1月ももう6日も過ぎたのですね。
現場の状況です。
朝は、昨年末にお引渡しさせていただいた物件の左官補修立会いにいって来ました。この階段、いいでしょ。造園屋さんと私で考えました。ここにコンクリートの階段じゃ面白くないので、ブロックを階段状に組んでもらい、その上に木の階段を造りました。 施工も私です。ミソは、ブロック横にアンカーで木を打ちつけ、それに天板を固定したところですね。そうすることで、がたつきをなくしさらに施工スピードも上げています。
大垣 林町の現場です。大工さんに階段を造ってもらっています。
タマゴグミは既製品の階段は使いません。Jパネルという杉の三層パネルを利用して造っています。こういうところを見ると大工さんの凄さを感じます。
材料を無駄にせずなおかつあがりやすく施工しています。また、壁から少し隙間を空けて床鳴りがしにくいようにと工夫されています。
ここの担当している大工さんは若い方なのですが、墨つけや刻み(説明すると長くなるので今回は解説パスです)が出来る優秀な方です。
大垣のもうひとつの現場です。島田からの写真を拝借して載せました。 明日のコンクリート打ちのまえに、アンカーチェックを行ないました。
アンカーは指定されたピッチで入っているだけでは駄目なんです。土台のつなぎ目を考慮してその部分は余分に入っていなくてはいけません。
また、ホールダウンアンカーというものも、現場ごとに計算して設置していますので、それらのチェックをコンクリート打ちの前にチェックします。さらには鉄筋のかぶりが確保されているかもチェックします。
毎度毎度の説明ですが、タマゴグミは立ち上がり一体打ちを採用しています。ですので、型枠が浮いています。どうやって浮かしているかは企業秘密です。(見れば間単にわかりますが・・・)
強度が増すのも当然ですが、空気の抜けも減り、床下に空気を通す場合には最適な方法だからです。
岐阜の街中現場では珪藻土塗りが、日野の現場は杉床はりが行なわれています。
そして安八の現場では、
えっ?安八?? 実は自宅です。
お猫様用の台を設置しました。発注はさとこさん、施工は私です。写真の上の梁にのったネコさんが降りてこれずにニャーニャーうるさいので、降りるための台を作りました。
ところが・・・・ぜんぜん使ってくれません。 斜めに格好良く端っこを切ったのに、 何でやねん。
こんな感じで現場は進んでいます。
ついでに、今日は春ころから着工する現場の調査で市役所に
羽島市役所です。坂倉順三先生の作品です。水面に浮かぶように建物を設置し、2階にメインのアプローチを持ってくる。そして棟を建てて階段を外に張り出している。元羽島市民の私としては、羽島の誇りになる建物だと思っています。
で。やっと本題です。
車の乗り入れのために歩道の切り下げについて聞いてきました。
対応いただいたのは土木管理課の若い女性。 施工する場所を伝えると
「あの場所はVS側溝が入っていればそのままでもいいですし、通常のU字なら側溝ふたの厚さを確認してください。アスファルト舗装は歩道用ですので、車道用にやりかえる必要があります。図面が出来たら事前に持ってきてくださると助かります。あと保車道ブロックのコーナーは600ですからそれを合わせて・・・・」
「はっ?」という顔をしていると、サッとカタログを持ってきて
「こういう形と、こういうかたちです。見分け方はここを見てください。」
は~凄いですね。土木出身の技術者ですか? と思わずたずねると、
「いえ、一般職です。住民課とかそういうところも回ります。ここにきて覚えたのです。」
いや~お役所レディ 侮れないわ。