Kyoko AIHARA's Diary (Writer&Photographer) 相原恭子(作家&写真家)のブログ 

ヨーロッパ紀行、京都花街と着物、ビールとグルメなどをテーマに執筆、撮影、国内・海外での写真展や講演等。今日も良い日!

2018年1月1日(月)「恭賀新年」 本年もよろしくお願い致します。

2018-01-01 | 季節の美と楽しみ
恭 賀 新 年



年が明け、菩提寺の除夜の鐘が聞こえます。心のどこかに、清々しさを感じます。
昨年は、たくさんの方々にお世話になり、ありがとうございました。

今年こそ、世界中が平和で、誰もが毎日快く過ごし、満足できる年になりますように!
皆様のご多幸を祈念いたしております。

私事になりますが、文筆・写真の仕事を初めて、早くも24年が過ぎました。
今、こうしておりますのは、海外で、国内で、たくさんの方々に出会い、お力添えいただきましたおかげと感謝しております。

ヨーロッパ各地、国内各地の情景が、シャッターを切る度に頭に焼き付いていて、私の小さな脳が何GBあるのかわかりませんが、どんどん記憶が増えて行きます。

初めは、本を書くなんて私には夢のまた夢に思えました。

ご存知ないと思われますが、すでに勤め人の頃から、カメラ(一眼レフ)を持って、主に旅先でたくさん撮影しており、神奈川二科展などに出品して数年間、毎回「特選」をいただきました。文章よりも、むしろ、写真が先であったともいえます。

それはさておき、まずは通訳ならばと思ったのと、通訳の仕事がたくさん入ってきたので、ドイツ語通訳もお受けしておりました。

それでも幸運にも、始めてすぐに新聞や雑誌に記事をかかせていただき、たまたま通訳をしていた時に出会った東京書籍の編集長さんが「ドイツの本は、どうでしょう」とお話し下さり、最初の本「ドイツ地ビール夢の旅」が刊行されました。

気が付けば、日本語、英語の著書はもちろん、さらに英語の著書から翻訳されたフランス語、ポーランド語、ハンガリー語版もヨーロッパ、アジア、オセアニアの各地の出版社から刊行されており、エストニア(首都:タリン)における写真展と講演会では、エストニア語と英語の「カタログ」も刊行されて、著書は25冊を越えました。
時々、ドイツへも寄稿(ドイツ語の記事)しております。

ヨーロッパと国内で、TV・ラジオ出演や、「写真展(個展)」・「講演会」も多数させていただき、ありがたく、光栄です。

出会った方々から、多くのことを学ばせていただきました。
雨風、雪、寒波の中も、体調を崩したときも、取材・撮影を続けた苦労は(お医者さんにかかったことは多々あり、ドイツ/ワイマールでは、カメラを気にしながら暗がりを歩き、長い螺旋階段に気づかずに階段を20段くらいも転落して、救急車で病院へ運ばれたこともありましたが)、やはり、私にとっては大きなやりがいであり、忘れがたく、見方を変えればたくさんの楽しみもあり、充実した時間であり、かけがえのない貴重なものです。

本年も、早々に1月のツアーと取材で、いつもの親しい方々とお会いし、
さらに、新たにお目にかかる方々との出会いもあり、楽しみにしております。

今年も、ドイツ、その他のヨーロッパ取材はもちろん、国内取材も予定しておりますので、健康第一でやりがいのある歳にしたいものです。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

2017年1月7日(土) 新春の光に咲く薔薇

2017-01-07 | 季節の美と楽しみ
お正月もあっという間(?)に過ぎて、
もう7日になりました (^◇^)

年末に切り花にしたお庭の薔薇。

暖房がない方が良いかと、わざわざ洗面所に飾っていたら、
寒すぎたのかしら・・・、
かわいそうに(;_;)、蕾がドライフラワーみたいに乾燥してる!
まさに、ガックリと「意気消沈」(/_;) してしまったかのようでした。

おお急ぎで、水切りして、逆さ水して、
暖かいリビングへ入れてあげると、
日に日に、蕾が柔らかく膨らみ始めて


今日・三日目には、あらら、ふんわりフワリ
美しく開花しました !(^^)!




物言わぬお花でも、
心から対話してあげると、
心を開き、
もうだめか・・・と思っても、
生き返って、
花は咲く💛

2017年1月1日(日) 恭賀新年 「福玉」

2017-01-01 | 季節の美と楽しみ
あけまして おめでとう ございます
健やかで無事、平和で幸せな年になりますように。
皆さまのご多幸をお祈り申し上げます (#^.^#)


舞妓さんが、
ご贔屓筋から年末にいただく「福玉」。
今年も、(私も)頂きました (*'▽')
ありがとうございます (^.^)
「本年も 相変わりませず、おたの申します」




除夜の鐘を聞きながら、昔は置屋さんで火鉢に当たりながら割ったものです。
割ってみると、中から、縁起物が現れて!
愛らし「コケコッコー」さん、
小さくて丸くて頬ずりしたくなるような「だるま」さん、
羽子板、羽根・・・。




今年、イイことありそうな気持ちになりました!
皆さんに「福」が広がっていきますように (^^)/

2016年12月14日(水) 原三渓  「三渓園」

2016-12-14 | 季節の美と楽しみ
晩秋の横浜「三渓園」の一コマ。
敷地五万三千坪、海を見晴らす美しい日本の庭園は、原三渓の私邸であった。




実業家、公人、文人、芸術家であった「原三渓」に思いを馳せながら、庭園を散策。
三渓は、横山大観など数多くの画家などをサポート。
当時一か月6円で一家が暮らせた時代に、100円を渡し、
経済的な心配なく、自由闊達な創作ができるよう支援し、
私費を投じて横浜の発展に尽力し、関東大震災など災害時にも市民を助けた。





芸術家たちとの自由な議論を愉しんだ三渓は、
実業家であり数々の役職をつとめた公人であり、
同時に、文人、芸術家という教養人であった。
当時、自分が暮らす私邸の庭園を市民が自由に散策できるように無料で開放。
・・・ドイツ、ヴェルリッツで、やはり私邸の庭園や催事には邸宅をも市民に開放し、
市民のために尽力した貴族・フランツ
(ロシア、エカテリーナ大帝の甥。Fürst Leopold Friedrich Franz von Anhalt-Dessau。父親・フランツと地元で親しまれ、尊敬されている)
を思い出します。

***原三渓は、横浜の誇り (*'▽')*** 

2016年8月10日(水)「丙申」 逆打ちした衛門三郎に、弘法大師が現れた年

2016-08-09 | 季節の美と楽しみ
あまりに愛らしいおサルさんが、
川崎大師の参道の店で、私を見ていたので、
思わず、連れて帰ってきました!


一見、子供用のお土産みたいだけれど、
奥が深い感じ・・・。
美しく、純粋な、瞳に感激。


今年は「丙申(ひのえさる)」で、
お遍路さんにとっては特別な年。
格別のご利益のある年とか。


何としてお弘法大師に詫びようと、
ついに逆打ちをした衛門三郎の前に、弘法大師が現れた年です。



丙申のお猿さん。
カワイイ瞳で、私の家へ来てくれました!
「ようこそ (*'▽')」

2016年6月17日(金) ベルギーの白い蝶 

2016-06-17 | 季節の美と楽しみ

某年6月
ベルギー/フランダースにて。


散歩していると、爽やかな白い蝶。
光に透けて見える羽の美しさに見とれて、
思わずシャッターを切った…


日本ではエゾシロチョウか。
ベルギーでは、筋の黒さがちょっと強い感じ。

蝶を見た時ほどドキドキすることはない という
ヘルマン・ヘッセの言葉にシンパシーを感じます。