気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く33 その16 「フェレット装甲車です!!」

2020年01月11日 | 大洗巡礼記

 商店街会場の髭釜エリアには幾つかの出店や展示が出されていましたが、なかでも人気があって人だかりがしていたのが、上図の軍用車輌の展示でした。大きなタイヤが印象的な、装甲車の一種であるようです。

 

 子供たちを順番に乗せてあげるサービスもやっていました。それを親が大喜びで撮影したりしていました。この車も大阪のナンバーが付いているので、個人所有で公道も走れるようです。どうやって車検通すんでしょうか。大洗までの道中はさぞかし目立ったのではないでしょうか・・・・。

 

 解説板によると、戦後の1949年にイギリス軍が開発した装輪装甲車であり、一般にはフェレット偵察車と呼ばれたそうです。第二次大戦中に使用されていたダイムラー偵察車(ダイムラー・ディンゴ)の後継車輌にあたり、約4400輌が生産されています。
 展示車輌はその3273輌目として1963年に製造されたものです。

 

 車体前面に装備されている各種の工具類が、戦車のそれと殆ど変らないので、模型的にも非常に参考になります。
 しばらく見ていて、「あー、星野さん、ここでしたか」と背後から声をかけられました。振り返ると、旧知のガルパンモデラー仲間のKさんの笑顔がありました。今回の大洗行きに際してツイッターで連絡を取り合っていたひとりでした。

「ああ、Kさん。ほぼ一年ぶりですな・・・名古屋で会って以来ですか・・・」
 握手しつつ、相手は「ここでは、ほぼ3年ぶりですねえ」と返してきました。
「もう、そんなに経ちましたか・・・・。(大洗での前回の邂逅の記事はこちら)」
「いやー、年月はあっという間ですな。この冬に大阪に戻ることになりましてん」
「異動大変でしたね。・・・戻る、いうと茨木へ?」
「いえ、今度は島本なんですよ・・・」
「ああ、府境の」
「ええ、星野さんも京都市でしょ、これからは近所になりますよ・・・」

 それまでは埼玉県の戸田市、千葉県の市川市で勤務していたというKさんは、だからここ2、3年はあんこう祭にもやってきていたのでした。今回、私が初めて行くということで、では現地で会いましょう、と連絡してあったのでした。

 

 それからはフェレット装甲車を二人で見物しました。
「この車は毎回来てるんですよ星野さん・・・」
「そのようですね。海楽の時にも来ていたんですかね?」
「いや、海楽には来てへんかったと思う・・・。自分は今年の海楽は行ってへんから分かんないけど」
「私は今年の海楽は行ったけど、ミリタリー車輌の展示はウイリスジープとバイクしか見てないなあ」
「そうでっか・・・」 

 

 「しかし、実物なんて日本じゃなかなか見られへんねんで、こういうイベントの時にこうして見せてもらえるってのはほんま有り難いことですねえ」
「そうですね。私はあんこう祭も初めてやから、見るもん食べるもんが大体初めてになる」
「忙しいこってすなあ・・・」
「いや、そうでもねえんで。見たいもの選んで絞ってるから、あちこち慌てて移動する必要もないのな」
「それは言えますな。大洗で普段色々見てたらね、大体分かりますもんね・・・」
「ところで、この装甲車なんですが、こういうのどう見ますかね?」
「いやあ、自分は星野さんと違って模型も大雑把に作るほうなんで、こうして実物見ても、ああこんなもんか、ってな感じでね、模型に生かすというまでには至らないんで」
「そうですか」

 

 そのうちにダージリンのレイヤーさんが来てスタンバイし、ポーズをとってカメラの列に応えていました。
「今年もダー様が多いねえ・・・」
「何人か見かけたん?私は4人見たんですが・・・」
「えっ、星野さん4人も見かけてんですか。けっこうあちこち回ってるんと違いますか?」
「さっきまで埠頭のほうとマリンタワーの本会場におったんで・・・」
「道理で。自分はこれから行くんですわ」
「トークショーには?」
「いやそれは星野さんと同じで、あんまり興味あらへん。ホビーショー会場行ってモデルカステンのデカールセット買わんとあかんのですわ」
「ははは、こっちも同じです。既に買ってきておりますんで・・・」
「おーっ、10枚ぐらいあるやん、ようけ買いましたな、流石ですなあ・・」
「いや、これは殆ど頼まれ物なんで・・・。モケジョさんたちとか」
「あー、そうですか」

 

 埠頭会場のミニミニホビーショーへ向かうKさんとは、後日の京都での再会を約して、握手して別れました。その後は髭釜エリアの端まで行ってきらめき通りとの交差点で折り返しました。会場はそこまでであったからです。

 

 マリンタワー本会場ではトークショーが開催されている時間帯ですが、商店街会場の人の流れが途絶える様子はなく、むしろ局地的にはこちらも賑わっている状態でした。

 

 髭釜エリアの南端にあたる旧水浜線大貫停車場跡の北側の駐車場にもミリタリー系の展示があり、レイヤーさんも何人か居て賑わっていました。米軍のジープやバイクが置いてあったと思いますが、写真を撮り忘れました。レイヤーさんはケイ、メグミ、島田愛里寿、児玉理事長、役人の5人が居て、直後にオレンジペコとローズヒップの2人が加わっていましたから、道行く人々がカメラを構えだして次第に人だかりが出来ていました。

 

 今度は曲松へ向かうことにして、道を引き返しました。ツチヤのパネルが立つ豊年屋機工部さんの店先です。

 

 フェレット装甲車の展示には、まだダー様が陣取っていました。撮影者の数もあんまり減っていませんでした。やっぱり人気キャラクターなので、レイヤーさんもあちこちの展示に引っ張りだこなのでしょう。

 

 よく考えたらこれはイギリスの車輌でした。ダー様が一番似合っていて絵になるわけです。チャーチル歩兵戦車の実物があれば最高なんですけどね、無理ですね・・・。

 

 近くのお店の中に、そのチャーチル歩兵戦車みたいなデザインのパネルが置いてありました。両側にねこにゃーと秋山淳五郎のパネルが立っている理由がよく分からなかったのですが、戦車そのものもよく見たらチャーチル歩兵戦車とは違うようでした。
 ですが、私は戦車には詳しくない素人ですので、何の戦車であるかは分かりませんでした。  (続く)

 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 愛媛ケバブハイスクール ル... | トップ | 愛媛ケバブハイスクール ル... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
最後の画像の戦車 (吉野直也)
2020-01-12 22:20:20
こんばんは、淳五郎さんとねこにゃーさんと一緒に写っている戦車ですが
現在ドイツ軍(他にも何カ国か)で使用されているレオパルドⅡ主力戦車です
それにしても何故に・・・ドイツだけに黒森峰繋がりなのか。

横からお邪魔いたしました m_ _m
返信する
Re. 最後の画像の戦車 (ホシノ)
2020-01-12 22:42:27
おお、レオパルドⅡという戦車なのですね。
調べてみたら、現代の戦車だったんですね。道理で当方には全然分かりませんでした・・・。

ご教示いただき有難うございました。今後も拙ブログをお楽しみ下さい。
返信する

大洗巡礼記」カテゴリの最新記事