Kyoko AIHARA's Diary (Writer&Photographer) 相原恭子(作家&写真家)のブログ 

ヨーロッパ紀行、京都花街と着物、ビールとグルメなどをテーマに執筆、撮影、国内・海外での写真展や講演等。今日も良い日!

2011年11月28日(月) 赤山禅院からお散歩 + 祇園町

2011-11-28 | 京都花街

京都花街。
次の本の準備で、
おかみさんを訪ねました。


昔のお話、今のお話・・・

さらに、祇園町の小物屋さん、組合さんを訪ねて、
ほっこりしてしもうて、長居してしまいました。

さて、ほんの1~2時間、仕事の合間に
赤山禅院から、修学院離宮、曼殊院、鷺森神社と、
のどかな畑の風景(とても好きです。この辺り)を眺めながら歩き、
私なりの秋を感じて、満足。

今日はお不動さんの日。
赤山禅院で不動明王にお参りしました。
お不動さんに流れる滝が霊気を放ち、
冷たい空気と紅葉が霊験あらたかな午後でした。


夜、元芸妓さんが結婚なさってご夫婦でしているお店XXを訪ね、
華やいだ気分。
サバ寿司、たこ柔らか煮、お造り・・・美味でした。

さて、明日も、良い日でありますよう!


2011年11月23日(水・祝) Webマガジン[Rolling in Budapest] ~ハンガリー

2011-11-23 | 講演/写真展 海外にて
お仕事の関係の会社から、
ハンガリーの展覧会に関する地元の記事を見たいとの連絡があり、
改めて、Webを探しました。

ハンガリーは、WebマガジンやWeb新聞が主流なのです。
新聞・雑誌よりも、PCでニュースや情報を得る人が非常に多いそうです。確かに、印刷物より情報伝達は早いです。

バルト三国を取材した時も、「掲載記事はWebではないんですか?」と言われ、
いわゆる「印刷物」の方が評価されていると思っていた私は、少なからず驚きました。

さて、私の個展に関して、何百ものサイトに掲載されたのですが、
以下は、最も反響があった  [Rolling in Budapest] です。
着物はもちろん、
舞妓、芸妓、芸者、花街を「文化」として
捉えることができる「層」の厚さを感じました。
(ハンガリー語だけですと読めませんが、英語のサイトがあるので、各国の人たちも読むことができます。びっくりしますが、11万人以上の読者がいるそうです。)



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Rolling in Budapest learn everything first hand »
7 Sep 2011


KYOKO AIHARA EXHIBITION
SHOWN THROUGH THE EYES OF
A JAPANESE PERSON OF THE SECRET HISTORY OF
A VANISHING WORLD IN THE 21ST. CENTURY

Posted 07/09/2011 by www.rollinginbudapest.com

Kyoko Aihara, third visit to Budapest.
The famous book writer of the lives of the Geisha’s





PONTON GALLERY – BUDAPEST
September, 6-10.

Over the past 10 years, this is the third time Kyoko Aihara, the fascinating and detailed book writer of the lives of the Geisha arrived to Budapest. This time she bought along her own design collection of amazingly beautiful, rich in patterns kymonos and self taken photos, hand painted personal cards, hairpins, hand-made coloured silk and cotton shawl, wooden made footwear, special socks, wooden and pearl made headdress accessories. Kyoko Aihara was wecomed by Rita HALASI, the owner of the outstanding PONTON Gallery (Budapest, First District, 65-67 Batthyány Str.). Dr.Györgyi FAJCSÁK, Director of the Ferenc Hopp Museum of Eastern-Asia Arts talked about the tradional background of the Geisha’s past and present lives. Kyoko also greated with kind words the huge gathered crowd of interest.


Right: Kyoko Aihara
Left: interpreter


Asked Kyoko about her experiences throughout the times of her visits. She said. “It’s been now almost 10 years since I first visited Hungary and ever since my first stay, I felt and saw so much beauty in the country’s landscapes and met friendly people. Been to the Lake Balaton, at Villány and the surrounding mountain side, visiting also a vineyard area. Traveled through the country’s north-east part to Tokaj. One of the famous wine areas in Hungary. Of course, tasted the worldwide know Tokaj wine. Have to admit the rich taste was really enjoyable.” Kyoko also spoked about the Hungarian traditional dishes, saying: “Even though my body was raised on the Japanese meals, I am very much fond of the Hungarian food.” Moving along from her past visit’s experiences she talked about her present exhibition regarding to the Geisha’s world and culture. This time her stay is for 10 days, visiting sights before and after the exhibition and some other parts of the country. Kyoko also said: “I am very happy to be again in Hungary. I feel very close to the Hungarians and hope I’ll be able to come back in a short time. From Hungary I will be off to do another exhibition with this collection in Lithuania”.
(Kyoko Aihara was born in Yokohama in Japan.
She graduated in History of Art from Keio University in Tokyo. Since 1994 she has been working as a freelance journalist and a photographer in Japan.)
Asked her how she went into writting a book of the Geishas. She said: “One day a representative from the BBC got in touch with me saying he read my articles and asked me to write a book of the Geisha’s.” At this point her whole world changed in 1999 within the realise of her book marked with her own photos she has collected among the Maiko and Geikoin. Her unprecedented access to the city’s tea houses of Kyoto, made her uniquely to write this outstanding book. With Kyoko’s original photos, her informative and honest text provides a fascinating and detailed portrait of a distinctive and intriguing aspect of Japanese society. During the period of collecting material and taking photos for her book was the time when she fell inlove with the Kymono. Kyoko also discovered that the to-day’s individuals have completely forgotten of the beauty that lies in wearing the traditionally artwork of the kimonos and only can meet the eye reading old books and seen in the world of the Bohemians.
Here in Hungary the first edition of the Geisha’s book of 6000 copies had entered many homes. Hopefully, there will be a second edition coming sometimes in the near future.
The exotic appearance interest in Geisha world have spawned various popular culture both in Japan and in the West. Now-a-days mainly in Kyoto, whereas it has always been a deep tradition of the existing strong culture.
Special thanks goes to dr. Györgyi Fajcsák for the background assistance.

Update and snaps by: Aggie Reiter

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Poster of Kyoko Aihara's exhibition in Ponton Gallery



Invitaion letter to Kyoko Aihara's exhibition in Ponton Gallery

2011年11月21日(月) 舞妓・芸妓・京都花街(書評や展覧会の記事)

2011-11-21 | TV・ラジオ出演

進まぬながらも、
整理が続き、主だったものをスキャンしました。


サンデー毎日
2011年8月14日号





読売新聞
2011年7月7日 朝刊



京都新聞
2011年9月29日 朝刊



産経新聞
2011年9月1日 朝刊
ハンガリーとエストニアの写真展・着物展・着物ドレス展と講演についての記事です。



産経新聞 朝刊 
2011年4月28日 
GWの京都駅前地下街ポルタの写真展についてです。
あらら、スキャンが上手く行かずに、ちょっと斜めになってしまいました。




2011年11月20日(日) TVのロケ ~ヨーロッパのお話

2011-11-20 | TV・ラジオ出演

明後日は、TV東京さん「某番組」の録画.

放送日は12月5日(月)の予定とのこと。
近くなったら、ブログに掲載いたしますね。


さて、今回は、「ヨーロッパのお話」をさせていただくとの事で、
着物ではなく、「洋服」で出演します。


不慣れだった着物も、
最近は、
着物なら 「これにしよう!」
とすぐ決まるようになりました。
逆に、
洋服となると、どうも困惑してしまいます。


今朝クローゼットを開け、
「ああ、どれもこれも気に入らない」

ならば、自分で新しく作ろうと、
今日、
翡翠色の生地で、
ワンピースを裁断しました。
明日、仕立てます。
あの、着物ドレス・デザイン制作から、
20代の頃みたいに、自分作って自分で着て楽しむ・・・
が復活しそうです。


どうなりますやら、出来上がってのお楽しみ(?)

2011年11月18日(日) 「三田評論」 10月号  ~着物の思い出~

2011-11-18 | TV・ラジオ出演

三田評論」2011年10月号
~執筆ノート~

「京都花街ファッションの美と心」(淡交社)

記事整理の続きですが、
本棚に入りきれなくなり、
横積みにしたり、奥へ入れたり・・・。

そんなこんなで、
中々見つからなくなる事が多々あります。

でも、
おかげさまで、
全部は無理ですが、できる範囲でスキャンして、
ブログにアップすれば、
自分の記録にもなるのでは?
と思うと、少し励みになります。


執筆ノートには、
家庭教師を頼まれて、
そのお月謝で、
横浜駅西口「X島屋」で
着物2枚
(レモン色の綸子に若草色の暈し、金の露芝の刺繍のと、臙脂色の紬)を
買った話も書きました。

デパートの人が、
「まあ、そんなに地味では、お母さんのを着てると思われますよ!」
と言ったのだが、
私は“奇麗な落ち着いた色”のが欲しかった。
(今も、その好みは変わっていないと思う。)

ああ、これが、
今の着物熱の伏線になっていたのだと、
改めて思いました。



そのレモン色の着物は、
たくさんの着物が有る今でも気に入っていて、
2007年NHK教育TV「知る楽」
~京都花街歴史を作った奥座敷~ に
4回シリーズで出演することになったとき、
「着物は一枚で通してください!」
と言われて、
悩んだ挙句、
このレモン色の着物にしたのです。
着物は、その人と一緒に年を重ねる、と言いますが、
それを実感。


2011年11月16日(水) 「ぎをん」 No.208 秋号

2011-11-16 | TV・ラジオ出演

ヨーロッパに居る間に
ご送付いただいた冊子、記事、雑誌、写真などの整理が、
中々完了しません。

このまま放っておくと、
見つからなくなってしまうので、
急いでしかるべき場所へ、
きちんと片付けないといけません。

「ぎをん」も、
10月初めにお送りいただきました。

もれまでに、何度か編集の方からご依頼いただき、
書かせていただいています。

今回は、秋号(平成23年10月10日発行)でした。



各方面の方々のエッセイが掲載されます。

今回、私は「芸舞妓さんのファッションと日本人の美意識」
というタイトルにしました。


同じ号に、元首相の細川氏が 「鞍馬天狗に魅せられて」 という
タイトルで書いていらっしゃいます。






「細川家の至宝」(京都国立博物館)を、先月拝見し、
これほどの“至宝”とは・・・と、
その物凄いコレクションに感激したところです。

以前、TVで、細川氏の湯河原での作陶風景を拝見し、
やはり、すばらしいものに囲まれて育った方は違うと思ったものです。


2011年11月14日(月) お酉様

2011-11-14 | 季節の美と楽しみ

子供の頃、
お酉様へ行くのが楽しみでした。

今日は二の酉。
さらに、一粒万倍日だとか。


仕事で出かけた帰りに
酉の市に行き当たり、
(何と言うタイミング!)
お参りしました。

神社を出ると、
恵比寿さまにそっくりの雲が、西の空に
浮かんでいるではありませんか


お帽子も、福々しく膨らんだ頬も、耳も、
不思議 不思議 
まさに恵比寿さまのお顔そのもの。

夕日に照らされ、輪郭が朱色に輝き、
すばらしい一瞬でした。


2011年11月11日(金) 一周年記念  「恭子の日記」 

2011-11-11 | ich 私

2011年11月11日 
11 が並ぶ日に、一周年を迎えました。


半年経過の後、さらにアクセスが増えました。
今日も、「ようこそ! Willkommen!」


隣に座っている人に、なんとなく話しかける気分で、
または、
自分一人でつぶやく気分で、
または、
誰かに聞いて欲しいな・・・という気持ちで、
書き続けました。


ドイツや京都や、
私が好きな各地で、
今までに知り合った各地に人たちのことも
少し書きました。
書き始めたら、何冊にもなりそうな状況です。

機会があれば、その中で、
特に素敵な人たちのことも(匿名で)
これからさらに書きたいし、

印象に残った風景や
日々の感動も、
書きたいし・・・

感激、感動したことを
黙って胸のうちに閉まっておくことができないので、
ついつい、何か書いたり言ったりします。
そこから、あれこれ考えることになり、
学ぶこともすごく多かったと実感します。

ドイツ人住環境、建物修復、
ビールの愉しみ、
京都花街の着物や和のお稽古事・・・
これらは、自分も実践していますが。

そうそう、今、次の京都の本を書き始めていて、
来春、淡交社さんから刊行されます。
もちろん、ヨーロッパの仕事も続いているので、
また新聞、TV、雑誌や単行本でご覧いただけると思います。


さて、
今までのぞろ目の日で、思い出すのは

1988年8月8日 
 ハンブルクの美しいOXホテルに泊まっていました。
 この日付が話題になっていたので、手紙にプリントされるよう、
 ドイツの友人たちがホテルへファックスを送ってくれました。
 
1999年9月9日
 カールトンブックス/ロンドン「Geisha」の原稿執筆中。
 原稿の締め切り、さらに撮影にも追われていて、大変なことになっていたが、
 この日、「ビールの仕事」で大手ビール会社さんの某醸造所を訪ねました。
 1999年後半は、朝の5時過ぎごろまで仕事して、
 朝刊が届いた後に寝て、
 午前9時・10時に起きるという毎日が続いていました。
 今思えば、懐かしいけれど・・・。

2011年11月8日(火) 熱心な読者の方々 

2011-11-08 | 仕事

すでに再版していなくて
新品はネットショップにも、本屋さんにも出ていない、
という私の本を
ぜひ購入したいと
読者の方々から時々メールが届く。

著者としては、
本を探して、購入して、熱心に読んでくださり、
大切にしてくださる方々がいらっしゃる・・・
というのは、嬉しいものだ。


もちろん出版社さんから購入しておいた本が、手元にあれば、すぐにお分けする。
(多くの人は知らないようだが、著者も保管用の数部の見本の本以外は購入する)

一生懸命に書いた本を
一生懸命に読んでもらえるのは、
本当にありがたいものです。






2011年11月7日(月) USAから クレオパトラのネックレス?

2011-11-07 | お友達

ブルガリアの雑誌社にいたAXXXが、
結婚してUSAの某所に居る。


彼女は、私の「Geisha」の本の熱心な読者で、
11年も前にブルガリアの『Egoist』の記者だった頃、
著者インタビューを載せてくれた。
それ以来、海外のお友達の一人となった。

数年前からアクセサリーのネットショップを開いたそうで、
私に赤い皮に黒の図柄を型押しした、
幅の広い三日月型のネックレスと
やはり、幅の広いブレスレットを送ってくれた。

イメージは、まさにクレオパトラ。
大胆で華やかなアクセサリーだ。


彼女はパステル、油彩、
様々な絵画を描くアーティストでもある。

同封のカードには
「気に入りますように!」
と書いてあった。

私に似合うと思って、作ってくれたのだろうか。
これをつけるには、かなり大胆なお化粧+黒のドレスが似合いそう。

(注:こういうのが似合う!と思われて、私は非常に嬉しい!奇麗、静か、繊細も好きだが、華やか、ダイナミック、ゴージャスも良い。AXXXとソフィアのディスコ「Back Stage」へ行った時を思い出した)


「舞妓変身」ならぬ
クレオパトラ変身」でもしてみようかしら・・・。



2011年11月4日(金) 暑い秋

2011-11-04 | 季節の美と楽しみ

11月だというのに、
今日は暑かった!

これでは、もみぢも紅葉しないで、
干乾びてしまいそう。

「紅葉狩」を楽しみにしている私は、
心配になってきました。

そして、夕方、
能の稽古の後、
朱色の夕日が、大きく大きく
沈んでゆくのを眺めながら、
清少納言の「秋は夕暮れ」を思い出しましたが、
そういう秋の夕暮れというより、
 まさに、燃えるような「真赤な夕日」でした。





2011年11月2日(水) 「祇園をどり」 京都花街・祇園東

2011-11-02 | 京都花街

昨日、祇園東の組合長さんにお会いして、
「祇園をどり」を観ました。

11月1日(火)から10日(木)まで、
毎日 (第一回/13:30~、第二回/16:00~)公演。


場所は「祇園会館」(祇園石段下)どす。

番組 「玩草品様々(もてあそびぐさしなのさまざま)」全七景

愛らしいお人形がテーマ。
あっという間にフィナーレ「祇園東小唄」。
楽しめる舞台どっせ。

ちなみに、
茶券付観覧料 4000円
観覧料    3500円
茶券      500円
プログラム   500円
どす。


2011年11月1日(火) お茶屋さん

2011-11-01 | 京都花街

昨日は久々に某お茶屋さんを訪ね、
おかあさん、おねえさんとお話して、
何だか楽しく、良い気分。

おねえさんにお着物について色々教えてもらい、
さらに色々教えてもらい・・・
おかあさんにヨーロッパの展覧会と講演会の写真を見てもらって、
知らぬうちに数時間が過ぎて・・・。

午前中は白いハンカチに
色をさし(友禅染め)、
こんな蝶が飛んできて欲しい!
という
私の 「理想の(?)蝶」を描いて
自己(?)満足。