大洗駅に着きました。駅前では朝から工事が行われていました。昨日の祝日、今日の土曜日にずっと工事中というのは、それだけ工期がギリギリで差し迫っているからでしょうか。
南側では乗降場の歩道と屋根がほぼ完成状態になっていました。以前はロータリーに通じる導入路でタクシーが駐機列を作っていたりした場所です。
道路は周回路になるようです。駅前正面のターミナルとは区分されるような感じですが、一般車やタクシーの乗降場になるっぽい雰囲気です。
駅前にはバスの停留所が幾つか置かれるような雰囲気です。巡回バス、路線バス、臨時バスなどが余裕で入れる広さがあるようです。
このあたりは、もとは一般車の待機場だったところですが、今後はどうなるのでしょうか。この種の工事現場のどこかに、完成予定図が掲示してある筈なのですが、探しても見当たりませんでした。
工事現場の一角に、見慣れたあのオブジェが保管されていました。撤去されてしまったかと思っていましたが、新しい駅前においてもシンボルとして継続設置されるようです。
なにしろ、このアングルから撮ったりすると、おなじみの大洗駅前の景色に近くなるので、ホッとしてしまいます。
この日も駅から巡回バス「海遊号」に乗りました。以前の小型バスから大型路線バスに変わったようで、独特のラッピングも受け継いでいます。
曲松までは歩いても行けますが、私としては大洗の景色を色々楽しみたいので、祝町やアクアワールドや磯前神社などを回って曲松に向かうバス便にわざわざ乗っているわけです。
曲松で降車しました。朝も早いので、まだシャッターを閉めたままの店舗が殆どでした。
去りゆくバスを見送りつつも、商店街の異様なほどの静けさに少し驚きました。三連休の中日でこれです。天気も良くて気温も高めで、絶好の巡礼行楽日和でありますのに、昼までこの状態でした。新型肺炎流行による外出自粛の拡がりは、大洗にも及んでいるのだと実感出来ました。
カノウヤは朝から営業していましたが、地元住民の買物客もまばらで、女将さんものんびりと朝刊を広げておられました。それを見て私もまったりとした気分になりかけましたが、昨日からの寄託展示準備作業の続きをやらないといけませんので、のんびりしているわけにはいきませんでした。 (続く)