前回にサンダース大学付属高校チームのM151 MUTTを作ったのが楽しかったので、もう一回似たような装輪車輌を作ってみようと思いつきました。その時点ですぐに浮かんだのは、テレビシリーズの第5話にて、角谷杏生徒会長が乗っていた車輌でした。
これですね。ダイムラー斥候車の「ディンゴ」です。角谷杏が、サンダース大学付属高校チームとの試合前の挨拶から戻る際に乗っていました。
それで、最初は大洗女子学園チームの所有車輌かな、と思ったのですが、校章マークがついておらず、所属先も明白にされていません。戦車道試合会場での移動用車輌のようにみえます。ガルパン仲間のナガシマさんに意見を聞いてみたところ、どうも戦車道連盟の所属車輌っぽい、という考えで一致しました。
そこで、今回のレポートでは、タイトルにチーム名を冠しないことにしました。
ダイムラー斥候車「ディンゴ」のキットはミニアートやズベズダなど海外メーカーからも出ていますが、今回は模型店の店頭でよく見かけるタミヤのMMシリーズの18番のキットを使用しました。初期の製品ですが精度はそれなりにあって、値段もお手頃です。
中身もいたってシンプルです。数時間あれば作れそうな感じですが、実際に半日もかかりませんでした。
このキットはインテリアも再現出来ます。ステップ1で座席、ステップ2で運転席まわり、ステップ3で車体を組み立てていきます。
ステップ1で組み立てる座席のパーツです。
パパッと出来上がりました。
ステップ2で組み立てる運転席まわりのパーツです。
これもササッと組み立てました。まったくストレスを感じません。
数分でステップ3に進みました。
ここまで10分もかかっていません。形になるのも早く、前回のM151 MUTTよりも楽じゃないか、と思いましたが、実際にはその後に色々とガルパン仕様への変更点が出てきましたので、スラスラと進んだのはこのあたりまででした。
ステップ3の組み立てが終わった段階です。劇中シーンを見ると、どうも角谷杏は操縦席に居たような感じですので、珍しく自分でハンドルを操って運転していたのかもしれません。
そうであれば、砲手としての活躍しか描かれていない生徒会長ですが、実は戦車の操縦も出来るのかもしれません。出来るのにやらないで小山柚子に任せているだけなのかもしれません。 (続く)