ステップ12では、履帯を組み立てます。車体への装着は塗装後に行います。
連結式のパーツはパチパチはめて繋ぐタイプで、接着剤不要です。量があるので大変そうにみえましたが、実際には指先でチョイと押し込んでパチッと繋ぐだけなので、難しくはありませんでした。
10枚ずつ繋いだものを20セットこしらえました。組み立てガイドでは、片側102枚連結とありますが、実際に組んでみますと102枚では足りず、104枚でやっと繋がることが判明しました。104枚ずつ繋いでも、パーツは8個余りますので、破損などに備えて十分な量がセットされているわけです。
とりあえず、104枚ずつ繋いで両方とも組み上がりました。接着していないので、自在に曲がります。
ちなみに、ソミュアS35の履帯には初期生産型の短ピッチ版と後期型の通常ピッチ版とが存在したそうです。前者の履帯は144枚、後者のは104枚だそうなので、ガルパンの劇中車は後期型であることが分かります。
ステップ13では、上部車体パーツの内側にハッチなどの部品を取り付けます。全て閉状態で接着固定しました。ピンバイスによる穴あけも、ガイドの指示にしたがって施しました。
ステップ13の作業前です。
前面内側にセットしたC24は、車体上下パーツ接合のための固定具の役目を果たします。
取り付けたパーツを外側から見た様子です。
ステップ14ではハッチ類を取り付けます。ステップ15ではエンジンカバーなどを取り付けます。そしてステップ16にて、車体上下パーツを貼り合わせます。
ステップ14で取り付けるハッチ類です。インテリアやエンジンのパーツが別に出ているかどうかは知りませんが、開状態にすることも出来るようです。
私の製作では、全て閉状態にして接着固定しました。
ステップ15に進みました。
全て取り付けました。エンジンカバーは、公式キットのエレール製品では車体パーツにて一体成型となっており、造形も大まかになっています。特にラジエーターグリルの表現に関してはタミヤ製品のほうが細かく出来ているようで、カバーハッチの枠と格子がきちんと別体にて表現されています。
ステップ16にて、上下の車体パーツを貼り合わせました。僅かな狂いも隙間もなく、ピッタリと合うところはタミヤらしいです。 (続く)