Kyoko AIHARA's Diary (Writer&Photographer) 相原恭子(作家&写真家)のブログ 

ヨーロッパ紀行、京都花街と着物、ビールとグルメなどをテーマに執筆、撮影、国内・海外での写真展や講演等。今日も良い日!

2021年7月29日(木)本と写真展の紹介記事をありがとうございました!

2021-07-29 | 京都花街
暑中お見舞い申し上げます
仕事柄、世界各国の世界遺産を取材することも多く、各地の世界遺産に接するたびに、
京都花街の文化は、世界遺産になってしかるべき、と以前から思っていました。
他にないライフスタイル(置屋で家族のように生活しながらしつけられ、芸を身に付け、礼儀作法なども日々の生活から学んで舞妓になり、芸妓に成長します)、歴史とともにはぐくまれた花街文化には、日本の芸、邦楽、美術工芸品、藝術や文化とも深くかかわり、今に生きています。

過日、ブログに書いた
新刊「舞妓さんの京都花街検定」(京都新聞)
著者インタビュー、紹介、広告などご案内を掲載していただき、ありがとうございます。
その内の何部かをスキャンしました。


京都新聞 朝刊 7月8日


「月刊 京都」7月号


スポニチ 6月21日



「醸界春秋」7月号


京都新聞 朝刊 6月27日


京都新聞 朝刊 6月28日

京都の花街文化に魅せられた私は、London / Carlton Books の依頼により、
自ら撮影した写真とともに英語で入稿し、
2000年4月に「Geisha ー A living tradition」というハードカバーの本としてロンドンからヨーロッパ各国、北米南米、オセアニア地域などで刊行されました。
すぐに、ハンガリー語、フランス語、ポーランド語にも翻訳されて、世界各国で刊行されています。

それ以来、日本語、英語、フランス語、ハンガリー語、ポーランド語、エストニア語で本(文・写真 相原恭子)が刊行されており、日本国内だけでなく、ヨーロッパ(スペイン、ハンガリー、エストニア)でも、写真展や講演会が、国際交流基金や日本大使館、友好協会などの主催で開催されています。

<著書リスト>
http://kyokoaihara.sakura.ne.jp/book.html


開催中の写真展会場の写真はここをクリック>:今年6月から11月21日までは、エストニアの首都タリンにて
「Adamson Eric Museum 」(エストニア国立美術館別館)で
「着物 ~ 相原恭子 芸舞妓さんの写真展」が開催中です!

<講演会リスト>
ここをクリック!


<スペイン 相原恭子講演会>
タイトル 「知っていそうで知らない日本文化」
~日本文化の豊かさ 京都花街 舞妓と芸妓の世界 
主催:国際交流基金/Japan Foundation
会期:2015年3月13日から3月26日
会場:スペイン七都市(グラナダ大学、セビリア大学、マラガ大学、サラゴサ大学、サンティアゴ・デ・コンポステーラ大学、カサ・アジア・バルセロナ、国際交流基金ホール・マドリード)
協力:在スペイン日本大使館、京セラ/スペイン、上記の会場
★各講演会場の写真は
ココをクリックclick★
<開催日時と場所>
第一回 2015年3月13日(金) 19:00~ サラゴサ大学 (サラゴサ)
第二回 2015年3月16日(月) 18:30~ カサ・アジア (バルセロナ)
第三回 2015年3月17日(火) 18:00~ グラナダ大学 (グラナダ)
第四回 2015年3月19日(木) 17:00~ マラガ大学 (マラガ)
  ⇒マラガ大学では17:00~ 在スペイン日本大使館 越川和彦特命全権大使(日西について講演されました。 19:00~ 相原恭子 講演
第五回 2015年3月20日(金) 17:00~ セビリア大学 (セビリア)
第六回 2015年3月23日(月) 19:00~ サンゲィアゴ・デ・コンポステーラ大学
第七回 2015年3月26日(木) 19:00~ 国際交流基金 (マドリード)
* 2015年3月25日(水)14:00~ 
マドリード日本大使館 越川和彦特命全権大使公邸にて
「ランチョン」を開催くださいました。ありがとうございました。
ーーー

<ハンガリー 講演会と写真展・着物展・着物ドレス展>
タイトル: 現代に生きる日本の心 ~着物との対話~
      芸舞妓さんの相原恭子写真展と著書についての講演会、
      相原恭子デザイン制作による着物ドレス展示、パーティー
ギャラリーの写真はここをクリック!
会場: ハンガリー共和国 首都ブダペスト
    「モホイ・ナジ芸術大学(MOME)] 付属「ギャラリー・ポントン」
     Moholy-Nagy University of Art and Design Budapest
会期: 2011年9月6日(火)~11日(日) 
 ⇒オープニングセレモニー: 9月6日(火) 17:00~ 会場にて
主催:モホイ・ナジ芸術大学、Sudy&Co.Ltd.
協賛:在ハンガリー日本大使館、Danubius Hotels
1500人余りの方々にご招待状をお送りし、ポスターも100枚市内に掲示し、オープニングセレモニーを開催。

★★★  ポントン・ギャラリー開設以来の最多入場者数(3500人余り)を記録!
相原恭子著書のハンガリー語阪「Gesak」を持って、訪ねて着てくださった方々多数で、著者もびっくりいたしました。

ーーー
<エストニア 講演会・写真展> 
タイトル: 現代に生きる日本の心 「着物との対話」 ~Japanese Culture Days~
  ★展示やオープニングの写真は ココをクリック★
主催: エストニア日本友好協会、在エストニア日本大使館 後援: KUMU (エストニア国立美術館)
写真展: 2011年9月15日(木)~10月7日(金) 
会場: 「ギャラリー・アトリウム」 (在エストニア日本大使館 一階)
オープニング・セレモニー : 9月15日(木) ギャラリー・アトリウム(Gallery Atrium)にて  ~Galerii Aatrium, Harju 6, 10130 Tallinn/Estonia~)
講演会:2011年9月17日(土) 
会場: 「エストニア国立美術館(Estonian National Art Museum)KuMu」
     ~Eesti Kunstimuuseum, Weizenbergi 34, Valge 1, 10027 Tallinn/Estonia~
→2011年は日本とエストニアが新たな外交20周年を記念する年でした。

ーーー
<京都>
「相原恭子写真展
トークショー&芸舞妓さんの舞 ”祇園小唄” 三味線と唄:相原恭子」
★京都駅前ポルタプラザの会場写真、芸舞妓の舞などの写真をご覧ください。
ココをクリック★

タイトル  「京都花街ふぁっしょん展 ~ 作家・写真家 相原恭子と共にぞろ歩く京都花街
写真撮影・監修: 相原恭子
主催: 京都駅前地下街ポルタ
会場: 京都駅前地下街「ポルタプラザ」
会期: 2011年4月28日~5月8日

⇒ 5月3日(火・祝日)、上七軒の芸舞妓さんを呼び、トークショーと
相原恭子の三味線と唄で、舞 「祇園小唄」の舞台。 来場の皆様との記念撮影もできました!
「京都花街」格子戸うらのお話会
~楽しい素顔のおしゃべり~開催 
第一部 13:00~13:40
第二部 15:00~15:40

などなど・・・
いろいろな方々が計画してくださって、私は感動しながら写真展、講演会
三味線(地方の芸妓さんが格好良くて、私も習い始めたのでした)も、なんでも熱心に取り組ませていただきました。
たくさん学ぶことができて、本当に感謝しています。

皆さま、本当にありがとうございます(^^♪




2020年8月1日(土曜日) 今日は八朔 ・・・芸妓さんたちの「うちあけ話」

2020-08-01 | 京都花街
淡交社さんから刊行
「京都花街 舞妓と芸妓のうちあけ話」


日本だけでなく、海外でもヨーロッパを中心にたくさんの方々(ミュージシャン、音楽家、星付きレストランのシェフ、ブラウマイスター、ワイン醸造家、ミュージアム関係、観光関係などなど)との興味深い出会いがあったし、今もありますが、
大正生まれの芸妓さんたち(おおきいねえさん)たちとの出会いは忘れがたいです。
相原恭子の知らない世界・・・だったのかもしれません。なるほどと思うお話多数。
それを書いたのはこの本でした。

私とは別の世界に生きた人達ですが、その心意気、生き方から、エネルギーをもらって勇気づけられた気持ちがします。

碧雲荘(野村別邸)の近くに旦那さんに家を建ててもらって暮らした芸妓さん。
水曜と土曜に旦那さんが訪ねてくるので、近所の人たちが「水道屋さん」と旦那さんにニックネームを付けたとか。おおらかです!明るい。

結婚したものの、夫の浮気(相手は素人!)に悩まされた一本気な芸妓さん。
もちろん昭和生まれで今も現役の方々も多数登場くださいました。

皆さんに出会えたこと、感謝しています。「嬉しおす!」

淡交社さんのオンラインショップ




2020年7月22日(水)Kimono 着物 きもの キモノ 

2020-07-21 | 京都花街
東京国立博物館
特別展「きもの KIMONO」
2020年6月30日(火)~8月23日(日)

いいですねー。着物(*‘∀‘)

20年以上も前に「京都花街」と出会い、その著作を今も続けております。
年末には新刊も刊行される予定です。

着物熱が常に高まっている私。
ヨーロッパの旅、日本の旅、文化、音楽、芸術(絵画、工芸品、書道)などなど興味が尽きない私。
着物熱も今も続き、着物収集が止まりません。

京都やその他の花街の皆さんとの出会いから、着物について京都、金沢などなどの染織関係、各地の呉服屋さん、花街の方がらを学び、十日町、奄美大島、沖縄の芭蕉布(芭蕉を育てて糸を紡ぎ、織る)などの専門家の方々と知り合い、見聞を広めました。

「着物が好きならあげるわ」という方々から着物や帯をいただいたりして、コレクションもずっと続いています。
素晴らしい工芸品としての技術が結集された着物には魅了されますね。

私の着物熱から執筆撮影した本
「京都花街 ファッションの美と心」(淡交社)です。
文学に現れた着物、舞妓と芸妓の世界に今も生きる日本ならではの着物(古来の町家の女性たちのファッションにも通じます)、染織家の方々のインタビュー、都をどりの着物(田畑喜八先生や西陣で手織りする舞妓の帯など)、様々な出会いを通してこの本が完成しました。

単行本も、電子版(Eブック)もあります。


たとえば
「紀伊国屋書店」さん
「「京都花街 ファッションの美と心」(淡交社)
アマゾンなどでも販売中。
日本各地の図書館にもあります。
オーストラリアやヨーロッパの図書館、大学にも著書の私の何冊かが収蔵されています。

スペイン各地、ハンガリー(ブダペスト)、エストニア(タリン)などヨーロッパ各地での着物についての相原恭子講演・写真展のいくつかの画像です。

ハンガリーのプレス
「Rolling in Budapest] のネット記事
【KYOKO AIHARA EXHIBITION SHOWN THROUGH THE EYES OF A JAPANESE PERSON OF THE SECRET HISTORY OF A VANISHING WORLD IN THE 21ST. CENTURY】


講演・講座の一部をHPに掲載しています

ご覧いただければ嬉しいです。



2017年11月20日(月)  「京都花街 もてなしの技術」

2017-11-20 | 京都花街
今年に入ってから、読者の方々から、
『「もてなし」いう視点は、はこの本で確かなものになったのではないか』、『「もてなし」は今やキーワード』、『興味深く読み返している…』などのご連絡をいただき、私もこの本を思い出した次第です。 
丹念に読んでいただきまして、ありがとうございます。


私の本「京都花街 もてなしの技術」(小学館/2005年5月20日 第一版 第一刷発行)。




 
今やどこもかしこも、ブームのように【おもてなし】という言葉満載ですが、
この本が出たころは、ほとんど耳にませんでした。
思えば、先駆け、でした。

20世紀(笑)から親しくさせてもうてる女将さんたちのお話は、京都やお茶屋についてはもちろんですが、
『さすが!』というような人生勉強になる深みのある言葉がたくさん出てきます!

第一章 京のお接待
1、接待を文化に高めている町
2、「ぶぶづけ」の伝説と京都のおもてなし
3、京都にある五つの花街

第二章 お茶屋遊び入門
1、一見さんお断り
2、一見さんお断りの暖簾をくぐるには
3、お茶屋遊びは高いか安いか
4、予算・プログラムはお茶屋に相談する

第三章 大人のもてなされ術
1、いざ、お茶屋さんへ
2、お茶屋さんとの接し方
3、素直な気持ちで気長に楽しむ
4、お茶屋で接待

第四章 京都の花街をいとなむ人々
女将 おかあさん
・人を育てる 祇園甲部「つる居」女将 中村泰子さん
・人の輪は人の和 祇園甲部 「京屋」女将 吉田てる子さん
・躾とは身を美しくすること 上七軒「中里」女将 中村泰子さん
・修業の第一歩は見て学ぶ 先斗町「井雪」女将 中西超子さん

第五章 京の花街に集う人々
馴染み客
・京都の精神性 吉忠(株)代表取締役社長 吉田忠嗣さん
・大旦那さんのもてなされ術 御用蕎麦司本家「尾張屋」会長 稲岡宗傳さん
・最高のお接待は京都に (株)ステージ代表取締役 毛利隆文さん


京都のお馴染みのお客さんたち(何代にもわたって花街とお付き合いなさっています)の
花街での遊び方や思い入れも。


<呟き➡>この本の後に、私のこの本を下敷きにしたような本が出たそうで、ご心配くださった京都の学生さんたちや、多数の読者の方々やから、『(相原さんの)著作権はどうなるのか?』と何度も好意的なご連絡いただき、ありがとうございました。


2017年4月10日(月)/  「相原恭子写真展」 4月23日(日)~5月7日(日)

2017-04-10 | 京都花街
<相原恭子 写真展>
~京都 舞妓さんの 奥座敷~

ビールレストラン「驛の食卓」 の1F&階段壁面に展示予定。
レストランのオープン時間にご覧いただけます。(#^^#)

***
ハンガリー「モホイナジ芸術大学 ~ポントンギャラリー~」
エストニア日本大使館1F「ギャラリー アトリウム
エストニア「KUMU(国立美術館)」
スペイン7都市の大学講堂など
(グラナダ大学、サンティアゴ大学、サラゴサ大学、マラガ大学、セビリア大学、バルセロナ/カサ・アジア、マドリード/国際交流基金講堂)に於ける
「相原恭子 写真展・講演会」にて展示または公開した写真も今回展示いたします。
***





2017年4月8日(土) 朝日新聞 夕刊 Around Tokyo
(*‘∀‘) 



2016年9月22日(木・祝) 割れしのぶとおふくの舞妓さん

2016-09-22 | 京都花街
私が京都花街と ”出会ったばかりのころ” 撮影した
舞妓さんの後姿

好きな一枚です。




後ろからファインダーをのぞく私に、
話しながら歩く自然な舞妓さん二人の表情が伝わってきました。



向かって
右側の舞妓さんが割れしのぶに髪を結い、
左側の舞妓さんがおふくに髪を結っています。

後姿を見たけで、
左側の舞妓さんが「おねえさん」、「先輩」であることがすぐにわかります。

花街に出会ったばかりの頃は、そういうことにも感動したものです。


今は、町の人は誰でも、年齢を問わず、キャリアも問わず
好みにより、服装も髪形も自由に決めますが、
日本の伝統的なファッションを受け継ぐ芸妓さん、舞妓さんは、「時の花」といいますか、
年齢やキャリアに即したものが、「似あうもの」、「その人を美しく見せるもの」という認識があります。

そんな観点から、日本の文学(樋口一葉、吉井勇など)や芸術に現れた着物ファッションもひも解き、
お友達の芸妓さんや、舞妓さんはもちろん
長い間親しくしている置屋のおかあさん、お茶屋のおかみさんたちの
実際のお話を基に、(まさにフィールドワークどす)
着物ファッションにかかわる
西陣、京友禅、髪結いさんの方々からもたくさんお話を聞き、取材し、”考察”したのが、

「京都花街 ファッションの美と心」(淡交社)
です。
→(自分でも好きな一冊どす)



2016年8月2日(火) 今年11月 紅葉狩り&舞妓さん芸妓さんと雅なお座敷

2016-08-02 | 京都花街
「秋の京都ツアー」

京都祇園のお茶屋さんで舞妓さん・芸妓さんと宴会
さらに、「湖東三山」と京都「永観堂」や「嵯峨野」をめぐる旅


今年11月29日(火)~12月1日(木)<2泊3日>
お馴染みになった、スペシャルな旅








(株)朝日旅行さん(Tel 03-6858-9822)主催で、
私(講師)のほかに、添乗員さん、ガイドさん付のツアーです。すでに、リピーターさん他、かなりお申し込みがあるそうで、皆さんとの旅、楽しみに! 

2016年4月26日(火)/5月30日(月)から4夜連続 NHKラジオ 深夜便 「ないとエッセー」

2016-04-26 | 京都花街
来月5月30日(月)から6月2日(木)まで
4夜連続 午後11:00過ぎ頃から放送予定


NHKラジオ第一
「ラジオ深夜便」

ないとエッセー 相原恭子


京都 舞妓に学ぶ 人間関係の極意>

♥♥♥
4日間(4回)違った角度から、お話します!
聞いとくれやしたら、嬉しおす・・・


一昨年放送 ラジオ深夜便 <明日への言葉 ~私の心をとらえたドイツの魅力・京都の魅力>に続き、

2000年(平成12年)に、私の最初の京都花街に関する著書(英語)が刊行される以前から、
今も、ずっと続く 
京都花街のおかあさん、芸妓さん、舞妓さんたちとの出会い、そして長いおつきあいの中で
感じたこと、学んだこと、様々なことをお話します


2000年「Geisha - A living tradition」 (Carlton Boos London、 Text & Original Photography by Kyoko AIHARA) が、
日本人が日本の花街について英語で書く、最初のレファレンスブックとして、
ヨーロッパ、北米、南米、アジア、オセアニアなど世界各国のテリトリーで、初版が刊行され、
すぐに、フランス語、ハンガリー語、ポーランド語の翻訳版もそれぞれ刊行されました。
海のものとも山のものともつかないし、取材費もすべて自前・・・という状況でしたが、
「乗りかけた舟」と思って、ただ熱心に取り組んだ一冊の著書が、予期せぬ展開を見せ、自分自身、本当にびっくりしました。
(未だに、英国からは印税については不可解な連絡が何度かあったきりで、英語以外の言語の本についても、版元からは連絡もないままですが、読者の方々からのメールなどで知るに至りました。日本の出版社社さんは、本当にきちんと対応してくださいますが、英国は違うのかしら…と驚くばかり)

さてその後、2001年から日本で、、
「京都 舞妓と芸妓の奥座敷」(文春新書)
「未知の京都 舞妓と芸妓」(弘文堂)
「京都花街 もてなしの技術」(小学館)
「京都花街 ファッションの美と心」(淡交社)
「京都花街 舞妓と芸妓のうちあけ話」(淡交社)
「京都花街 歴史をつくった奥座敷」(NHK~知る楽~ 4回シリーズでEテレに出演の際のテキスト)
「舞妓さんマナー集」(山海堂)
「舞妓さんのお道具帖」(山海堂)
などの単行本や、その他、国内外の新聞・雑誌・ネットマガジンなどに記事を書かせていただきました。


今でこそ、「舞妓」「芸妓」「芸者」「花街」「おもてなし」「奥座敷」「(花街は)日本が凝縮した世界」という言葉が、
あちこちで聞かれ、流行っていますが
「Geisha - A living tradition」「京都花街 もてなしの技術」や「京都 舞妓と芸妓の奥座敷」が出た
10年~16年以上前は、まだ、新しい言葉でした。

様々な分野の方々から、
(先陣を切って刊行されたのは)「早過ぎた!」とか、
「後から似た内容の本が出ている!」などど
読者の方々からメールが届いたり、友人・知人から連絡があったりして、
どうしたものか悩んだこともありましたが、
自分の本が先に出た書籍として残るわけで、「さきがけ」であったことは。
嬉しいことであり、やりがいのあることであります。

花街の皆さま、出版社・メディアの皆さま、支援してくださる皆さまに…、今も、心より感謝しています。


2015年10月24日(土) 講演会 「舞妓ファッションの美と心」

2015-10-23 | 京都花街
http://www2.tamabi.ac.jp/geigaku/20151019-21c/

***多摩美術大学さんのHPより***

<2015年度 21世紀文化論 第6回講座> 


京都 舞妓ファッションの美と心」
~現代に生きる日本人の美意識を探る~


講師:相原恭子氏(作家・写真家)
日時:10月24日(土)13時開場/13時半開演
会場:多摩美術大学八王子キャンパス レクチャーホールBホール
入場無料・事前予約無し(満員の場合には入場をお断りする場合がございます。)
お問合せ:芸術学科研究室 (TEL:042-679-5627)

2014年3月13日(木) 4月号・月刊「京都」 巻頭エッセイ ~京都と国際交流~

2014-03-13 | 京都花街
2014年4月号 月刊「京都」
巻頭エッセイ ~京を創る人々~
<京都と国際交流> 
 作家・写真家 相原恭子 
  各地での講演会や、レセプション、展覧会などの写真とともに、寄稿させていただきました。
 
 英国からの執筆+撮影依頼で、京都花街と出会い、
 刊行された英語の本「Geisha」(初版2000年4月)により、
 海外各地で、たくさんの読者と出会いました。

  それがきっかけで、京都花街を、日本文化を、
  ヨーロッパで紹介すべく、写真展、講演会をするようになり…


 ♥ 機会がありましたら、どうぞご覧くださいね。





2012年11月1日(木) 上七軒歌舞会 和楽器を宮城県の中学校へ寄贈

2012-11-01 | 京都花街
2012年11月1日(木) 讀賣新聞 朝刊

京都最古の花街『上七軒』。
芸妓・舞妓たちの歌舞会が、公演で集めた義捐金で、
宮城県山元町の町立山下中学に、
和楽器(太鼓、大鼓、小鼓、横笛)計8点を寄贈。

芸妓の「尚そめ」さん、舞妓の「さと龍」ちゃんが、
中学を訪問。


尚そめさんが、仕込みさんだった頃、
さと龍ちゃんが、初めて割れしのぶを結った日を、
思い出します。

二人とも、益々綺麗にならはって、
傍目にも嬉しおすねえ!

中学生の皆さん、和の音を楽しんで欲しいですね。





2012年9月25日(火) 讀賣新聞書評 「京都花街 舞妓と芸妓のうちあけ話」

2012-09-25 | 京都花街
Facebook に投稿が続いてしまい、
ブログはしばしご無沙汰してしまいました。
すみません!

2012年9月9日(日)朝刊  
「讀賣新聞」掲載
私の著書
「京都花街 舞妓と芸妓のうちあけ話」(淡交社)
書評です。

(今年4・5月には、朝日新聞、産経新聞、毎日新聞、京都新聞などに、多数紹介記事や書評が掲載されましたが、秋になっても、再度、ご紹介いただくことになり、嬉しおす!)

 → この記事を読まれた方から、ドイツ政府観光局に勤務中に英語の「Geisha」という本を撮影・執筆したのか?との質問がありましたので、一言。勤務していたのは1993年12月迄で、1999年には既に何冊も本が出ており、それを見た英国の出版社から依頼があったわけです。


2012年5月7日(月) 「逢状」掛けてしまいました・・・!

2012-05-07 | 京都花街

「逢状」掛けてしまいました!



気分は、贔屓の芸妓さんをお座敷へ呼ぶ、昔の旦那さんどっしゃろか。

桃子さんねえさんは、うちの本、
「京都花街 舞妓と芸妓のうちあけ話」(淡交社)の最初に登場しはります。


祇園町界隈を一緒に散歩して、
XXでお茶飲んで、ねえさんのお家へ寄せてもろうたりして、
着物の話や、三味線の話、舞台の話・・・ 
ぎょうさん、うちにしゃべってくれはりました。
結婚や恋の話もありましたねぇ。


ねえさんは、一緒に出かけると、いつもおごってくれはりました。
着物もくれはりました。

地方の名手「豆力」さんねえさんの撥袋もくれはりました。
うちの宝物どす。

(その撥袋の写真は、うちの著書に掲載したんどっせ。)

豆力さんは、
吉田首相など政界や財界に
ご贔屓がぎょうさんおいやした
有名なお人だったそうどす。