アンパンマン。
子供達は大好き。
なぜこれほどアンパンマンの事が好きなんだろう。今日も電車で小さな女の子が”アンパンマン””アンパンマン”と連呼していた。
その連呼する音を聞いていて、ふと感じた。”アンパンマン”という名前には、子供にとって大事で、それでいてすぐに覚える言葉の音(オン)に満ち溢れている事を。
アンパンマンの”あ”は言葉の根源的な音。言葉の発せない赤子はほとんどが”あ”の強弱や伸長によりその要求を表現している。
アンパンマンの”ぱ”は”パパ”である。お父さんの事である。
アンパンマンの”ま”は”ママ”であり、最も大事なお母さんである。
アンパンマンという名前の中に赤子の時から身近でそれでいて最も大事で、大好きな存在が音(オン)として含まれているから、”アンパンマン””アンパンマン”と言葉にして、声に出すことその事が楽しいのかもしれない。アンパンマンという名前のリズミカルなところも見逃せない。
と、何となく考えてみました。
もちろんアンパンマンの生みの親、やなせたかしさんの深い人生観がストーリーの根幹にあるからからこそ、また子供達に対する深い愛があるからこその事は言うまでもありません。
さて、今日も何処かで”アンパンマン”と連呼されてる事でしょう。呼ばれる場所へ”それいけ アンパンマン!”