気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

伯爵高校 38(t)戦車(7号車)(樅の木と鉄の羽の魔女版) 完成です!!

2019年06月16日 | ガルパン模型制作記

 塗装前の組み立てを終えてから約1ヵ月後、快晴の日に他のキットと共にまとめて塗装を行いました。コミックではカラーページでの描写がまだ見られないために、作中車の車体色が分かりませんでした。

 ですが、登場する伯爵高校チームのパンツァージャケットの色が、第二次大戦中の史実のルーマニア軍服のそれに同じであるので、戦車の色も史実のルーマニア軍戦車のそれと同じであろうと仮定しました。
 第二次大戦中、ルーマニアは枢軸陣営に参戦してドイツ軍の戦車を調達し戦った経緯が知られており、戦車の車体色もドイツ軍のカラーのままが多かったとされています。スターデカールさんのルーマニア軍戦車一覧表を見ますと、ドイツ軍戦車の初期カラーであるグレー系統が一般的であるようです。

 そこで、最も色感が近い塗料として、ミスターカラーの37番RLM75グレーバイオレットを選び、それで上図のように吹き付け塗装しました。大洗グレーに近いカラーですが、やや明るめになります。ジャーマングレーにするという選択肢もあったのですが、伯爵高校チームの校章マークが黒っぽいので分かりにくくなるだろう、と考えて採りませんでした。
 なお、今回の38(t)戦車に続けて製作した3号車のⅢ号戦車N型も、同じ37番RLM75グレーバイオレットで塗装しています。

 

 転輪のゴム部分はポスカの黒で塗りました。10分ぐらいで楽に塗れました。

 

 車輪類を車体に取り付けました。起動輪および誘導輪を先に取り付けてから、転輪をはめ込みます。転輪を先に付けてしまうと、起動輪および誘導輪がセット出来なくなるからです。

 

 ベルト式履帯をはめ込みました。やや遊びがありますので、難なくセット出来ました。

 

 別に塗っておいた車外装備品を取り付けました。いずれも金属部分は28番の黒鋼色で塗り、木製部分は43番のウッドブラウンで塗りました。車載機銃は28番の黒鋼色で塗りました。

 

 作中車の左フェンダー上の車外装備品類の配置は、コミックの描写では細部のアップが無くて大まかにしか捉えられませんでしたので、ドラゴンやタミヤのE/F型のキットのガイド図などを参考にして上図のように取り付けました。

 

 マフラーは、スターデカールさんのルーマニア軍戦車一覧表などにある38(t)戦車の着色図を参考にして42番のマガホニーで塗りました。

 

 以上で、塗装および塗装後の組み立てが完了しました。

 

 デカールは、モデルカステンのガルパンデカールセットVol.3に入っています。

 

 上図のように、伯爵高校の校章マークが4種のサイズで揃えてあります。

 

 作中では、砲塔左右にのみマークが見られます。車体にはついていないようです。それに合わせました。

 

 蝙蝠のマークがなかなか渋いです。赤、黄、青はルーマニアの縦三色旗を表しています。

 

 デカールの貼りつけが完了しました。

 

 側面観です。大洗女子学園カメさんチームの38(t)戦車とは少し違った雰囲気があります。あちらはB型ですが、こちらはE型の状態に仕上げてありますので、車外装備品などの状況が異なります。

 

 イタレリのキットもなかなかいい感じです。ドラゴンのキットに比べればパーツ数も少ないので、組み立てるのも楽でした。

 

 各所のパーツの一部はドラゴンキットの余りパーツのうちのE型用のパーツを転用しています。

 

 今回のキットのベルト式履帯パーツは、材質が硬めでしたが、曲がることは曲がるので、上図のように一応はめ込みました。上半分がやや浮き気味ですが、接着して固めることはやりませんでした。

 

 以上で、伯爵高校チームの38(t)戦車がコミック「樅の木と鉄の羽の魔女」仕様にて完成しました。五十嵐先輩が指揮する7号車として再現しました。製作期間は、2019年4月19日から4月28日までと、6月2日から3日まででした。他のキットと並行して製作していた時期もあったので、塗装をまとめて6月に実施しました。

 今回はイタレリのキットを使用しましたが、以前にドラゴンのG型のキットでカメさんチームの車輌を作った際の苦闘に比べると、驚くほどに簡単に作れて所要時間も短かったです。パーツ数が少ないのが良かったですが、作中車の再現に際しては不足するパーツもあったりで、ドラゴンのG型のキットの余りパーツのお世話になりました。全体としては組み立て易いキットでしたので、ガルパン仕様への追加工作も最低限で済みました。

 従来、ガルパンのアニメおよびコミックに登場する38(t)戦車は、ずっと車体戦闘室前面に段差があるB型のみが出ていましたが、コミック「樅の木と鉄の羽の魔女」では、今回のE型と推定される7号車の他、初期のA型も登場しており、はじめてバリエーション展開がなされています。
 それで模型的にも各型を作る楽しみが広がってゆくことになりますが、今後はおそらく他の戦車でも同様の成り行きがあるのではないかと予想されます。果たして、どうでしょうか。

 


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