玄語

玄音の弟玄です。日々感じている事、考えている事を語っていきます。そんな弟玄が語る”玄語”です。よろしく。

DiorとCHANEL

2024-04-19 11:29:00 | Weblog





Apple TVの"ニュールック"を見て、DiorとCHANELの生き様と当時の時代背景を知る。

戦争は人々を分断する。しかしその困難が同じ時代を生きる二人の天才に創造のエネルギーを喚起させる。

しかし、知らない事ばかり。ドラマなのでどこまで真実なのか分からないけど、毎回ドラマ冒頭に制作者の"実際の出来事に着想を得た"とキャプションされてるので、事実に沿っているのでしょう。

最終話でとても印象的だったのは、Diorが香水を作るにあたって、その香りの源泉はお母さんと過ごした庭の空気や雰囲気にあり、そのネーミングの"MISS DIOR"はクリスチャン ディオールが最も大事にした女性で、それは実は妹だったという。

"MISS DIOR"の香水のことを少し調べてみると、「女性たちの自由と幸せを願い、笑顔になってほしいとの思いが込められて作られた」と謳われており、素直に感銘をうけました。

そしてもうひとつ印象的だったのはCHANELがある交渉の際に、男性とのやりとりで、こうはっきり表現していたことです。

「考えたことある?

女がこの世で生きる苦労を」


そしてこう言います。


「男は戦争し 支配する」


女性がブランドをつくり生き抜くということ。今現代ももちろん生半可な事ではないけど、あの時代においてはどれ程のことだったでしょうか。今でも女性達に支持されるCHANELの真髄を垣間見た気がしました。


DiorにCHANEL。

今でも冠たるブランドであり続けてる凄さ。その根っこにはあの時代を生き抜いた個人の存在があり、自身を貫いたことにあるとわかりました。どちらも女性の美しさをより引き立たせ、輝かせる

ブランドであること。

なぜか今日4月19日に合わせたかのような感銘と気づきでした。
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