玄語

玄音の弟玄です。日々感じている事、考えている事を語っていきます。そんな弟玄が語る”玄語”です。よろしく。

抜け出し口 秋

2021-08-28 18:02:10 | コンサート


”生命讃”

生命の悲鳴と光に包まれて生まれた

音達です。

つい不可能に思ってしまう

絶望的事柄にも

希望の光はある、と

やさしく語りかけてくれる一時に……

世界の創造的出会いに、

心からありがとうと言える

一日のはじまりに……



本当に苦しい時です。自粛自粛で未来への展望が見えない今の時。この今の時を生きるだけで、苦しくなる。心も身体ももう限界にきている人は多いのではないだろうか。

抜け出し口を求めている。

これは社会も人も同じでしょう。この閉塞された今の時、どこに抜け出し口があるのだろうか。一見良さ気なことも続かない。誰も彼も正体がバレてしまってきている。

誰が本当に助けられるのか。そして本当の抜け出し口はどこにあるのだろうか。

自分はその抜け出し口として、いだきしんコンサートをお伝えしています。上に掲げた文章は氏による1992年に発売された『生命讃』という、とても優しい音に包まれたCDに掲載されたものです。もう30年近く前の表現ですが、まさに今のコンサートにおいて、現わされている事と感じました。というより常にこのような表現をされている氏のコンサートです。

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"いだきしんコンサート

2021年8月29日(日) 盛岡市民文化ホール 大ホール
2021年8月31日(火) 電力ホール(仙台)
2021年9月4日(土) 渋谷区文化総合センター大和田
2021年9月6日(月) 府中の森芸術劇場 ウィーンホール
2021年9月7日(火) 府中の森芸術劇場 ウィーンホール
2021年9月13日(月) 渋谷区文化総合センター大和田
2021年9月16日(木) 三鷹市芸術文化センター
2021年9月18日(土) 盛岡市民文化ホール 大ホール
2021年9月21日(火) 電力ホール(仙台)
2021年9月28日(火) ロームシアター京都
2021年9月30日(木) 府中の森芸術劇場 どりーむホール
2021年10月1日(金) 三鷹市芸術文化センター
2021年10月6日(水) 府中の森芸術劇場 ウィーンホール
2021年10月7日(木) 府中の森芸術劇場 ウィーンホール
2021年10月8日(金) 府中の森芸術劇場 ウィーンホール
2021年10月12日(火) 三鷹市芸術文化センター
2021年10月13日(水) 府中の森芸術劇場 ウィーンホール
2021年10月14日(木) 府中の森芸術劇場 ウィーンホール
2021年10月19日(火) 盛岡市民文化ホール 大ホール
2021年10月21日(木) 電力ホール(仙台)
2021年10月24日(日) 京都コンサートホール
2021年10月26日(火) 高知県立美術館 ホール
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生命が活きるために、とにかく今を心身共々癒されること。そしてその先の未来創造へと導く。それは今を苦しむ人を受容できる力はもちろんのこと、その何歩もの先への意志が明確にあることにより、その経験を共にすることで、今を癒し、今から未来へと共に歩み、時には引っ張り、状態を変化させるべくなされるピアノのコンサートです。

この時期においてもたくさんのコンサートが開催されています。今が苦しい方はどれか一回でもいい、参加されてはいかがでしょうか。もちろん直接会場に行けないような状態の方もいらっしゃるでしょう。今、このコンサートは”IDAKI SHIN Official Site”というサイトにて、ライブストリーミングでの参加、さらにはオンデマンドで後日、期間内なら何度でも視聴が可能(有料)です。私も全ての参加はかなわないので、ライブストリーミングにオンデマンドでの経験が貴重な時となっています。

今、本当に大変な時です。正直苦しかったです。それは私自身もそうでした。そして最初にこの”抜け出し口”という表題で文章を書いた5月に、このコンサートの経験もあり、それまでどうにもならない状況から一歩抜け出す事ができました。きっかけは身体の不調でした。その苦しさから抜け出すために、相談できる人に向かい、ある表現が生まれた時から、状況が一変していきました。色々な要素が絡み合っているから、ただこれが抜け出せた要因とひとつに言える事ではないです。ただ全体的な流れを掴めたことが大きいのは確かな事です。

そしてこのコンサートで現わされている新しい潮流が希望なのです。その潮流をとにかくつかむこと。それはいつどこで何が催されているかをわかることから、できたら直接経験すること。さらにそこで発信された言葉、メッセージをつかむ事で、今起きている潮流が理解でき始めます。それによって何度状況が変わり、状態が変化したかしれません。今、大きな変化の渦中でもありますが、この潮流をモノにし、何とか今の逼迫した、苦しい状態を抜け出していきたい。それは私自身、個人においても、また社会においても、そして全世界においても同じであると言えます。新しい潮流をつかむ以外にこの閉塞された状況を超える事はまずできないでしょう。

是非、心に留めておいて、出来たらこのコンサートに参加してみてください。
新しいウェブサイトもどのような方がなされているのか、よくわかるサイトとなっているので、こちらもチェックしてみてください。
IDAKI SHIN Official Site

本当に大変な今の”世界”をより良くするために。
困難な状況から抜け出していくために。
全て、心よりオススメ致します。
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日本人 きりりと、どしりと

2021-08-04 06:58:00 | Weblog

西郷隆盛

勝海舟

ふと、今の日本を西郷さんと勝海舟が見たら、どう思われ、何と言うだろうかとの想いに駆られた。

今の日本を建て直すには50年、100年くらいはかかる気がします。それくらいの時間をかけて建て直せるならまだ良い方なのかもしれません。このままではなくなってしまうかもしれません。

時代は混迷、混乱している。でもそういう時だからこそ本物は、真に魂ある人は現れ出るかもしれない。

何より、西郷さんが、山岡鉄舟を評して、「金もいらぬ、名誉もいらぬ、命もいらぬ人は始末に困る」、そして「始末に困る人でなければ、共に天下の大事を誓い合うわけにはいかない」とまで言わしめた人と伝わりますが、今こそ、鉄舟のような無私なひとが必要と感じます。そしてその鉄舟の人間的器を見抜ける人をも同時に必要なのは言うまでもありません。

彼らが活躍した江戸から明治も大混乱の時代。でもそこから真に魂ある人が現れ、誠を貫き
、生きたからこそ、日本人としての魂がある。今は本当に失いつつありますが、、。

山岡鉄舟

ここに掲げた三人は日本のヒーローでもあります。忘れてはいけないのは彼らは武人であったこと。剣術を学び常に稽古し、鍛錬した武人であったこと。こうやって身体を鍛錬する土台があってこそ、魂は鍛えられ、磨かれていく。どうも現代はこの身体の鍛錬という土台が忘れられて、おかしくなってしまってるのかもしれません。スポーツとか目的をもつものとは別の意識、感覚での鍛錬ということ。

だから自分としてはやはり、"四股を踏め!"に行き着いてしまいます。

しかし、皆、本当に良い顔してます。山岡鉄舟なんて、男ながら惚れ誉れします。きりりと、どしりと。そう、これが本当に大事なのです。きりりと、どしりと。。です。



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”復興五輪”

2021-08-02 07:23:49 | Weblog


連日続く、東京オリンピック。

昨日の陸上男子100メートルの中国の蘇炳添選手の準決勝での記録、9秒83には仰天しました。決勝は残念ながら6位でしたが、アジア人が決勝に残っていること自体凄い事。新たな時代の幕開けを感じました。何よりこの記録、あのカール・ルイスよりも速いんです。。

そして陸上競技の女性選手達の美しさ。女子100メートルのジャマイカのフレイザー・プライス選手のカラフルなヘアは毎回驚かされる程の彩り。どの選手もみな一人一人、自身の美しさの表現をされていて、それは髪型だったり、ネイルだったり、ピアスだったりと、そして何よりも鍛え上げられた身体そのものの美しさは言うに及ばず。

世界の女性選手は、日本の女子100メートルハードルの寺田選手が取りざたされるようになったような、母親であっても、競技者として取り組む在り方は世界では当たり前。寺田選手のような方が現れてくれて、これからの日本の選手の在り方ももっと多彩で、開かれていくことを期待したい。

今回、特に陸上と水泳を見ていて感じたのは、世界全体の競技レベルが上がっていること。飛び抜けた記録を出す選手がいない中、日本では有名になっている選手が世界に近づいた記録を出したことで、国内ではわいていたけれど、実は世界全体のレベルが上がっているので、世界では通用しないという現実が突きつけられているということ。マスコミのお祭り騒ぎに乗る事なく、この現実をよくわかることが大事でしょう。

さらにこのオリンピックの時期の一連の動きは今の日本の現実を現しているように感じます。オリンピック組織委員会の在り方、運営、さらには政府、そしてコロナの専門家達。結局、ある問題に対して、上から指示を出すだけ、あるいは会議室の中からの指示だけで、それは誰がやるのか、どうやってるのかという、現場の現実を抜きにした、あるいは現場の動きに責任をとることなく、状況だけがどんどん進んでいって、結局二進も三進もいかなくなって、、そして誰も責任とることなく、検証する事もなく、ただただ失敗の歴史だけが積み重なっていくという。。

こうやって国家的失敗が積み重なり、気付いたら世界からおいてけぼりの、三流国がそこにあるだけという。。
日本の組織論の代表的な『失敗の本質』から結局何も学ばず、ただその理屈は知っているだけで、誰も改善できない、おっさん国家がただそこに佇んでいるという、滑稽さを通り越して、あまりに痛々しい現実がここにはあるという。。

この事は、今、世界の最先端分野であるAI(人工知能)やアンチエイジング(老化を阻止する)など、どんどん世界が進んでいっている分野においても、同じような周回遅れのようなことが起きている気がしています。海外の有名な文献が翻訳されて出回って、話題になってるその時、世界はさらに先に行っているという現実をよく理解しないと、本当に世界から取り残されていってしまうという、何か焦りのようなものを感じます。

このオリンピックによって、さらにコロナ対策で露呈した日本の組織や意識における病的な膿(うみ)をこれから、すべて吐き出し、キレイにして、本当に世界に冠たる国、日本を新たに再生していく、それこそが、この気づきこそが真の意味での日本を復興させることになるならば、このオリンピックを”復興五輪”と称したことも、多少意味あることになるのかもしれません。どちらにしても、すべてはこのオリンピックが終わってからやるべきことです。検証と良い意味での反省と。そこから学び、現実変えるべきことは変える。

とにかくハッキリ言ってこの醜い”おっさん”国家をいい加減終わりにして、女性が美しく元気に自由に活躍する彩り豊かな国にしていかなくてはいけません。世界の女性に学ぶ、、世界の現実に学ぶ、、強くそう感じたオリンピックの今です。
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