奈々の これが私の生きる道!

映画や読書のお話、日々のあれこれを気ままに綴っています

希望をなくさないで!

2011-03-13 22:28:56 | Weblog
一昨日の朝までは、大地震で、これほどの大惨事が起きるとは思ってもみませんでした。

先ほど、テレビの緊急特別番組で、肉親を亡くし、嘆き悲しむ人達を見て、涙がわいてきました…


今も、地震で孤立して助けを求めている人達が大勢います。

凍えるような寒さと空腹と、死の恐怖と闘いながら。

もう少しお待ち下さい。

災害派遣の方が必死に救助に当たっています。

日本全国から、世界からあたたかい救いの手を差しのべています。

もう少しの辛抱です。

どうか希望をなくさないで。












東北地方・太平洋沖地震改め「東日本大震災」

2011-03-13 07:35:14 | Weblog
一昨日、東北地方を中心にマグニチュード9・0という巨大地震に日本は襲われました。
そして、その二十分後には10メートルを越す大津波が来て、逃げ出すいとまもなく、多数の被災者を生んでしまいました。
未曾有の大地震と津波に襲われて、お怪我をされた方に心よりお見舞いを申し上げます。
また、亡くなられた方々のご冥福を深くお祈りいたします。

私事で恐縮なのですが、この地震で私はとても心配している事があります。

私の仙台のメル友からのメールが地震の起きた前日を最後に届かなくなってしまったのです。
仙台も多数の被災者がおられますので、私は彼の安否がとても気がかりでならないのです。

その男性と私がどうして知り合ったのかと言いますと、数ヶ月前、彼の方から、私の別のブログに、突然、メールを送ってきたのです。
それは、彼の身の回りで起きた出来事を書いているだけで、私のブログの内容とも、つぶやきとも、まったく関係ない事ばかり書いてありました。
だから、私は変な人だなぁと思って、最初のうちは返事を送らなかったのです。
だけど、ある時、私のつぶやきに反応したメールが来て、私はなんだかあたたかいものを感じ、それを機に恐る恐る返事を書くようになったのです。
すると、彼も私にもっと親しみが湧いてきたようで、それまで〇〇さんと書いていたのを、〇〇ちゃんと書くようになったのです。

〇〇ちゃん

私は、この呼ばれ方にすごく喜んでしまいました。
彼は私より、かなり年下なのですが、私を自分より年下か同年輩だと思っているふしがあったのです。
彼は、それからいつも私を笑わせるような面白い文章を書いたり、日々、感じた事を思いつくまま私にメールしていました。
それは、いつもあたたかい思いやりにあふれていて、私は何でもない彼の文章でさえ、涙がこみ上げてくるのを抑えられませんでした…


彼がどこに住んでいるのか知ったのは、携帯電話でカンニングした学生がニュースになり、その学生は自分の母校の後輩だと教えてくれたからです。
彼は、その時、その学生の名前も顔写真もネットで流されたと、ネットの恐ろしさに身震いする思いだと書いていました。


そのうち、私の中に、ある疑問が生まれてきました。

彼は、ただブログを書いているだけの見ず知らずの私に、なぜメールを送ってくるのでしょう?

彼は、どんな人なのでしょう?

そんな事ばかり考えていたら、もしかしたら、好きな女の子に声をかけられない、すごく内気な男性か、引きこもりで、世間と関係を絶っていて、何とか抜け出す方法を探っている人ではないかと思えてきたのです。

その糸口を私に求めて、最初、私がどんなに無視してもメールしてきたのでは?

彼の力になってあげよう。

そう、思うようになってから、彼のメールに出来るだけ沢山返事を書くようにしました。

そうして、私と彼は何十回もメールのやり取りを続けました。
だけど、彼はなぜかブログにコメントした事は一度もなかったのです。

私のブログにコメントしないのは、何かを恐れているから?
そんな深く考えなくてもいいのに。

あ、もしかしたら、私のブログにコメントをする事が、彼にとって社会とのつながりを持つ事にならないかしら?
そう考えた私は、出来るだけ優しくお願いする形で、ブログにコメントするのを勧める事にしました。

彼は、最初、どうしたらコメント出来るのか分からないみたいな事を書いてきました。
そこで、私は丁寧に教えてあげました。


ぼくに出来るかなぁ?


出来ます。
あなたなら、きっと出来るはず。
だって、あなたはとっても素晴らしい文章を書く人だもの。
どうか勇気を出して。

彼は決心したみたいでした。

私は、彼からのコメントが、いつ来るかいつ来るか、ドキドキしながら楽しみにしていました。

どんなコメントでもいい。
彼のコメントに私は感謝の気持ちを込めて沢山返事を書いてあげよう。

それは、地震が起きる前日の事だったのです。


地震が起きた日、それまで毎日のように送られてきた彼からのメールが初めて来ませんでした。

私は、ニュースで、仙台の被害の様子を知り、心配になって、初めて私からメールしました。

地震が起きて、今日で三日。

彼からメールはまだ来ていません…


なんとか、無事でいて下さるよう、あなたの無事をお祈りしています…