Kyoko AIHARA's Diary (Writer&Photographer) 相原恭子(作家&写真家)のブログ 

ヨーロッパ紀行、京都花街と着物、ビールとグルメなどをテーマに執筆、撮影、国内・海外での写真展や講演等。今日も良い日!

2016年10月26日(水) ご冥福をお祈りいたします 世界一の女性登山家 田部井淳子氏

2016-10-26 | 仕事
先日、田部井淳子氏の訃報をお聞きし、本当に残念です。
もっと長生きしてほしい方です。
心より、ご冥福をお祈りいたします。

昭和50年には世界最高峰のエベレストへの登頂に成功し、
アフリカのキリマンジャロやアメリカのデナリ、マッキンリーなど、
7つの大陸の最高峰の登頂に女性として初めて成功。
素晴らしい人生。

田部井氏にお会いしたのは、
2000年、ドイツの登山家ピット・シューベルト氏
(当時、ドイツアルペン協会会長、国際安全対策委員長)の
日本勤労者山岳連盟主催「日本縦断講演会」の通訳をした時のこと。
(すでに通訳の仕事は、もう受けて居ない頃でしたが、
他に人が居ないとのことと、
私がドイツ取材の際に打ち合わせができるということで、お受けすることになりました。
そのおかげで、たくさんの出会いや、新しいことを学ぶ機会となり、
日本勤労者山岳連盟の方々には、感謝しております)

全く知らない世界「登山」について必死に調べることになりましたが、
このことは、知らない世界を知ることになり、
とても勉強になったと実感しています。

東京のパーティーで、田部井様にお会いしました。
色々お話しをする機会を得て、とても光栄でした。


田部井氏は、とても自然な感じで、
光るもの、すばらしい「華」がおありでした。
今も明るい笑顔が目に浮かびます。
シューベルト氏は「世界第一の女性登山家!」と絶賛なさっていました。

世界の7つの最高峰から、輝く天国への階段を登られる姿を想像しています・・・。
ご冥福をお祈りいたします。






写真を見ると、日本勤労者山岳連盟の方々とシューベルト夫妻と、北海道から九州まで1週間以上の講演旅行も思い出されます。毎日、朝か晩まで通訳でしたが、充実した毎日でした。

後に、シューベルト夫妻と、ザイルを巻いて、アイゼンを履いて、
さらに、シューベルト氏の強硬な勧めで、一眼レフを担いで、
4泊5日のオーストリア・イタリアアルプス登山
(寒い夏で、4000mは雪の世界)をしたこともありました。
山小屋に泊まり、これも、知らない世界を知る、素晴らしい機会でした。
雲が金色に輝く夕暮れや、猛吹雪・・・私にとっては過酷で美しい自然でした。

お家に泊めてもらって、キッツビュールで山歩きをしたこともあり、
人との出会い、本当に不思議です。



2016年10月15日(土) 取材・講演・写真展など (1)各国でたくさんの出会い 

2016-10-15 | 仕事
旅行して、ビールやワインを飲んで、遊んでいるのか・・・と思われているみたいな私。

でも実は、海外取材は予定が押せ押せになりがちで、食事もろくろくとらずに
朝から夜中までに、なってしまうことも多々あるし、
一日に何人もの人にお会いしますから、ぜひお聞きしたいことを手短に、
的を得たインタビューにしようと、常に考え続けて頭を酷使(?)、
実際に、お料理やゴフルの実習をして記事にする、などなど・・・。
それもこれも、私のモットー「万学萬楽万福」ではありますが。


旅行といえば、取材であって、
また、取材できても、何かを仕上げない限りは仕事にもならず、
結構、キビシイものがあります。


以下、たまたま、居合わせた人が取材や講演会の時に、撮ってくれた写真のホンノ一部を・・・


「シュペッツレ」の作り方をシェフから教えてもらっているところ。



「ベートーヴェンの家」(ハイリゲンシュタット)で、ベートーヴェン時代の彼が愛したKlavierを、音楽大学の学生さんに混ざって、弾かせていただいた。
ちょっと「芸」をしたので、管理人のおばさまが気を良くして、色々お話し下さり、バス停の近くまで送ってくださいました。



地元の民族衣装で、ワインセラーの取材。



トニー・ザイラー氏の甥御さん(元トッププレイヤー)のゴルフレッスンを取材。私もレッスンしました。ビギナーズラックというか、教え方が良いというか、かなり飛ばせましたね。



ハンガリー/ブダペスト「モホイナジ芸術大学・ポントンギャラリー」で、
『相原恭子写真展/着物展&講演会』。
長いお付き合いをさせていただいている、元ハンガリー特命全権大使夫人のシュディ・エリカさんのおすすめ、ご尽力で実現。



ご本人自ら、前日から仕切ってくださって、お手伝いもしてくださり、本当に光栄でした。



美術館の館長さんやキュレーターさんと、展示。皆さん心から興味を持って取り組んで下さいました。嬉しいです。感謝(#^.^#)



オープン前から現れた読者で記者の方。私の本「Geisha」(ハンガリー語版)をご持参くださり、サインを・・・。


オープニングの前からお越しくださった読者の方々。ご挨拶に忙しく、クタクタになったものの、素敵な出会い(#^.^#)


私のデザイン&制作(裁断・裁縫)による帯で造ったリゾートドレス。名付けて、右「バラトンの夏」と。左「王宮のバルコニー」。


これは、私のデザイン&制作(裁断・裁縫)による「お月見イブニングドレス)。若い人に人気が高かったです。


私のモットー「万学萬楽万福」を自分で書いたウチワ。キュレーターさんが、簪などと共に、きれいに展示してくださいました。
京都の老舗「小丸屋」さんの制作です。

続きはまた (*'▽')