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「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ゆるキャン△の聖地を行く3 その2  素晴らしきキャンプ場

2018年05月07日 | ゆるキャン△

 管理事務所の外壁に掛けてある、「ふもとっぱら」の手書き案内板です。アニメでは漢字で「麓」と書いていましたが、それは現地の地名でもあります。キャンプ場の所在地が、静岡県富士宮市麓156です。
 ふもとっぱらの公式サイトはこちら

 管理事務所にて、ゆるキャン△巡礼で来た旨を伝え、5月のGW直後の平日にキャンプ利用する予定があるので下見見学したい、入場料とかは必要ですか、と訊ねました。すると、30分以内の見学でしたら無料にしますので自由に見て行って下さい、という返事でした。車のナンバーを聞かれたので4ケタの番号を言うと、それをフック付きのカードに書き、「これをお車のドアとかに掛けて下さい」と渡してきました。

 聞けば、キャンプ場へは車で自由に入れて、車を停めた場所にテントを張って良いのだそうです。車で入って見学しても良いですよ、という返事でしたが、歩いて回りたい旨を伝え、車は駐車場に置いたままにして、キャンプ場の手書きマップを貰い、外に出ました。

 

 駐車場から東を見ると、御覧の通りの景色でした。右の建物は食堂で、風呂もあるそうです。

 

 広いなあ、広いぞ、と感動しつつ四囲を見回しました。平日だったためか、利用者もまばらで、テントも数えるほどしか見当たりませんでした。まさに、志摩リンがキャンプしていた状況に近かったです。

 

 食堂に隣接する屋外キッチン施設の内部です。炊事やバーベキューなどに使われるそうです。

 

 屋外キッチン施設を出ると、東に池があります。水面が静かになれば「逆さ富士」が映るそうですが、この日は風が強くて、水面はさざ波立っていました。

 

 ほぼ同じアングルの、アニメの第3話のシーンでは、各務原なでしこが志摩リンを探して池畔に来てターンしています。しかし、その場所が問題でした。

 

 各務原なでしこがターンした場所は、池の中の島なのでした。手前の細い丸太が橋代わりですが、細くて渡りにくそうでした。踏み外して池に落ちるのは避けたいので、なでしこちゃんの真似をしてターンをするのは止めておきました。

 

 うわあああ、ひろーーーい、と思わず声が出てしまいました。なんという景色でしょうか。志摩リンは「開放感すげえ」と呟きましたが、私にはそれ以上の感慨がありました。

 

 ふもとっぱら、という名前の響きが実感出来る、富士山西麓の雄大な広がりの眺めでした。天気も良くて気温も高く、絶好のキャンプ日和でしたが、利用客はまばらでした。いまの時期の平日はこんなものですよ、と管理事務所の係員も話していましたが、これが土日やGWとなれば、草原がテントの列で埋まって大混雑することも珍しくない、ということでした。

 

 アニメで志摩リンが富士山を眺めるシーンです。秋の描写なので、富士山の冠雪も広がっています。

 

 デジカメの望遠モードを使ってみました。素晴らしすぎて言葉がありません。

 

 こんな素晴らしいロケーションのキャンプ場が、このように閑散としていました。ものすごく勿体無いなあ、という思いと、この静かな雰囲気のままで良いんだ、という気持ちとが同時にわきあがりました。
 今まで奈良や京都を中心に色々なキャンプ場へ行き、それぞれの良い景色のある場所で感動してきましたが、今回のここは、それらを遥かに凌駕するスケールの景観でした。

 なにしろ、日本の最高峰たる富士山が、その秀麗なる山容を広げてキャンプ場の背景になっているのです。これ以上の凄い景色が他にあるのか、と心から感動しました。最高だよここは、5月のキャンプ地の一つは絶対ここに決まりだ、と思いました。

 

 何時間でも眺めていたい、日本最強最美の景観です。こんな所でキャンプが出来るとは素晴らしい・・・。こういう場所を舞台にしている「ゆるキャン△」というアニメは、物凄く贅沢なアニメ作品ではないか、と気付きました。

 

 ほぼ同じアングルで、アニメのワンシーンが早朝の景色を魅せてくれるわけです。各務原なでしこは、日の出の瞬間の富士山の雄大な影をまったりと眺めていたわけです。私も同じ瞬間を体験してみたいです。

 

 5月の巡礼計画での宿泊地の一つは、ここに決めました。京都から車で5時間以上かかるそうですが、頑張って安全運転で、再びここに来ます。天気が良いことを祈るばかりです。

 

 各務原なでしこと志摩リンの記念写真ですが、場所が場所だけに、背景が背景だけに、最高の一枚ではないかと思います。

 

 私も最高の一枚を撮っておこうと、記念に自撮りしました。もう嬉しくて嬉しくて、ずっと笑顔のままでした。記念写真向けに表情をきちんとしたくても、出来ませんでした。どうしても笑ってしまうのです。

 ともあれ、念願のふもとっぱらキャンプ場に、好天気下の静かな雰囲気、という絶妙のタイミングで来られたことを、天地神仏に感謝したいと思います。 大袈裟でなく、本当にそういう気持ちです。 (続く)

 


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