Kyoko AIHARA's Diary (Writer&Photographer) 相原恭子(作家&写真家)のブログ 

ヨーロッパ紀行、京都花街と着物、ビールとグルメなどをテーマに執筆、撮影、国内・海外での写真展や講演等。今日も良い日!

2017年11月29日(水)<ポーランド大使館 交流の夕べ> 「クラブ関東」にて

2017-12-04 | ポーランド
ポーランド大使館のお招きで、
「ポーランド大使館 交流の夕べ」(「クラブ関東」にて)
へ出席させていただきました。


思えば、もう15年以上も前のこと。
初めてポーランドへ取材に行き、とても景色の美しい、歴史的にも興味深い国だと実感しました。
ポーランド各地を路線バスや電車で回り、ワルシャワから夜行列車で、ベラルーシを通り、リトアニアのヴィリニュスに翌朝到着。リトアニアで5日取材、そこからバスを乗り継ぎ、ラトヴィアへ(取材)、エストニアへ(取材)。さらに、フェリーでヘルシンキへ、電車でモスクワへと取材旅を続けたのは、とても印象的でした。

その後、ポーランド大使館の方や作家の方と東京で知り合い、
そして、私の英語の著書「Geisha - A living tradition」もポーランド語にも翻訳されました。
不思議な「縁」を感じています。

さて、パーティーでは、雰囲気を壊すのではと、スマホ写真ではありますが、ほとんど撮りませんでした。
以下、少しだけ・・・



ポーランドの観光について、プレゼンテーションもありました。
日本とのつながりもありますね。








ポーランド共和国大使館イズィドルチク ヤツェク特命全権大使、知人のオスミツカ一等書記官と。
私の本のポーランド語版も!



ミロスワフ ドラウス海軍大佐、大使館の方々と



ポーランド料理、日本料理で、お料理の交流も(#^.^#)





ワイン、ビールもとても美味。

ぜひまたポーランドへ!

2016年5月19日(木)ポーランド Constitution Day

2016-05-20 | ポーランド
昨日18日、ポーランド大使館のレセプション
「Constitution Day」
にお招きいただきました。

ポーランドと日本両国の国歌
Konzaczewski 大使のご挨拶
 華やかな雰囲気でした 



私の英語の本「Geisha - A living tradition」が、
ポーランド語に翻訳されて、刊行されている「ご縁」もあります。(*'▽')






2011年5月22日(日) ワルシャワ “デジャヴュ” を想った今日の雨

2011-05-22 | ポーランド
今日の雨は、
時々 La pioggia の様に
晴れやかに激しく降り、
時々 ショパンの「雨だれ」の様でもあった。



そして、旅路を思い出した。

ワルシャワを一人でふらりと歩いていて、
そうそう、その夜は夜行列車で、ベラルーシーを通り、
ヴィリニュス(リトアニア)へ向う日だった。
その時、石畳に、ポツポツと降り始めた雨。
それはまさに、ショパンの音であった。


「雨だれ」の最初の、ラン、ララン ・・・ という音から
私が思い描いていた雨は、
とりわけ嬉しくもなく、どうしようもないほどの哀しさでもない、
だが、あまり頬を濡らさないような大粒の涙が、
はらはらと止め処なく流れるような感じ。


そのワルシャワの雨は、まさにそんな雨だった。

石造りの建物の
グレーにくすんで光る窓から
赤いセーターの女の子が外を眺めていた。
無表情な幼い女の子。


その雨と建物と、女の子の風情は、
私が幼稚園の頃に
最初に「雨だれ」を聴いた時に、
遠い、遠い世界を想像して
思い描いた情景と全く同じだった。

déjà-vu  というのか、
過去において、すでに想像したり
強く思い浮かべていた情景が
旅路で、
目の前に突然、現われるのだ。

そんな時は、別の世界へ吸い込まれてしまうような、不思議な気持ちになる。