気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

あんこうチーム Ⅳ号戦車D型(リニューアル版) 作ります !!  その2

2018年12月13日 | ガルパン模型制作記

 今回のリニューアルキットは、ドラゴンのスマートキットの新規品でもあるので、バーツ数は最低限に抑えられています。組み立てガイドのステップも10までとなっていて、従来のドラゴン製品に慣れた眼には、これが同社キットかと思ってしまうほどの、取扱い易い内容になっています。ある意味、ガルパン公式キットとしても優品に数えられるのでは、と感じます。

 さて、ステップ1です。背面パネルや下部車体を組み立ててます。上部転輪なども組み付けますが、私の製作においては塗装後に取り付ける予定です。

 

 今回のリニューアルキットのウリのひとつが、パーツの精度の良さ、合いの良さです。もともとドラゴン製品は精度が良くてパーツ合わせの際のズレもあまり生じませんが、今回の製品ではさらに磨きがかかっている感じを受けました。新規開発品だけに、全てのパーツが綺麗にきっちりと合わさります。これだけでも、今回のキットを作ってみる甲斐があるというものです。
 御覧のように小さなパーツでもしっかり造形されており、その切り出しに際しても負担が少なくて済むような配慮がなされています。タミヤの扱い易さとは別種の扱い易さが実現されています。

 

 気楽にさらっと組めました。この気楽さを、個人的には長い事忘れていた気がしました。

 

 一気に調子が出てきて、ドンドン作業が進みました。ガイド図を見ながら次のパーツ群を切り出して並べ、仮組みもやってチェックしました。

 

 ステップ1において、ちょっと迷ったのが上図のパーツA47およびA48の取り付け位置でした。ガイドの図の通りにするとうまくはまらず、色々試して、上図のような状態におさまることが分かりました。
 ガルパンアハトゥンクの公式設定図にも、同箇所が明瞭に分かるアングル図が無いため、従来のドラゴンのⅣ号戦車系列の他キットの図も参考にして、上図の取り付け状態に落ち着いた次第です。

 

 また、ガルパン仕様への修正点が一つありました。上図の背面パネルに取り付けたパーツA23の給油口キャップの向きを、赤円内に示すように横向きにしました。ガイド図では縦向きになっています。

 

 ステップ2では、足回りを組み上げます。転輪類は、塗装後に取り付ける予定ですので、ここでは組み付けません。

 

 転輪のパーツは、いったんランナー上で組み立てておきました。

 

 こんな感じで、ランナーにつけたままにしました。従来品ですと、ハブキャップが別パーツになっていたりしますが、今回のキットでは一体成型になっていて、組み立ても楽でした。

 

 起動輪、誘導輪、前面左右牽引フックのパーツです。

 

 組み上がりました。

 

 サスペンションも、御覧の通りの一体成型パーツです。タミヤのキットを見ているようです。ダンパーのパーツC3は、キットでは片側5個がパーツ化されていますが、劇中車では4個なので、計8個を切り出して準備しました。

 

 取り付けに際しては車軸の並びが一直線になるように、定規をあててチェックしながら丁寧に進めました。ダボ穴が大きめにつけられるので、パーツC11およびC12を取り付けると、少しズレが出てきます。平らな所に一度置いてみて、ガタガタ動くようであれば、C11およびC12のどれかがズレていることになります。注意を要する作業ポイントの一つです。

 

 さらに、劇中車では最後尾のダンパーがありませんので、その取り付け穴も上図のようにブラ材で埋めました。

 

 とりあえず、足回りの組み立てが終わりました。起動輪および誘導輪は、取り付けないまま保管しておきした。

 

 車体前面に取り付ける牽引フックは、上図のように内側に向く感じでセットします。ガイド図でもそうなっていますが、よく見ないと分かりにくい描写になっていますので、注意が必要です。

 これでステップ2も完了しました。ここまでで30分もかかっていませんでしたので、今回のリニューアルキットがいかに組み易くなっているかが実感出来ました。  (続く)

 


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