玄語

玄音の弟玄です。日々感じている事、考えている事を語っていきます。そんな弟玄が語る”玄語”です。よろしく。

京都。

2008-04-26 19:27:13 | Weblog
このgooブログは携帯からも投稿できるとの事で、早速トライ。

実は今、京都に来ています。何度来ても発見のある、歴史が今だ生きる場所、京都。

ふと呼ばれるように訪れた、知恩院。実は初めて訪れました。

見るからに凄まじい存在感のある知恩院。行ってみて驚いたのが、知恩院が浄土宗の総本山だった事。

つまり、法然を奉る総本山。法然の生きる時代は不安と貧困が渦巻く鎌倉時代。その中に自ら飛びこみ、誰隔てなく、救いの手を差し延べた法然。

時の権力に迎合する事なく民衆を救い続けた法然。
法然はずっと一貫した生き方をしたと聞きます。まったくぶれない一貫した生き様、姿勢。

今の平成の時代も不安と混迷の時代。

今の時こそ法然のような存在が求められてるなと強く感じ、知恩院のスケールの大きさにさらに胸が熱くなりました。

一緒に旅してる仲間はどう感じてるのでしょう。京都はやっぱ良いです!


写真は今度アップします。
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最近の子供。

2008-04-25 11:20:16 | Weblog

 

世の中にはさあ~知らない方が良いことがあるんだよ…

 

昨日、耳に飛び込んできた含蓄のある言葉。

これ、電車の中で前に座ってた小学生の会話!

何やらゲームの話に花を咲かせていた二人。どういう展開からこういう言葉が出たのか…。

物知り風の子の言葉にうんうん、うなづいてるお友達。

不思議な空気感。。

最近の子供は耳年増(みみどしま)といわれるけど、これだけ情報が氾濫してる世の中だもんね、当然です。しかしどこでこんな言葉を聞いたのやら。。

それにしても真剣に話す二人。
あまりに大人びた雰囲気に、つい見とれてしまった昼下がりでした★

 

 

画像。

とってもあたたかい雰囲気の人形作りされてる”与勇輝”さんの作品。
「午後の乗客 (Passengers in the Afternoon) / 1990年」。

まさにこんな感じの車内でした(笑)

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職質。

2008-04-24 11:22:39 | Weblog

 

「ちょっと車の中見させてもらっていいですか?」

あ、いいっすよ

「へえ、楽器やってるんですね。太鼓叩くんですね」

ええ、まあ、太鼓見ます?

「いや、大丈夫です」「最近はそのぉ、凶器とか刃物持った奴が多くてねえ」「すいませねぇ」

「あの~前も見ていいですか。」

別にいいけど、何も出てこないっすよ

ダッシュボードやらガサゴサガサゴサ…。

「最近は、外国人がほら、薬とか色々面倒なことしてくれるんで、すいませんねえぇ」

そりゃあ大変ですね。でも何も出てこないっすよ

「あ、別に疑ってわけじゃないんですよ」「一応念のためなんで、すいませんねぇ」

まあ、わかるけど、早くしてくださいな

 

そして5分の時が流れる。

 

「う、うん?あれ?」「あ!鈴木さん、これ~なんです?ちょっと目の前で空けてもらっていいです?」

と取り出した皮の小さな入れ物を見つけて、何やらしてやったりな顔でこちらを見る。

あ!それですか…

ふぅ~(汗)

それ…、そのぉ…、小銭入れですよ!

ほら!

じゃり~ん!

「あー!そうでしたか」「あはは」
「いや~すいませんねぇ~」
「いや~ご協力ありがとうございました!」

 

てなわけで、非常につまらないやりとりでしたが、久々に職務質問を受けてしまった…。太字が私の言葉。

うちの車には小物入れに緑色の皮の小銭入れを常備してまして。。
まあ警官からすればいかにもな雰囲気だったのはよくわかるんだが、思いっきり笑ってしまった(笑)

聞くところによると、代々木公園周辺でエンジンかけたまま、一人で乗ってると間違いなく職質を受けるそうです…。

なんか警官も大変な仕事だし、大事な予防策なのはわかるんだが、なぜか職質を受けるとむかついてしまう俺はまだまだ器が小さいかな…。。

ちょっとした一日の出来事でした。。

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意志。

2008-04-22 12:13:29 | Weblog

 

モノにも意志やどる

という言葉をどこでか聞いたことがあるんだけど、それについてふと感じたこと。

俺はよく本屋に行きます。
そこで、目当ての本ではないのに、なんだかあちらから「見て!」って言われてるように気になる本がよくあります。

そういう本を手に取ると、なぜかその時の自分にドンピシャな内容だったり、展望が開けるような新しいテーマを扱う本だったり、またその時はなんとなく買ってしまった本でも、後々になって、買ってて良かった!っと思わされることがよくあります。

これって本から声をかけてもらってるようで、まるで本にも意志があるのかなと思わざるをえない不思議な経験です。

 

あと、本屋で言うと、本の陳列。

よく三省堂や紀伊国屋、ブックオフに行くんだけど、同じ会社でもその店舗のセンスが必ずあって、とっても探しやすい所もあれば、探すのに時間がやたらにかかる所もある。

良い店舗は本同士のコミュニケーションがうまくいってると言いたくなるように、何か楽しそうに(笑)、分かりやすく陳列されてます。

担当者の意志が本やコーナーに宿るかのよう、そういう店舗はとても気分がいいもんです。

モノにも意志が宿るという言葉は、本で言うと、本そのものから発する意志もあるし(もちろん著書の意志が宿ってる)、本を並べる人の意志がモノに与えられてるともいえる。

もちろん、その意志をキャッチする自分自身の感覚が大事ということは言うまでもないのだが。

 

写真。
俺の部屋の本棚。本はあまり捨てないので、本棚ぎっしり…。
ちょっと勉強家風でしょ(笑)

 

 

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認識。

2008-04-21 12:03:32 | Weblog

認識が変われば世界が変わる

 

たしか、脳科学者の茂木先生の言葉だったと思うが、とても印象に残ってる。

日常生活の流れに身をまかせてると、知らず知らずに認識、つまりは物事の捉え方がパターン化していってしまう。それが固定化することで、自分の回りの世界の捉え方が決まってしまう。それが内面、心の反応パターンとなり、環境・関係をつくっていく。

根源的には生まれた時、時代背景、環境の影響をうけてしまっているわけだが、この認識を変えることで、ある流れを変えていくことはできるだろう。

 

最近、友人が死ぬほど忙しく会社で働いている。日曜日も出勤、はたまた深夜1時までの仕事。本人は真面目で一生懸命仕事するタイプ。それでいて効率重視するタイプだから、その彼がここまで働かないとまわらない仕事というのは、会社の体制、仕組みそのものに問題があるといえると思う。

本人からしたら、目の前の事を一生懸命やってるだけだし、ある種当たり前な事なのかもしれない。真面目な人ほど、自分だけの事として捉えてしまうことだろう。

しかし、認識を変えることで、体制、システムそのものに無理があることがわかるであろう。言い換えればその仕組みをつくってる経営陣の問題。体質。

その仕事を楽しんで、時間を忘れてしまうほどの熱中さでやってるのなら、問題はないだろう。でも、かなりつらそうである。

このちょっと認識を変えて、本当の問題をわかる事で、その後の対応、動きも変えていけることと思う。

本当は一番変えなくてはいけないのはリーダーの認識だろう。
良くも悪くもすべてリーダーの認識から始まり、それが言葉、行動、反応にすべて影響を与えていく事を考えると、リーダー一人でどれだけ変わることやら。

そのリーダーの認識が変わる事で、がらっと会社が良くなることがあるのは間違いないだろう。しかし、友人。頑張れ!

 

写真。海辺の雲たち。逆にするとなんか宇宙から見た雲のようです。
これもちょっとした認識の変化かな。

 

 

 

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