ステップ10から11までは、レジンパーツによるエンジンの組み立てです。今回の製作では対象外ですのでパスしました。
ステップ12および13では、車体の後部を組み立てます。エンジンフードは開状態にも作れますが、ここでは閉状態を選びました。要するにエンジンは見えなくなるわけで、今回エンジン部分の組み立てを省いたのもそのためでした。
なお、ステップ12にて、ナンバーのパーツ7cは、劇中車についていない可能性がありますので、今回は取り付けませんでした。
ステップ12で組み立てる車体後部のパーツ類です。
こちらのフェンダーの縁にも、ハンドルや金具などのモールドがありますが、劇中車に倣って全て削り取りました。
削ったら欠けてしまった箇所があり、後でパテなどで補修しました。
組み立ては、エンジンが無くても可能でした。箱組みなので、歪みやズレが出ないように注意しながら組み立てました。
ステップ13で組み立てるエンジンフード等のパーツ類です。
エンジンフードは閉状態で仕上げました。
だいぶ形が出来上がってまいりました。軍用車輌というより、大型のオープンカーみたいな雰囲気があります。
ステップ14では、車輪を組み立てます。私の製作においては、タイヤの装着も含めて塗装後に取り付ける予定です。
ステップ15では、車体回りの装備品を組み付けます。このうち、エッチングパーツの1PH、2PH、3PHおよび17G二個、機銃架関連の12c、14c、15cは不要です。劇中車には装備されていないからです。
車輪のパーツです。
組み立てて、塗装作業後まで保管しておきます。
ステップ15では、上図のガソリン缶と鶴嘴を取り付けます。鶴嘴は劇中車のシーンでは見えないのですが、車体前部のスコップやパール等の車外装備品が全てセットされているのが確認出来るため、同じ車外装備品の鶴嘴もセットされているものと見なしました。
この組み立て作業は、「ゆるキャン△」巡礼中の5月10日、富士山西麓の朝霧高原ふもとっぱらキャンプ場でのテント泊の夜中にやりました。ランタンの下でしたので、暗い写真になっています。
この時点では、次のステップまで組み立てを進める積りだったのですが、さすがに標高800メートル台の高地帯とあって夜の最低気温は3度まで下がり、作っているうちに凍えてきたので、プラモデルどころではなくなりました。焚火をたいて暖をとったり、お湯を沸かしてカップラーメンをすすり大蒜味噌スープを作って飲んで温まったりと、大忙しになり、それで疲れて眠りこんでしまったのでした。
なので、その次のステップに進んだのは、帰宅して数日後の休日でした。 (続く)