農村ライフ 日々是好日

山形・庄内平野でお米を作る太ももの会広報部長の農村日記

十里塚海水浴場閉鎖に

2009-06-05 22:18:20 | 日記
夏近し。
庄内海岸にはいくつもの海水浴場がありますが、シーズンインを前にして県は水質調査を行ったそうです。

そんななか残念なニュースが・・・
十里塚海水浴場の閉鎖です。



十里塚海水浴場は、わが家から一番近い海水浴場で(約5km)、子どもの頃からよく通っています。
西浜や湯野浜のような観光地ではないけれども、田舎の漁村にある静かな砂浜の海水浴場です。

自転車で15分もかからないので、中学の時は毎日通っていました。
アサリがよく採れ、浜で焚火をして焼いて食べたりしました。
ミズクラゲが大発生した年は、浜辺に打ち上げられたクラゲを、手ですくっては投げ合ったりしたこともあります。

クラスメイトの番屋に泊まりながら、自炊して(当時はまだキャンプという概念はなかった)目一杯遊んだのは、中学3年の夏だったかなあ。

海で遊んだ後、村の駄菓子屋で食べるかき氷がまた美味かった。

新聞の報道によると、

海水浴客の減少→赤字で採算が合わなくなった
海岸の波による侵食→急に深くなり海水浴には適さない

といった閉鎖の理由が挙げられています。

おそらく少子高齢化といった、自治会の内部事情もあるものと思われます。

海水浴はできなくなるけれども、海岸端の駐車場やトイレは今までどおり使えるそうなので、
これからも夕陽を見にちょくちょくでかけることでしょう。

またキャンプとまではいかなくても、浜辺にテーブルと椅子を並べて、夕陽を眺めながらのディナーとしゃれこみたいなあ。

今までお世話になりました。
ありがとう、十里塚海水浴場。




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