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「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

カメさんチーム 38(t)戦車 作ります!! その9

2014年12月18日 | ガルパン模型制作記

 組み立て工程の最後は履帯を作りました。あとは塗装後に接着したり組み立てたりする予定なので、塗装するパーツを抜き出して整理しておきました。すべてインテリア関連のパーツです。


 塗装後に組み立てるパーツは、砲塔内の二つの座席です。C12およびD26にあたります。また砲塔前面株のパーツがC10、C11、C25とありますが、これは後で砲塔内部の塗装をする直前に接着しました。


 今回の制作では、車体を分割式とせず、車内部分を全て塗装したのちに車体を組み立てて接着する方法を選びました。そこで車内の塗装色を、劇中シーンを見ながら検討しました。
 実際の38(t)戦車の車内色は白がベースだったようですが、カメさんチームの搭乗車は、上画像のように暗い赤色が基調となっているようです。軍艦艦艇キットに長く親しんだせいもあり、どう見ても艦底色のように見えました。ガルパン仲間のN氏に電話して意見を聞いたところ、艦底色に近いという結論になったので、それでいくことに決めました。クレオスのミスターカラーの29番の艦底色を使用することになりました。
 ギアボックスや操縦桿は28番の黒鉄色とし、河嶋桃が肘をかけている無線機は16番の濃緑色としました。椅子のシート部分は赤っぽく見えますが、艦底色とあまり変わらない色を使うとメリハリにかけるので、オレンジに近いカラーに調色したものを試みに使ってみることにしました。


 上のワンシーンを参考にして、シャフトカバーは黒鉄色、砲弾ケースは濃緑色としました。主砲や機銃の砲身部分は黒鉄色、あとのパーツは室内色と同じであることが劇中でも確認出来ます。塗り分けも比較的楽に出来そうだな、と思いました。


 次の休みは天気が良かったので、窓を開けて塗装に取り掛かりました。車体内部および砲塔内部、組み立てるとインテリア空間に繋がるパーツの面などを29番の艦底色で吹き付け塗装しました。上画像では黒ずんで見えますが、実際にはもっと明るい色調で仕上がりました。


 続いてエンジンルーム全体を28番の黒鉄色で吹き、エンジン本体をさらに61番の焼鉄色で塗りました。ドラゴンキットのガイドにも、エンジンの塗装に関する指示がありませんので、自動車のエンジンの色を参考にして細部などをそれらしく塗り分けておきました。
 エンジンの塗装の際に、バッテリーの上には何もつけない、とのN氏のアドバイスにしたがって、バッテリーの上に被せてあったエッチングパーツの蓋を撤去しておきました。


 主砲の砲身上部や機銃本体、照準器も28番の黒鉄色で塗りました。劇中でもこれらの部分の色が確認出来ますので、それに合わせました。椅子や無線機も塗装しました。椅子は29番の艦底色、シートのみ艦底色にオレンジを混ぜた色で塗りました。無線機は16番の濃緑色、その保護フレームは艦底色で塗りました。


 砲弾ケースは16番の濃緑色で塗りました。


 砲塔内の天井にも砲弾ケースがひとつセットされていますので、これも同じように塗り、ペリスコープは劇中のと同じ黒鉄色で塗りました。砲塔内天井の砲弾ケースについては、劇中では存在を確認出来ませんが、私の制作においてはドラゴンキットガイドの指示にしたがって接着しています。


 エンジンフード内側の全てを28番の黒鉄色で塗りました。


 車内のシャフトカバー、変換器、操縦桿、前部機銃の本体などを28番の黒鉄色で塗りました。これらの配色は劇中のそれにならっています。


 車体前部のハッチから見えるギアボックスも、黒鉄色で塗りました。


 車内の全ての空間の塗装が完了した状態です。戦車の中というより、船の中の色彩に近いです。


 椅子、砲弾ケース、無線機を取り付けました。


 これでインテリア部分の組み立てと塗装が完了しました。


 無線機が意外に大きいです。ただでさえ狭い車内空間が余計に狭くなっています。この中にカメさんチームの三人が居てそれぞれの位置に着いていたわけです。


 左の椅子が角谷杏、右の席が小山柚子の席です。独特の形をした操縦桿も見えます。


 河嶋桃の居る空間を見ました。無線機と砲弾ケースに囲まれ、角谷杏の後ろでしゃがんで無線機に肘をかけていたシーンがリアルに思い出されます。劇中では、角谷杏と小山柚子の間に河嶋桃が身を乗り出しているシーンが何度かありますが、中央には無線機があるので、その上に乗っかったりしていたのでしょうか。


 車内の塗装が終わりましたので、次は車体上部パーツやエンジンフードなどを接着することになります。インテリアの全てを一覧出来るのは、この段階まででした。 (続く)

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