酒(飲んでも)、大丈夫ですか?』とか
『何かお探しですか?』
は野暮で似合わない。

『どうぞ、どうぞ』と試飲させれば
気をよくして、
『これも、あれもと』
数本はすぐに買う、でしょうねぇ。




2011年10月12日(水) 銀座 ビールレストラン 「ツークシュピッツェ」

2011-10-12 | ビール・美酒

昨夜、素敵なお店「ツークシュピッツェ」のオープニングがありました。
(銀座6丁目、電通ビルの近くです)


入口でお花がお出迎え



店内にもお祝いのお花が盛りだくさんに届いていて、
オーナーの友田さんと西浦さんのお人柄を表すかのように、
たくさんの友人知人が詰め掛けていました。



エーデルワイス、ラーデベルガーなど、
タップはもちろん
選りすぐりのビールが並ぶ様に、
私はワクワクしたのでした。
もちろん、お料理も、ブレーツェルも、ドイツが懐かしくなる味わい。
漆喰の壁や、電車の模型も、細かなところにも、
オーナーの思い入れを感じました。


一緒におじゃましたのは、まゆみちゃんとかおりちゃん。
ドイツやオーストリア関係の友人知人も
たくさんいらしていて、お話も楽しく、
美味しいビールに笑顔、笑顔、笑顔、でした。


(ツークシュピッツェとは、ドイツ最高峰の名前です。
簡単に登山電車で登れるし、歩きたい人はたくさん歩けるし、
愛らしいお花が牧草地に咲き誇り、雪の峰が青空に映えて…
また旅したいなと思いました)

2011年5月19日(木) ビール腹???

2011-05-19 | ビール・美酒
今日は、もう、何か買ってきて、夕食にしようと
カルチャーセンターの帰り、
『疲れたな~』と思いながら、
デパチカを歩いていた。


そして、『そうだ、ビール、買おう!』 
とまさに、ビールの冷蔵庫の前に立ったところ


突如、
女性が現われて:「あっ、相原さんでしょ?ねぇ、そうでしょう?」


私:「???」

その女性: 「あら、お腹出ていないんですね。」

私:「エエッ?どうかしたんですか?」

その女性:「まあ、ごめんなさいねぇ。ビールの本の読者なんです。主人も熱心に読んでるんですよ」

私:「・・・それは、ありがとうございます」

その女性:「でね、主人と話してるんですよ。写真は顔しか写ってないけど、きっと、ビールが好きなんだから、お腹が出てて、大きい人だよ・・・って。ま~あ、こんなに、すらっとした人だなんて。びっくりだわ!フフッ」

私:「体型とビールとは、あんまり関係がないみたいで・・・(私は何となく困った)」

その女性:「ま~あ。ビール飲んでも太らない方法、書いてくださいな。きっと売れますわよ。」

なるほど、ビールで痩せましょう!!! なんてお商売になるテーマかも・・・ね。

2011年1月4日(火) ドイツ・ビール事始め

2011-01-04 | ビール・美酒
ああ、ビール、びーる。

ケルン(ドイツ)のクナイペで飲む、ケルシュが恋しい。
Ich vermisse Koelsch!

でも、日本でも買える。
たとえば、大榮産業(株)さん(http://daieisangyokaisha.com/JP/Beer_List.html)は、ガッフェルのケルシュ、ハンネンのアルト、その他、私の好きなドイツビールをたくさん輸入していらっしゃる。
去年、鎌倉西御門サローネで、ドイツビールの講演会の際に協賛してくださった。
おかげさまで、参加の方々には”汲めども尽きぬ”美味しいビールを楽しんでいただくことができた。気分もドイツになり、本当に良かったです!



さて、気分はケルン。
ケルナー(男性のみ)がクランツで、次々と運んでくるケルシュ。
シュタンゲン(筒状のグラス)で飲むと、軽い味わいの心地よさを増すな~と思います。
ローデンキルヒェンのお屋敷街(ここに最初はホームステイしていた)から、ライン川
へ出ると、歴史的な小さなレストランがある。たぶん、今もあるだろう。
そこで飲むケルシュを今も思い出す。

隣のデュッセルドルフは、ネクタイを締めている人がたくさん町を歩いているので、東京みたいで、あまり魅力を感じなかったが、アルトを飲みに行ったものだ。



ケルンに住んでいた頃は、ビール仲間に、「両方美味しい」、なんてとても言えなかった。というのは、ケルンとデュッセルドルフは、ライバル意識が強いからだ。でも、ユーモラスに、お互いにそれを楽しむところは偉い!
ケルン人は、「アルトが美味しい?そんなはずはない!」
デュッセルドルフ人は、「ケルシュ?それ何?ビール?」とばかりに、
ユーモラスに、本気にならずに、愉しむ。
地元紙や雑誌にも、そのヤリトリが載り、おもしろおかしく、皆が読むのだ。

そういうところは、ドイツ人、頭が柔らかいと思う。
(物事は、先入観なしで、まず自分なりに観察するのが私は好き)

2010年12月29日(水) 大掃除とビール

2010-12-29 | ビール・美酒
こういう仕事をしていると、部屋はなかなか片付かない。

友達に、「そりゃ、片付いたら、仕事がないってことじゃないの?」といわれ、
なるほどとも思う。

たとえ片付かずとも、とりあえず、新年を迎えるにあたり、
煤払い、掃除機かけ、資料の保管整理など「やろうかな~」と思って、
朝から始めた。

体を動かすと、その合間に『ホッと一息』には、美味しいビールがピッタリ。
大掃除、部屋の模様替え、というと、まずビールをたくさん買い込むドイツの友人が何人かいる。

グッドタイミングで、本場のビールが届いた!
ドイツの「Radeberger」(ラーデベルガー)とオーストリア「Zipfer」(ジップファー)を送ってくださった。
低温コンテナで輸入しているから、品質が保たれたまま日本に届く。
日本に居ながらにして、本場の味わいを楽しめる。


Radeberger
ドイツ、ドレスデンのビール。
ビスマルクが好み、ザクセン王フリードリヒ・アウグスト三世御用達。



www.jena.co.jp

Zipfer (オーストリアのZipfに醸造所がある。美しい土地で醸造されたクリアな味わい)



お正月にも、晴れやかな気分で本場のビールで乾杯!
「Vielen Dank!」