Kyoko AIHARA's Diary (Writer&Photographer) 相原恭子(作家&写真家)のブログ 

ヨーロッパ紀行、京都花街と着物、ビールとグルメなどをテーマに執筆、撮影、国内・海外での写真展や講演等。今日も良い日!

2017年10月27日(金) 楽しく快く 美しいものと美味しいもの ”京都ツアー”

2017-10-27 | 講演/写真展 日本国内にて &相原恭子同行ツアー
あっという間に、10月も残すところわずかになりました。
あれこれと仕事や取材旅などで、ご無沙汰してしまいました。

山形取材でお世話になった観光関係の方と、先日お電話していたら、
「年内はお目にかかれないと思いますから、良いお年を」
と言われて、「ああ、そういう時期・・・」と実感。

さて、先日の二泊三日の「京都ツアー」は、
晴れ女(?)の私としては非常に珍しく、台風と重なってしまいました!

国内海外、年中旅しているのに、傘をさすことは非常にすくなく、風雨に会うというのは稀です。
唯一の台風は、ドイツ政府観光局時代の沖縄出張(那覇のホテルで、「ドイツの夕べ」)の時でした。
高層ビルのホテルがゆらり、ゆらりと揺れるほどの大風で、ヤシの大木が折れてホテルのプールに何本も浮いて居るのをみて、びっくり! 記録的な風雨で、数日間ホテルで足止めとなりました。

余談ですが、取材・撮影はもちろん、講演やら、写真展(私の個展)やらで、国内海外いろんなところへ行きます。
その那覇出張は、ドイツ人局長や来日したドイツ人たちの通訳で私が同行。
台風を知らない彼らは、「危険だから、早く東京へ帰りたい」と言い続けましたが、
もちろん、フライトはなし、船ももちろん出ない!那覇に居るしかない状態でした。

さて、それを思うと今回は無事に旅を続け、
お寺や神社の中から「雨の庭」を眺めるのも風情があり、
著名料理屋さんの美味しいお料理も、お茶屋さんのお座敷も、先斗町の舞台「水明会」も愉しみました。

毎回のことですが、ご一緒するのは感じの良い方々ばかり。
(そうでないと、一見さんお断りのお茶屋さんへご案内できしまへん(*'▽'))
お馴染みさんも、お一人でご参加の方も、いつも和気藹々とお友達のように和やかに。
まさに、Nette Gesellschaft (感じの良い仲間)です。

講師の私としては、参加の方々が楽しめるように、勉強になる旅、よい旅になるようにと、
考えながら旅しており,
そんなこんなで、ツアーの間は簡単に、スマホ撮りになりますが、
以下、そのヒトコマです。

水明会を観て


お茶屋さんへ


料理屋さんやお座敷でのお料理、
とてもここに載せきれないほどの美食三昧でしたね。
今回は毎回、松茸の土瓶蒸し、天ぷら、お吸い物などなど、松茸づくし。
お刺身も京都は美味しい!
お食事は毎回、懐石料理のフルコース (*'▽')
美味しいものをいただき、旅を楽しみ、芸妓さん・舞妓さんのお座敷を愉しみ、
皆さま、さらに元気になった感じ。











保津川下りでは、代表理事の方が参加の方々にお目にかかる予定でしたが、
舟が出られず中止となり残念でした。
またの機会にぜひ!

保津川下りの代わりに「どうしましょう?}とバスガイドさんから相談を受け、私が急きょ判断することになり、
近くの「出雲大神宮」と「稗田野神社」へ行くことにしました。
バスガイドさんは、行ったことがないそうですが、
歴史的には非常に重要な場所ですね。

亀岡の「出雲大神宮」。
「徒然草」”・・・丹羽に出雲というところあり・・・”

出雲の出雲大社よりも前に存在したと地元では言われ、元出雲と呼ばれます。

稗田野神社は、癌封じといわれますが、ここの歴史も奥深い!

・・・大雨だし、神社の前にある酒造元OO酒造へも立ち寄ることになった。良いことばかりだったが、これだけは後悔。(酒造元の業界紙に長らく連載しており、日刊紙や単行本にもビール、ウイスキー、各国のお酒について記事を書かせていただき、国内海外の醸造元を数え切れないほど取材している私は、洋の東西を問わず、ビール造り、酒造りにかかわる人々の熱心な姿勢・お酒を造る心は、おもてなしの心につながり、これまで各地で皆さんで良い出会いでしたが、コチラは違いました。肝心なお酒造りへの心は感じられず・・・。
「バス会社さんへの御接待ファースト」。こんなこともあるのかと、私は気を揉んでいましたら、やはり、不快に思われた参加の方々がいらっしゃいましたので、以後、要注意。


「出雲大神宮」



~磐座~ この辺りは聖域なのか、空気の流れが清い感じ。




次回の京都ツアーは、来年1月14日~16日。
すでに催行決定しているそうです。

また皆さんで、深く感じる旅、楽しい旅をしましょう!










2017年10月10日(火) 自分の著書~ポーランド語版 初めて見ました!

2017-10-10 | 仕事
先日、ポーランドのお友達が、
ポーランドから私の本
「Geisha - A living tradition」(Carlton Gooks、UK)
ポーランド語版を買って来てくれました!
ありがとうございました。
***ポーランド語版まであったとは、著者(私)も知りませんでした。

オリジナルは英語版です。
その英国の版元:Carlton Gooks、UK は、
著者(私)に何の連絡もなく、英語から三か国語
(ハンガリー語、フランス語、ポーランド語) に翻訳し、各国で刊行

したわけです。

フランス語版、ハンガリー語版が刊行されてた時も、
ヨーロッパの友人知人から聞いて知り、
ネットで調べてみて確信を得て、びっくりしましたが、
ポーランド語版もあるとは!

さらに、びっくりです。
(まだ、まだ、さらに、XXXX語版も、
著者本人が知らないだけで、どこからか出てくるのかしら???)

初めて見る、自分の本のポーランド語版のジャケット。
写真のプリントの状態は悪く、色校正もしなかったみたい・・・。




2017年10月1日(日) 角館「山ぶつけ」 ユネスコ無形文化遺産

2017-10-01 | 日本の旅
***取材のヒトコマ***

角館 「山行事 山ぶっつけ」
9月9日に訪ねました。


秋田美人、ですね。やはり。
すっぴんで、アッというほど綺麗な女性にたびたび遭遇。
写真を撮りたいと思いましたが、盛り上がるお祭り騒ぎの中では立ち止まるのもむつかしく・・・。


神社へお詣りする引山。奉納のお神楽や舞があります。
神社、神様、お祭り・・・日本人の日常に静かに、自然に根差している信仰を感じました。


ユネスコ無形文化遺産に登録されているそうで、なるほど、迫力あり!
その山ぶつけの写真は、記事にする際に掲載いたします。
(ここには掲載せず、ごめんなさい。)

街なかのホテルは満室だったので、歩いて15分程の農家民宿に宿泊。
お米も、お野菜も、果物も、目から鱗・・・というほどおいしいのと、
茅葺屋根の大きな御家は空気も心地よくて、癒されます。
また泊まりたい (*'▽')

さて、武家屋敷も風格あり。
生活の豊かさ、心の余裕が文化をつくる、
快いライフスタイルをつくる、というのを実感。






長陽の節句の日。
日差しがゆるゆると、畳に木々の姿を映し、
心和む空間をしばし愉しみました。