玄語

玄音の弟玄です。日々感じている事、考えている事を語っていきます。そんな弟玄が語る”玄語”です。よろしく。

高句麗伝説コンサート〜はじまりの日

2022-10-29 17:21:52 | コンサート


誰もが感じている生きにくさ。虚しさ。
本当に大事な事は何なのだろう。人生。運命。それは何なのか。
誰が強制しているのかわからないような事に、自ら従い、おかしいと思っていても従ってしまう柔順な姿勢。知らず知らず心身は蝕まれ、気付いたら大変な事になっている。

もう誰もが限界と感じている今の世。
楽しくもないことに馬鹿騒ぎし、ごまかしのように華美な世界は自慢げにアピールする。
嘘に、誤魔化しに、もしくは無関心、無視。だんだんと人間的なものが失われていっている。

人間として大事な事を無視して生きるということは、生きる力を失っていっていることを意味している。
人間として大事な事は何だろう。本当に大事な事はわかりにくいのか。いや、何でもかんでもわかりやすいことが良い事のように捉えている頭ではかえってわかりにくくなっているのかもしれない。


大事な事をずっと表現し続けている人がいる。
特別な空間をいつも創造し続けている人がいる。
何度も開催されてはいるが、毎回新しく、毎回初めての経験となること。
それはやっている方々が毎回新しく取り組まれているからでもある。
それもすべて即興演奏である。

音楽はもちろん、その空間で今起きている事を詩というカタチで言葉にすること、その音楽と言葉を受けて瞬時に映像を選択し創造していく。そうして創造される空間はひとつのエネルギーの場となる。今必要なのは生きていくエネルギーである。この場に身をおき、経験すれば、虚しさも誤魔化しも、無関心もすべて吹き飛ぶ。間違いなく吹き飛ぶ。無視すらできない特別な空間となる。

その特別な空間の創造、コンサートが近づいて参りました。

演奏者はいだきしん氏。人の状態をそのまま自分のこととしてわかる状態で生きておられ、生命の働きを最も活かせる表現ができる方。そしてそこで用意される楽器は世界でも稀に見るアナログ、デジタルのものが揃い、そのステージは宇宙基地みたいにみえる。一人の演奏者がここまで楽器を用意するステージはおそらく世界でも稀でしょう。なぜそこまでされるのか。たった一音のために大きなシンセサイザーを用意する程のことなのである。その一音により、人の内面は拓かれる。どの音が人の内面を拓くかわからない、だから様々な音を用意するという。その凄まじい準備である。人が最も活きる空間を創造し続けておられる方である。

詩の表現は高麗恵子氏。高句麗王直系子孫として生まれ、その資質のまま生きておられる稀有な方である。その資質とは見えない世界が見える、言葉にできるというもの。古代高句麗王は天の意をわかり、見え、国を動かしていたという。その資質そのまま生きておられる方。いだきしん氏が表現される音空間には様々なエネルギーが動く。それは我々自身には認識できない程のもの。その空間で起きていることを詩で表現されるのが高麗恵子氏なのである。言葉にされることで経験がさらに深まるのである。

映像はNPO高麗のビジュアルチームである。長年、このお二人の活動を支え、そこで表現される意味を最も理解されているゆえ、瞬時に映像として表現されることで、経験の意味がさらに深まっていく。

大事な事は今までの流れを変えること。日常を超える経験こそ、流れを変えられる。変えるのは一人ひとりである。この世にまみれない、大事な事を大事な事として活かして生きる一人ひとりこそ、これからの世を拓いていく。新しい時代を創造していくのである。そのための新しい出会いと経験こそが高句麗伝説コンサート。

いよいよ11月1日。新宿文化センターにおいて高句麗伝説コンサートが開催されます。この日はこのコンサートを主催するNPO高麗の創設の日。さらにその根拠となったのは詩を詠まれる高麗恵子氏のお父上のご命日であることにあります。今の時においても、表現される方々にとっても特別な日である11月1日。1ははじまりの1である。1がみっつも並ぶ景気の良い日にち。正にはじまりの日。誰に取ってもエネルギッシュで活き活きと生きれる自分自身となるはじまりの日として、私自身も楽しみにしています。心よりおすすめします。
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" 高句麗伝説"
2022年11月1日(火)
新宿文化センター 大ホール
東京都新宿区新宿6-14-1
PM5:50開場 PM6:30開演
PM8:00終演予定
出演:高麗恵子(詩の朗読)・いだきしん(即興演奏・映像)
全席自由 10,000円
主催:特定非営利活動法人高麗
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元気とは

2022-10-16 13:27:30 | Weblog


元気ですか?
と、問いたくなる程に、世界で起きてる事、日本で起きてる事、知れば知るほど、暗澹たる思いに駆られます。健全な精神を維持するだけでも、本当は大変なのではないでしょうか。

結局、ある方向を持って世界を動かしている勢力があるということ。それがどういう勢力なのかはわかりません。善なのか悪なのかもわかりません。ただひとつ言える事は我々が良くなるようには動いていないということ。どんどんその方向に進んでいると感じるこの数年です。

コロナのこと。ワクチンのこと。
そうであってほしくはないですが、何か得体の知れない状態に身体がなってしまっていて、ある時、突然のようにして倒れてしまう。細かく調べてはいないけど、突然死や原因不明の死がネットニュースで当たり前に流れています。あまりに普通に流れてくるので、驚きもしなくなってはいないでしょうか。よく考えてみればわかること。これ、かなりおかしな状況です。

世界中でコロナは過去の事のように、普通の風邪のように対処しているのに、もともと死者の少ない日本はいまだにその対処をやめようとしない。マスクにしてもそう。小学生くらいの子供たちでは既にマスクを外すのが恥ずかしいと言い始めているとか。もっと小さな子供たちにとっては、人の顔の表情を読み取る事の衰えがあるとか。

テレビはもともとあまり見ないほうですが、テレビだけ見てると頭が固まります。報道がどこも一辺倒。そして専門家と言われる人がもっともらしく言ってるけど、よくよく聞いていると、〜なはず、と仮定的な事を断定的に表現する言葉が多い。そりゃあそうでしょ、本人が直接データをとってるわけではなく、有力とされる機関や学者の論文や意見を元にモノを言ってるだけなんですから。ネット以外で反対意見や議論を交わしているのを見た事がありません。日本の学術界、科学会、これ、本当に一度本気で反省して、真っ当にしていかないと、世界から置いてけぼりにされてしまいそうです。

こういう世の中です。元気でいるのは難しいかもしれない。実にストレスフル。だから、自分の身は自分で守るよりありません。なので、ひとつだけ自分でやってることを紹介します。それは、前もどこかで書いたかもしれないけど、とにかくタンパク質を多くとることです。それは肉や卵からでもいいですが、自分はプロテインを朝と夕方に20gずつ飲んでいます。これは高タンパク、メガビタミン療法として、精神科医の藤川先生が伝える薬を使わない新たな体質改善法の実践です。今年の2月から始めて、結構良い感じなんですね。

実際、今年の酷暑の中、自分よりも10歳も15歳も若い人たちと炎天下の中、ある仕事をし続けていましたが、自分の方がばてていない。そしてコロナ禍にあっても大きく体調を崩したことはありません。7月くらいに一度微熱が2日ほど続いたことがあったけど、すぐに治りました。

藤川先生は精神薬の投薬をなるたけしないで、精神疾患の方を、この高タンパク、メガビタミン、ミネラルなどで改善、もしくは全快させている。考え方の前提として、現代日本人はとにかく糖質過多でタンパク質が足らない。炭水化物の摂取が多すぎて、ほとんどの人が糖質過多で、それによる体調不良は何も精神疾患だけでなく、あらゆる慢性病の原因になっているのではないかと考え、高タンパク、メガビタミン療法の実践をされ始めたといいます。これらは分子栄養学という名で今は知られていますが、藤川理論は分子栄養学を始められた三石巌先生の理論にビタミンCの効用で有名なライナス・ボーリング氏が提唱するオーソモレキュラーという栄養療法の二つを軸に臨床医として研鑽を重ねておられます。

今ではかなり拡がっている分子栄養学ですが、自分はこの藤川理論を参考に自分で実践しています。結構めんどくさがりなので、プロテイン摂取とマルチビタミン剤とビタミンCだけは忘れずに取っています。新しい分野においては様々な人や意見が混在します。だからこそ、その学問を始めた人の理論にあたり、継続して情報を取る事はし続けないと、すぐに混乱してしまいます。薬を使わない代替療法的なものはたくさんありますが、この高タンパク、メガビタミン療法は自分としてはかなり納得するものでした。

自分もこの療法を知ったのは今年に入ってからです。自分の体でも、きっと自分が気付かないような慢性的な疾患、もしくは炎症のようなものはあるかもしれません。だから、これからもこれを続けて、身体の変化をよくみていきたいとおもってます。

ちょっと調べれば、必要な情報は確実に入ってくる今の時代です。ただテレビや専門家、医者というだけで、全てを鵜呑みにしてはいけない時代だということを、この3年くらいで嫌という程をみせつけられてきました。これから元気に生きていくためには、きっとこの自分で調べる習慣のある・なしが、生命線になるのではないかとおもいます。そして何が本当に元気といえるのか、それもこの数年で、いわゆる元気を売りにしている人が亡くなっていっている現実を目の当たりにして、よくよく考えることでもあります。本当の元気への道、これからも探っていきたいとおもいます。
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