透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

春は道草をしながら

2019-03-16 22:50:00 | 日記

雪のち曇り。最低気温-1.8℃、最高気温2.2℃。

今日も朝から雪降りで、春は足踏み状態でした。

今日の「新 北のうた暦」では雪の結晶の観察書を詠んだ歌が掲載されていました。雪の観察を江戸時代に熱心にしていた方がいたのですね。あの六角形の結晶を美しいと思うだけではなく、探求し続け書に著すとは。その書が初の人工雪を作った中谷宇吉郎博士をしてその正確性が高く評価されるほどのものだったとは。

解説文にあった「知性の孤独」という言葉が印象に残りました。探求し続けることは孤独な作業で、それはおそらく、古来から今に至るまで、真実だろうなと思います。

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宮田屋珈琲大麻店へ

2019-03-15 21:33:20 | 日記

曇りのち晴れ。最低気温-2.7℃、最高気温3.7℃。

朝6時台の風景。積もった雪で道は真っ白になっていました。

今日は宮田屋珈琲大麻店で4名が集い、打ち合わせ。珈琲やココアを飲みながら、リラックスしつつ、しっかりお話を伺うことができました。

私たちが座していたのは2階の西側、窓際のテーブル席。直射日光が入らず、光の取り込みが一定していて、落ち着いた雰囲気が醸し出されていた様に思います。

先輩曰く、「この屋根はマンサードトラスで開拓の村の建物のようでしょう。」と。珈琲も、建物にも味わい深さが感じられたお店でした。

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フキノトウ・ネコヤナギなど

2019-03-14 22:26:35 | 日記

晴れ時々曇り。最低気温-5.9℃、最高気温2.8℃。

開拓の村から戻り、野幌森林公園・ふれあいコースから大沢口までを散歩してきました。

フキノトウを今季、初めて見ました。春のお墨付きを頂いたようなきがしています。

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牡丹雪・名残雪のあとさき

2019-03-13 19:18:09 | 日記

曇り時々雪時々晴れ。最低気温-0.4℃、最高気温2.2℃。

義母の定期検診のあと、義父のところへ。

我家に戻るとすぐにぼたんのような雪が舞い、路面はみるみるうちに真っ白になりました。まもなく何ごともなかったかのように日が射してくると、先ほどの雪は解けてなくなっていきました。今の時期には降っては消えていく雪の姿を見る機会が多くなります。

「暮らし歳時記」というサイトによると、形状と降る時期により、たくさんの呼び名を列挙していたのですが、その中で次の箇所に目が留まりました。

雪のひとひらが大きな形状の雪を「綿雪」「牡丹雪」「花びら雪」、もうすぐ春という頃に名残を惜しむように降る雪は「名残雪」(なごりゆき)。

先ほど降っていたのは、「牡丹雪」であり「名残雪」だったようです。それにしても、様々な雪の呼び名を思いめぐらし、名付けてきた私たちの祖先はなんと感性が豊かでネーミングが上手だったのでしょうか。

すっかり青空が広がった空を見上げながら、この空の向こうは春なのだとこれまた、先人が思い描いた光景を私も思い浮かべようとしたのですが・・・・。

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満開のミモザなどを

2019-03-12 19:56:03 | 日記

曇り時々晴れ。最低気温0.1℃、最高気温2.5℃。

朝起きると、さらりと降った雪に玄関前の道路は真っ白に。

そして、出かけた百合が原緑のセンターの温室では彩り豊かな花々や柑橘系の果物が実っていました。

この温室の中では季節が数か月進んでいる風です。ミモザは満開。3月8日の国際婦人デーの日に、イタリアでは「FESTA DELLA DONNA(フェスタ・デラ・ドンナ=女性の日)」とされ、男性が日ごろの感謝を込めて、母親や奥さん、会社の同僚などにミモザを贈る風習があり、「ミモザの日」とも呼ばれているそうです。

アザレアやツバキは色も形も異なる様々な種類の美しい花を咲かせていました。

北海道の白と青の世界も良いものですが、季節を先取りしたような色鮮やかな世界も目の保養になりました。

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東日本大震災から8年

2019-03-11 21:02:09 | 日記

曇りち時々晴れ。最低気温-5.2℃、最高気温4.0℃。

東日本大震災から8年が経ちました。

思えば、8年前の午後2時46分、東京国際フォーラムガラス棟地下1階にある相田みつを美術館で地震に遭いました。すぐに館内放送があり、宮城県で震度7、東京都では震度5強、この館では震度5だったと伝えられたのです。

その後、帰宅困難者として東京駅八重洲口付近で凍えながら電車の復旧を待ち、夜中になって東京国際フォーラム地下1階へ移動。床に段ボールを敷いてその夜を過ごしました。

 

それから8年後の今日、震災の起きた時刻の14時46分から1分間の黙とう。それが今の自分にできる唯一のことでした。

 

夕方の番組では人形作家の宮竹眞澄さんの「復興願う人形展」を取り上げていました。苫小牧で17日まで開催中とのこと。

1万5897名の命が奪われ、2533名の行方不明者(3月8日現在の警察庁まとめによる)を抱えたままの震災のこと、行く末が不問に付されたままの原発のことを忘れずにいるためにも足を運んでこようと思っているところです。

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ウトナイ湖へ

2019-03-10 22:23:22 | 日記

晴れ。最低気温1.3℃、最高気温5.9℃。

高速を利用して約1時間のウトナイ湖へ出かけてきました。マガンのねぐら入りを見たかったからです。

今日は午後4時半頃から始まったねぐら入りを約1時間ほど眺めていました。パステルカラーに染めあげられていく空を映し、ウトナイ湖は刻一刻、表情を変えていきます。その中を規模は小さめでしたが、次々に隊列を組んで帰ってくるマガンの群れ。

その営みにどうしてこうも足を運びたくなるほどに惹きつけられるのかと自問自答しているところです。

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野幌森林公園・エゾユズリハコースから大沢コースへ

2019-03-09 18:53:23 | 日記

晴れ。最低気温-6.7℃、最高気温7.0℃。

最高気温7.0℃の暖かい日。風もなく、春めいた野幌森林公園・エゾユズリハコースから大沢口経由ふれあいコースを歩いてきました。

公園内は静かで、鳥の声や風に揺れる笹の葉ずれの音までも聞こえました。

森を歩いているうちに、五感が研ぎ澄まされるようです。

久しぶりに、新鮮な空気と日光を思う存分浴びながらの散歩は、長ぐつで少々歩きづらかったとはいえ、素の自分に戻れるようで、なかなか良いものでした。

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夕暮れ時の野幌森林公園へ

2019-03-08 21:07:00 | 日記

晴れ。最低気温-9.6℃、最高気温3.0℃。

日が永くなってきたので、義父の顔を見た後、野幌森林公園まで出かけてきました。

久しぶりの大沢口付近。雪解けが進み、ネコヤナギが銀色に光っていました。

今日は何となく金子みすゞさんの詩を手に取ってみたくなり、ページを繰っていました。その中から次の作品を。


 

「おもちゃのない子が」 金子みすゞ

おもちゃのない子が

さみしけりゃ、

おもちゃをやったらなおるでしょう。

 

母さんのない子が

さみしけりゃ、

母さんをあげたらうれしいでしょう。

 

母さんはやさしく

かみをなで、

おもちゃは箱から

こぼれてて、

 

それでわたしの

さみしいは、

何を貰(もろ)うたらなおるでしょう。

 金子みすゞ童謡集『このみちをゆこうよ』から


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「喫茶 花どーる」へ

2019-03-07 21:18:43 | 日記

晴れ。最低気温-5.3℃、最高気温1.9℃。

野幌屯田5にある喫茶店「花どーる」へ。

ひな人形約100体が飾られた店内は明るく華やかな雰囲気に包まれていました。約50年前に製作されたものを含め、7段飾り5組の他に夫婦雛も。

豪華な7段飾りはやはり見ごたえがありました。一方で、さりげなく置かれた夫婦雛にも味わいが感じられました。

店主の寺井佳子さんは1996年にお店を開業した折に趣味の紙粘土人形を置いていたそうです。翌年、もっとにぎやかにと思い立ち、巣立った娘さんのひな人形を飾ったところ、来客の方に好評だったことが契機となり、常連客やお友達からのひな人形を受け入れ、今に至っているとのこと。

店主さんとのおしゃべりの中で、喫茶店を始めたいきさつやこれまでのことを知り、その行動力にすっかり魅了されました。

表情豊かなひな人形に囲まれ、店主さん手づくりのランチで楽しいひと時を過ごすことができました。

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啓蟄

2019-03-06 19:48:01 | 日記

曇り時々晴れ。最低気温-2.3℃、最高気温4.6℃。

本日付け北海道新聞日刊紙

今日は啓蟄。啓蟄について『広辞苑第六版』では「(蟄虫、すなわち冬ごもりの虫がはい出る意)二十四節気の一つ。太陽の黄経が345度の時で、2月の節(せつ)。太陽暦の3月5日頃に当たる。驚蟄。」とありました。

当地も気温は高めとなったのですが、夜の冷え込みは氷点下。うっかり冬ごもりから這い出た虫が外でうろうろしていたら、凍えてしまうでしょう。そんな虫は居ないだろうとは思うのですが。

自然界に身を置いている生き物は自然の摂理をわきまえていて、存外、賢い判断をするものだと思うのです。

この時期、暖かさに乗じ、軽装して喉を傷めることが多いのはヒトであるわたくし。

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車の運転免許証を更新

2019-03-05 19:38:03 | 日記

晴れ。最低気温-5.9℃、最高気温3.3℃。

運転免許証を更新してきました。優良だったので、厚別優良運転者免許更新センターにて12時から30分の講習で済みました。

あっという間の5年。証明写真は時の流れを突きつけるかのようにリアルです。現実と向き合うことは確かに大切だと。

さて、雪解けはさらに進んで、脇道となるバス通りも路面がすっかり出て春仕様となっていました。

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「イーハトーブセンターだより第131号」が届く

2019-03-04 17:21:58 | 日記

晴れ。最低気温-1.0℃、最高気温4.0℃。

 「イーハトーブセンターだより第131号」が届きました。宮沢賢治学会イーハトーブセンター事務局の皆様、お忙しいところありがとうございました。

今日も昨日に引き続き好天に恵まれた当地。雪解けがずいぶん進みました。夕方になっても気温はプラスのまま。凍りつかない水溜まりに映る空もまた美しいと感じました。

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開拓の村の「草餅・桜餅の提供」へ

2019-03-03 21:51:42 | 日記

晴れ。最低気温-9.5℃、最高気温4.0℃。

 

 

企業秘密?の部分もあるので、桜餅作りの15工程の一部をアップします。

今日は開拓の村の年中行事「ひなまつり」のイベントがあり、旧武井商店酒造部で桜餅作りにボランティアとして参加。500個の桜餅を職員さんを含め総勢8名で。この村の桜餅は開拓の村の伝統技術に長年協力して下さっていた、故呉羽重雄氏からの直伝によるものだそうで、貴重な体験をさせていただきました。

桜餅の他に草餅もふるまわれた「ひなまつり」のイベントは、家族連れなどで大いに賑わいをみせていました。

帰る道すがらには青空に映える百年記念塔の姿が。

昨年の「ひなまつり」の記事はこちら。

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雲の向こうは

2019-03-02 20:13:46 | 日記

曇り時々雪時々晴れ。最低気温-1.1℃、最高気温2.3℃。

春の便りがテレビのニュースで流れています。梅、桜、菜の花も。桃の節句を明日に控え、桃の花もどこかで。

北海道の当地は雪解けが進んでいるのは確かですが、今日も朝方雪が舞いました。

晴れた空から雪が舞うのも見たことがあります。

雪には本当に様々な表情があります。

花のような雪が舞い降りる空を見上げ、雲のずーっと向こうは春なのだと詠んだこの歌には前から心惹かれるものがありました。

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