Kyoko AIHARA's Diary (Writer&Photographer) 相原恭子(作家&写真家)のブログ 

ヨーロッパ紀行、京都花街と着物、ビールとグルメなどをテーマに執筆、撮影、国内・海外での写真展や講演等。今日も良い日!

2018年6月5日(火)日独友好30周年 ロマンチック街道 (*‘∀‘)

2018-06-04 | 講演/写真展 日本国内にて &相原恭子同行ツアー
ドイツ大使館大使公邸のパーティーへお招きありがとうございました。
何人かの方々から写真もお送りいただき、嬉しいです。ありがとうございました。許可をいただき、掲載いたします。(自分の写真は余りないので、貴重です(#^^#))

「Das 30-jaehrige Jubilaeum der Partnerschaft der deutschen und japanischen Romanstischestrassen 」
ドイツロマンチック街道と日本ロマンチック街道 
友好30周年記念パーティー」 

ドイツ連邦共和国大使 Dr.Hans Carl von Werthern氏がお迎えくださいました。


右から、ドイツ連邦共和国大使 Dr.Hans Carl von Werthern氏、私、
日本ロマンチック街道より群馬県嬬恋村村長 熊川栄氏、
ドイツロマンチック街道代表 Juergen Wuenschenmeier氏

ロマンチック街道(ドイツ)から、Kurt Foerster氏(ローテンブルク市長)ほか多数の方々が来日なさいました。


私が「ドイツ政府観光局」へ入ったばかりの時、日本にロマンチック街道という名を冠した姉妹街道をつくるということで、ドイツからデレゲーションが草津を中心とした日本ロマンチック街道の街々へ最初の表敬訪問と視察にいらっしゃいました。

新入り!の私が、通訳と付き添いで同行することになり、ドイツからバイエルン州運輸大臣、ロマンチック街道の各街の観光局長さんたちや、プレスの方々など重要な人達をご案内して、東京から新幹線で出かけました。

入局して半年余り。緊張していた私に当時の私の上司(ドイツ人の局長)はドイツ語で、
「アイハラさん、この訪問は両国の心が通い、長い友好関係への第一歩となることが目的です。ゲーテは語った。『素晴らしい、美しい、友好的だ!』とね。あなたもそういう気持ちでいればよい。あなたのドイツ語は充分ですからね」と励ましてくれました。


代表団/ドイツ各地の観光局長さんたちの中には、当時の私の父より年上の方々も少なくなくて、「こんなメートヒェンがたった一人で、通訳と引率? ドイツだけでなく日本のプレスやTVも集まるというのに、重要な式典は大丈夫だろうか?」と心配したそうです。
(自分では一人前のつもりでも、今思えば本当に見た目がMaedchen・・・でした(#^^#) 先日アップした白雪姫の衣装の写真よりも少し前ですから!)

それでも、両国のお歴々の皆様と大過なく、楽しく、和気あいあいと、予定をすべて遂行できたのはまさにお歴々の皆様のお力添えです。

行事を完了して、草津を中心に各地を視察しました。温泉へも入りましたね。
郷土料理、温泉まんじゅう、お蕎麦も、何もかも心がこもっていて快かったです。

両国の橋渡しとなり、ドイツについて多くを学び、ご研究され、大変なご尽力をなさった草津の重鎮でホテルのオーナーでいらした中澤兆三さんは、お子様より年下だった私ような若輩者と亡くなられるまで長いお付き合いをしてくださいました。感謝しています。
ドイツの温泉治療や観光について、私が観光局を退職して作家&写真家としてスタートした後も、よく一緒にお話しして、学ぶことがたくさんありました。


今も日独のロマンチック街道の友好関係が続いており、
こうしてパーティーがあったことを、
きっと、天国でご覧になっているでしょうね。

Ich hoffe sehr, dass diese freundschaftliche Beziehung weiter besteht !

これからも、素晴らしい友好関係がずっと続きますように!