奈々の これが私の生きる道!

映画や読書のお話、日々のあれこれを気ままに綴っています

祈り

2011-03-21 18:32:38 | Weblog
地震で多くの方が尊い命をなくされました。
ご家族でも助かった方と、そうでない方がおられました。

テレビで生き残られたご家族のお話を聞いては胸が痛み、涙がこぼれました。

親を亡くしたお子さんには、どうか泣かないで強く生きてほしいです。

愛するご主人様を亡くされたご婦人には子供達のために、どうか気を確かに持って下さい。

妻や子供を亡くし、なぜ助けられず、自分だけが生き残ったのかと、自分を責める男性には自分を責めないで下さい。
あなたは、あの時点で、やるだけの事はやったのですから。

そして、心ならずも亡くなられた方にはご冥福をお祈りいたします。


どうか、1日でも早く、あなた方に穏やかで、笑顔が自然にこぼれる日が訪れますように…



そんな事を、毎日、思っていたら、息子が赤ちゃんの頃に歌ってあげていた北原白秋作詞の童謡「ゆりかごのうた」が、ふと思い出されてきました。
私は、息子達に、この「ゆりかごのうた」をベビーベッドに取り付けたくるくる回るオルゴールのメロディに合わせて、よく歌って、寝かしつけていたのです。


♪ゆりかごのうたを
カナリヤがうたうよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ

ゆりかごのうたに びわのみがゆれるよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ

ゆりかごのつなを きねずみがゆするよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ

ゆりかごのゆめに きいろいつきがかかるよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ



坊や、どうか泣かないで。
あなたが泣くと、私まで悲しくなる…

だから、聞いて。

あなたの好きな、この「ゆりかごのうた」を。


亡くなられた方も、助かった方も、赤ちゃんの無垢な心にかえり、落ち着いた穏やかな日が1日でも早く訪れますように…