風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

キアゲハの幼虫も・・・

2019年10月11日 | キアゲハ
雨戸を閉めてまわって、水を用意して・・・庭の植木鉢も片付けました。
そして、どうしようか迷ったけど、キアゲハの幼虫もみんな避難させることにしました。
台風が去ったあと、いなくなってたら悲しいから。

明日葉の葉が無くなって、仕方なくつぼみを食べていた幼虫たちを
先日、まだ葉のある株へ移動させました。


脱皮ホヤホヤの幼虫もいました!


頭部がまだ真っ白です。


昨日見たら、たった4日でこの成長ぶり!


サナギもひとつ、見つけました。


全部で7匹いました。


興味津々です(^^)


この子はとりあえず、お外で(^^ゞ


それから、シモフリスズメの幼虫もまた見つけました!


今度は「ボタンクサギ」の葉にいました。


10㎝もある大きな幼虫で、今日まで何処に隠れていたのかと、不思議になりました。
この子も家の中へ。


他にも何かいないか、見回っていたら、シュレーゲルアオガエルがいました。


このカエルは、なんだか悟った顔をしています。
警戒心が強いらしいのですが、いつもカメラを鼻先までくっつけてもまったく動じません。


これから台風が来るよ、知ってるの?


飼育ケースの中で、落ち着いてきたキアゲハの幼虫が一斉に葉を食べ出しました。
足りなくなるといけないので、庭から葉を採ってきて補給しておきました。


いま、ふと横を見たら、シモフリ君が葉っぱから離れて、ケースの中を徘徊しています(ll゚д゚)
部屋が足りなくて、先日土に潜ったセスジスズメと同居して貰っているのですが
もしかして今夜、あなたもサナギに・・・?







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キアゲハがサナギになったけど・・・

2019年07月24日 | キアゲハ
前回のブログに書いたキアゲハの幼虫がサナギになりました!

7月14日、ちょうど10日前の夕方に、幼虫が葉っぱから離れて飼育ケースの中をウロウロ歩き始めました。
まだ少し体が小さいような気がしたので、また脱皮するのかな?と思っていたら
そのうちに、ケースのフタの裏側まで登って行って、ピタリと動かなくなりました。


こんな所でサナギになるの?(@_@)?
棒を用意するから、ちょっと下りてきてと、部屋にあった木の枝に誘導して


ケースに立てかかて、このままサナギになってくれないかと様子を見ていましたが・・・


お風呂に入っている間に、またフタの裏の同じ場所へ戻っていて
もう触るのが可哀そうなので、ここでサナギになるのを見守ることにしました。


次の日の夜、最後の脱皮をして、このような姿に変わりました。


サナギの中では肉体大改造が始まっているのに、逆さづりでも大丈夫なのでしょうか?
在るべき場所に、キチンと組織が分配されるのか?どうなのかな?
心配なので、フタを外して斜めに立てかけておくことにしました(´A`)
2日後のサナギ。


飼育ケースには「アゲハ」の幼虫もいるので、そろそろフタを戻して、また逆さづりになりました。


今日、この体勢で羽化できるのかネットで調べてみたら、フタ裏でサナギになる子は結構いるらしくて
羽化の時の足場が滑りやすく、危険なのだそうです(^^ゞ
いろいろ検索した結果、「サナギポケット」というのを作ることに決めました。
初めての体験なので、ちょっと怖いです。まずは精神統一!深呼吸をしてからサナギをフタから剥がします!


サナギって、硬いのか柔らかいのか良く分からない微妙な手触りで、指先の力加減が難しい・・・
おっかなびっくり、新生児を初めて抱っこする時の怖さと、なんだかよく似てるような(笑)
身体を支えていた肩?の辺りの糸をハサミで切ってから
つまようじの先を使って、おしりの糸を剥がしていきます。


自然界の雨風に耐えらるようにか、糸はとても丈夫で、サナギからは離れないです。


おしりの糸は、ねじってコヨリにしておきます。


3センチ四方の紙を円錐形に巻いて、下からおしりの糸を出します。
パーティークラッカーみたい。



なんだかサイズが大き過ぎなので、別の紙で作り直しました(^^ゞ
羽化の時に割れる背中の部分がポケットから出るように、サイズを整えて割りばしにくっつけます。
垂らしたおしりの糸は、セロテープで割りばしに貼り付けました。



出てきた蝶が前脚でつかまれるように、横にも棒を渡して、オアシスにさしてケースへ。
汗びっしょりで、なんとか完成しました。下手だな~(;´д`)ゞ

十字架みたいでちょっと変だけど、無事に羽化してくれると嬉しいです^^
コメント (8)
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キアゲハとナミアゲハ、若齢幼虫の違い

2019年07月11日 | キアゲハ
庭でスズメガの幼虫を見つけた時、蝶の幼虫も見つけました。
それ以来、今日もいるかな?と、毎日生存確認していた小さな命。


アシナガバチが庭に巣を作るようになってから、ヨトウムシなどの害虫と呼ばれるイモムシと共に
蝶の幼虫も、少し大きくなると、次々に姿を消してしまうようになりました。
セリ科の明日葉にいた、キアゲハの幼虫と


こちらは、ミカンの葉にいた、アゲハチョウの幼虫です。


自然に任せようと思っていたのですが、スズメガの幼虫を手にした時
やっぱり蝶の羽化も見たい!と思って、小さな幼虫を飼育ケースに連れてきてしまいました。


モリモリと明日葉を食べて3日後、脱皮をしました。
たった3日で、コレが


コレになる!
驚くほどの変化です。もう糞のフリはやめて、次は葉と同じ色に擬態するのでしょうね。


朝と夕方では、大きさが違っているくらいです。


他にもアゲハの幼虫がいないか、庭を見ていたら
デコポンの葉っぱに産み付けられていたタマゴを見つけました。
偶然かどうか分りませんが、前にもこんなふうに、クモの巣のある葉にタマゴがあったのを見ています。
これが寄生虫や蜂などから幼虫を守る親の知恵だとしたら、凄いと思います!


昨日の夕方、ひとつ孵化していました。


別の場所では、孵化した幼虫がタマゴから出てくるところが見られました!


夜の幼虫の様子です。
動かずにじっとしている時は、体内で何が起こっているんだろう。考え事?(笑)
しばらくすると、動き出して隣りの葉に移動します。


朝起きたら、葉を食べ尽くした幼虫がケースの底を歩きまわっていました。
新しい葉をとってきて、補充するとすぐに食べ始めました。


庭のミカンの葉では、昨日見たのタマゴが全部孵化していたので、みんな連れてきました(^-^)ゝ


飼育ケースをドジョウ水槽の横に起きました。
部屋に生き物がいるって、なんだかとても幸せな気持ちです\(^o^)/
コメント (8)
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