ガルパンギャラリーに行きました。最近はギャラリーというよりショップとしての色彩が濃くなっていますが、ガルパン公式および大洗町のガルパン関連商品販売の中心拠点である点はもとから変わっていません。見学よりも買物を目的にやってくる人が増えている状況を、そのまま反映しているのでしょう。
現に、今回も、ギャラリーの見学者よりも販売コーナーを回っている買物客のほうが格段に多かったです。
なので、ショーウインドーに陳列される品々も、現行販売品ばかりです。
なので、ディスプレイとみられる一番くじのフィギュアを、商品と勘違いしてレジに持っていく人が居ました。見分けがつかないのでしょうね。
このあたりは、あんまり展示内容が変わっていません。
プラモデルのジオラマ展示は、開設当初からのケース陳列がそのまま維持されているようです。
個人的には、これが好きでしたね。一年なめんな、なめんな!の台詞が良い響きでしたから。
ですが、ガルパンプラモのモデラーに多くの影響を与えたのが、この作品でしょう。真似して自身なりに同じジオラマを製作している方が何人もおられますね。
ギャラリー内の展示品の大半が、各宿泊施設のガルパンプラン特典品、イベント時の各店舗の限定配付品などで占められています。以前より数は減らされているようなので、全体的に迫力がありません。昔はもっとボリュームがあって、「世界よ、これがガルパンの品々だ」感が濃厚であったのですが・・・。
公式や協賛の品々のショールーム、というのが実態に近いですね。下手な博物館や三流の美術館に通じる雰囲気がただようのは仕方がありません。オリジナリティ溢れる創造品や芸術品が無いのですから、ただの企業の製品陳列と大差がありません。
今なお増え続けている公式ガルパン缶バッジの全てを網羅するには、既にケースが小さすぎました。収容しきれなくなってからもう二、三年が経過しているはずですので、ここに展示されていない品も相当な数に登るでしょう。
パネルはココスのキャンペーン時のものが並びます。ココスでいつまでも展示しているわけにいきませんから、最終的にこちらに引き取ったという感じが漂います。特定の協賛企業の関連品が相当のスペースを占めるギャラリーというのも、あまり見られませんので、その意味では珍しいと言えるかもしれません。
ですが、ガルパンのコラボパネルというのはかなりの種類、数があったはずなので、それぞれのパネルを一つずつ並べたほうが、見る側としてはもっと楽しめることでしょう。 (続く)