天上山山頂のたぬき茶屋屋上の富士山展望所から降りました。登りは北側階段を使いましたが、降りは東側階段を利用しました。階段を下り切った所の縁側に、上図の紫陽花の群生が広がっていて見応えがありました。他の観光客も足を停めてスマホで撮影したりしていましたので、東側階段への縁側通路は割合に混みがちでした。
さて、ここらで一休みして、劇中で野クルの3人が食べていた団子でも食べますか・・・。
ということで、早速たぬき茶屋で購入してきました、たぬき団子と桃ジュースのセットでした。合わせて800円なり。
劇中で3人が飲んでいたジュースは抹茶ジュースのようですが、それは完売していたので、店員さんがすすめてくれた桃ジュースにしたのですが、味はこちらのほうが良いんじゃないかと思ったほど、美味しかったです。市販のピーチジュースと違って、桃そのものを味わっているような濃厚さでした。
たぬき団子、という名前ですが、タヌキではなくて富士山の絵が焼き付けてありました。これなら「富士山団子」のほうが相応しい名称では・・・?
味は、団子というより、大きなみたらしという感じでした。サイズが大きいので1個でも食べごたえがあり、3個も食べればもう満腹に近くなってしまいます。もうこれで昼飯になったな、と思いました。
なので、下山後にどこかで予定していた昼食は取り止めとし、濃厚な桃ジュースを少しずつ味わいつつ、霞む富士山をまったりと眺めました。至福のひとときでした。こういう時間は、個人的には幾らあっても足りない気がします。
なにしろ、一日中富士山を眺めていても飽きない性質ですから、出来たらここにテントを張ってキャンプしたいぐらいでした。以前に富士山西麓の朝霧高原ふもとっぱらキャンプ場で一泊してずうっと富士山を眺めて過ごしていた時の事を思い出しました。
当然ながら富士山をバックにしての記念の自撮りは欠かせません。こみあげる笑いを抑えるべく、口の両端に力をこめてなんとか表情を作りました。自分でも呆れるほどの富士山バカだなー、まったく。
広場の一角にあったタヌキとウサギのワンシーン。タヌキの火傷跡にカラシを塗り込むウサギ。効果的な報復とは、こうでなければいけませんね・・・。
困り顔のタヌキ。はて、これは何のシーンだったかな・・・? (続く)