バスターミナルにある路線図です。倉吉市の地図としても利用出来ます。主な観光施設などがわかりやすく表示されており、バス路線を見てゆくと移動ルートの概要が把握出来ます。
倉吉市は、南側の打吹山と小鴨川に囲まれた旧市街、日本海へ直線的に注ぐ天神川の東側にJR倉吉駅を軸として発展した新市街とに大別されます。一般的には南側の旧市街が倉吉市の範囲と思われているようですが、実際の市域はもっと広く、関金町を合併してからは更に広くなっています。
南側の旧市街と、その東側の新市街は小鴨川と天神川に囲まれる形です。倉吉市の公共施設はほとんど東側新市街の中心にあるスクエアパークにあり、市役所は南側の旧市街の南の打吹公園エリアに位置します。
そして、一般の観光客が訪れる古い町並みは、旧市街のほぼ大半を占めています。ひなビタイベントの実施エリアは打吹玉川地区の白壁土蔵群の範囲に絞られましたが、それでもキャラクターパネルの配置エリアは相当の広さに達し、パネルの設置場所が前もって分かっていたとしても、一通り回るのには時間がかかります。
倉吉駅の東隣にある物産品販売コーナー「駅ヨコプラザ」です。鳥取県の土産物や倉吉発の限定土産なども豊富に扱っています。町並みの赤瓦一号館などで買い忘れたり、買えなかった場合はこちらの「駅ヨコプラザ」で買えることがあります。
「駅ヨコプラザ」の西側には観光案内所があり、白壁土蔵群の観光案内所とほぼ同じ内容です。
駅周辺にパネルがあるようには思えませんでしたので、車で再び打吹玉川地区に戻りました。帰るにはまだ時間があったので、適当にぶらつきました。
町並みの中では、消火器も木箱に入れられて景観への配慮がなされます。景観保持に力を入れている各地の街並みでは、よく見かける処置です。
今まであまり行っていなかった、打吹公園通りの北側へ足を延ばしてみました。
ふと見かけた、惣菜店のお品書きです。多くが1個80円です。100円以下でこういう品が買えるところは、最近はあまり見かけなくなりました。雑穀のお握りも80円です。
ひなビタとのコラボ品もありました。お約束のちくわを用いた品ですが、店ごとに色々あるようです。こちらのちくわコロッケは、150円と高いほうですが、それ以前にどのような姿であるのかが想像もつきませんでした。
案内イラストは、公式のものです。商店街にてひなビタとのコラボ品を出しているお店にはこれが貼られてありますが、景観に配慮してサイズも小さくおさえています。重要伝統的建造物群保存地区の範囲の外でもこうした処置がなされているところに、地域住民の街並み保存への意識の高さがうかがえます。
ガルパンの大洗が、寄贈品やグッズまみれになって「ガルパンワールド」等と呼ばれているのとは対照的で、品格の高さすら漂います。
この日は、パン屋の「エルハイナー永田」は休業日でしたが、山形まり花のパネルはウインドーに貼り付けてありますので、外からもよく見えました。このあたりは大洗と同じですね。 (続く)