Kyoko AIHARA's Diary (Writer&Photographer) 相原恭子(作家&写真家)のブログ 

ヨーロッパ紀行、京都花街と着物、ビールとグルメなどをテーマに執筆、撮影、国内・海外での写真展や講演等。今日も良い日!

2018年10月25日(木)自著のポーランド語版/著者インタビューが 「Torii」(ポーランド語の雑誌)に掲載

2018-10-25 | 講演/写真展 日本国内にて &相原恭子同行ツアー
ポーランド語の雑誌「Torii」マガジンに記事を書いているヨアンナ・シゲノブさんが、私の著書「Geisha - A living tradition」のポーランド語版を読まれて、
著者インタビュー(して下さいました。
「Torii」とは「鳥居」の意味だそうです。
文化や風俗、伝統など様々な視点から見た「日本」についての記事が掲載されています。
とても興味深い内容です。

初版が刊行された2000年以来、様々な国のジャーナリストさんや作家さん、写真家さんたちと知り合いました。
今に至るまでそうした出会いが続くとは全く予想していませんでしたが、とても嬉しいことです。
皆様、ありがとうございます。


表紙/ジャケットです。




京都花街とのかかわりの写真を何枚かとのことで、
左は。以前、交詢社で私の<出版記念とNHK/Eテレ「知るを楽しむ」講師&案内人出演記念>のパーティーの一枚です。京都の舞妓さんが私の三味線と唄で「祇園小唄」を舞ってくれた写真。

右は、京都国際会館で「ベルギー美味しい旅」(小学館)の出版記念にて。京都の老舗の方々、マスコミ関係の方々、旅行関係の方々はもちろん、京都花街の女将さん、芸妓さん、舞妓さんが多数お越しくださいました。写真は長いお付き合いの上七軒の芸妓さんと舞妓さんが花束を贈ってくださったところです。




お座敷で「おまわりよいやさ~」をしているところ。この夜は勝ち進みました!



私の著書の一部。



ドイツ人登山家ピット・シューベルト氏(DAVの代表で、当時、国際安全対策委員長を勤めて居らっしゃいました)の日本縦断講演会のドイツ語通訳をしてから、知り合いとなり、シューベルト氏と彼のパートナーと三人で、オーストリアからイタリアなどヨーロッパアルプス登山ツアー(山小屋に4泊)をした時の写真です。花街だけでなく、他の活動もとのことで掲載のようです。


先日の「オリオン絵画展」へヨアンナさんがご一家でお越しくださり、マガジンを届けてくれました。
マガジンにサインしているところです。本国・ポーランドへサインつきのマガジンを送るそうです。
ありがとうございました (*'▽')



この本のオリジナルは英語版「Geisha - A living tradition」です。英語の原稿と写真を私が出版社 Carlton Books London へ入稿したわけです。
ですから、この本の日本語版はありません。

英語版は、すぐにハンガリー語やフランス語に訳され、さらにポーランド語にも訳されました。この本に私は、多大な努力と労力を注ぎました。(途中で過労死しなくてよかったです。)

今でこそ、京都花街、芸妓さん、舞妓さんはFB,インスタにも、どこにでも登場していますが、2000年当時はまだタブーもありましたから、今とは状況が違います。

刊行の後、今でも、
英国、フランス、ハンガリー、エストニア、スペイン、ブルガリア、米国、メキシコ、南アジア(シンガポールなど)や、オセアニア(オーストラリアなど。以前日本に住んでいたオーストリア人の知人の一人が読書会で読んだそうで、「あっ、これKYOKOの本じゃない?」とびっくりしたとか)など読者の方々からご連絡いただいたり、各国各地のジャーナリストの方々から著者インタビューがあり、書評掲載があり、日本だけでなく、外国のTVやラジオにもずいぶん出演し、外国での講演や写真展の依頼もあります。

講演や写真展は、日本国内だけでなく、ヨーロッパからも多数あり、たくさんの方々との出会いがありました。そして、今も、国内や海外でも本を通して出会いが続いていることには、本当に感謝しています。

ヨアンナさん、ありがとう。

Topic 2018年10月15日(月)~21日(日) オリオン絵画展

2018-10-15 | 講演/写真展 日本国内にて &相原恭子同行ツアー
昨日(10月21日/日)終了しました。
お越しくださった皆様、お忙しい中、本当にありがとうございました。
(人物入りの写真は、掲載を控えています)

お仕事関係の出版社さん、新聞社さん、テレビ局の方々、写真関係の方々、また小学校、中学校、高校、大学の先輩や同級生たちも遠方から、ご近所から来てくれました。

思いがけず、色々な立場の方からお話や感想をお聞きすることができまして、
絵画についてだけでなく様々な勉強になり、かけがえのない一週間でした。

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2018年10月15日(月)~21日(日) 終了
「オリオン絵画展」 
於: 神奈川県民ホールギャラリー 第一展示室
 (山下公園向かい)
時間:09:00~18:00
 (初日は13:00から、最終日は15:00までです)




習い始めて数か月ではありますが、「撮る事」と「描く事」の類似的な局面と、全く異なる局面が日に日に見えてくるようで非常に興味深いと感じています。

また、こうした機会にたくさんの友人知人に会える事はもっと嬉しいです!
ありがとうございます(*'▽')

私なりにこれまでに出会った印象的な情景や心の動きを、これからたくさん描きたいなと思いました。

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2018年10月15日(月)
オープンしました。
仲川ゆかり先生の作品やベテランの方々の作品多数です。

大の仲良しのお友達がさっそく来てくれて、綺麗なお花。私の好きなピンク色尽くしです!
いつもありがとう(*'▽')


以下は私の作。

下左:「早秋 ~アンバリー城」(英国)
 → F15.旅の記事の連載の取材で宿泊したお城です。ホテルレストランになっていて、ロンドンから車で手軽に行けるので、週末にお食事に来る人も少なくないです。北ヨーロッパの9月は早い秋。朝晩は寒くて暖炉に炎が揺れていました。

下右:「印象 ~白夜のフィヨルド~」(ノルウェー)
 → F6.スカンジナビア取材の際、ウルネスの木造教会(世界遺産)のすぐ近くの小さなホテルに泊まりました。夕食後、一人で白い空、トワイライトの中を散歩した時の印象を描きました。高緯度地域の不思議な明るさが私にはロマンチックでした。





下右:「珊瑚草のかがり火」(北海道/能取湖) → F6.「釧路市立美術館」にて「マイセン」(磁器)の特別展があり、講演にお招きいただきました。講演の後、せっかく釧路まで来たので(こうした機会には常に自費で付近を旅して、講演料はもちろん飛び、さらに散財することになりますが、何物にも代えられない素晴らしい見聞となり、良い思い出になっています)、一人で釧路湿原から能取湖、サロマ湖、ラムサール条約登録湿地である濤沸湖(とうふつこ)の湖畔などを路線バスや電車、自転車で回りました。大自然、美しい大地と鏡のような静かな水の印象を描いたものです。北国の光は穏やかで優しいです。




展示の様子







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***今年6月から、趣味で習い始めた油絵です。
全くの初心者ですが、仕事でないですから!!!、気楽ですね。
屈託なく、楽しく、参加させていただきました。

県民ホールは、横浜中華街、元町、山下公園、赤レンガ、港の見える丘などに近く、
私が子供の頃から馴染んだ懐かしい場所でもあります。










2018年10月3日(水) 私を造った"旅”(3)

2018-10-03 | 講演/写真展 日本国内にて &相原恭子同行ツアー
また写真が見つかったのでスキャンしました。

時系列がつながりませんが、
自分としては、写真の撮影時期、場所、一緒に居た人、お天気までが鮮明によみがえります。


ドイツ/デュッセルドルフの「ベンラート城」にて。
「Ohne Apparat kommt sie nicht]」
恭子はいつもカメラを持ってるよ! と言われていました。
これは簡単な持ち歩きカメラ。父が買ってくれました。


学校の遠足/Ausflug
ベルギーの学生、Rさんたちと。


フィレンツェ。知らないうちに、二週間が過ぎていた。
町に魅了されて、時を忘れた日々。


フレンツェで出会った犬💛
二週間近くも毎日私について朝から夜まで歩き、昼間は美術館などの外で待っていて、夜はホテルの玄関で待っているという不思議な、充実ワンちゃん。
声をかけるイタリア男が追いかけてくると、小さな体でものすごい勢いで吠えまくり、飛びかかりそうになる誠実(?)なワンちゃんでした。
フィレンツェからペルージアへ向かう列車まで付いて来てくれたけれど、私は明日はどこへ行くかわからない旅人。
知らない駅や空港で置き去りにするわけにはいかないと思って、フィレンツェの駅でお別れ。辛かったわねぇ・・・。何だか涙がこぼれたものです。😿
私はペルージアから、さらにアッシジへ、思いつくまま、ラヴェンナへ向かいました。
当時は長閑でした。