
今週末もお天気悪そう。
今週の紅葉見物は今日しかないと思って、
休みをもらって発作的に米沢の南方、天元台に行ってきました。

初めて訪れた天元台高原は標高1350m。
白布温泉上部の乗り場からロープウェイで手軽にここまで上がれます。

平日だから人出も少ない。
広い平坦地はスキー場になっています。
最初の写真をみてもらえばわかりやすいのですが、
ここからさらにリフトを3本乗り継ぐと(往復1600円)、
一気に福島との県境吾妻連峰のなだらかな稜線近くまで
上がることが出来るんですね。

展望台からは・・・

米沢の市街地が一望できます。
逆に市街地からこちらを見上げると、
異様に平坦な横幅の広い大きな山塊が控えているのが印象的でした。
ちなみに雲がかかっている写真右手が蔵王方面、
左手が朝日方面です。

こちらは西側に聳える飯豊連峰。
やはり上部稜線からは雲が取れていません。
これら高い山々はこの週末の寒気で雪化粧するでしょうから、
東北の高山の登頂チャンスはかなり限られてくるでしょう。

こちらはロープウェイ(往復1700円)
標高差400mをわずか6分で上り下りします。

ロープウェイ乗り場から奥に1kmくらい登ると、
米沢八湯のひとつ秘湯新高湯温泉吾妻屋旅館があります。
行ってみたかったけれど、立ち寄り湯は受け付けていないと書いてあったので断念。
またここから山岳観光道路西吾妻スカイバレーが、
県をまたいで檜原湖まで延びています。
こちらも紅葉見物にはいいタイミングなのですが、
日帰りなのでこちらも今回はパスです。

実は天元台の台地はもと硫黄鉱山の跡地なのでした。
昭和20年代の最盛期には従業員800人、
その家族を含め2000人がここに暮らしていたとは知りませんでした。
お昼を食べたロッヂアルプ天元台はその分校跡に建てられたものだそうです。
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