雨時々曇り。最低気温20.1℃、最高気温23.2℃。
サラシナショウマ
涼やかな一日となりました。
生田原の友人から頂いた「インカの目覚め」というジャガイモを茹でてポテトサラダにしたり、義母が育てた花豆とニンジンに加えて煮ものにするなどして過ごしました。
長さ4cmほどでこぶりの「インカの目覚め 」ですが、丸ごと使うことで調理も速やかにできました。卵の黄身より濃いめの黄が鮮やかで、甘みもあり美味しいものです。
採り立ての花豆は煮始めるとすぐに柔らかくなり、茹でた「インカの目覚め 」とニンジンを加えて彩を整えてみました。
「インカの目覚め」について旬の食材百科というネットをみると、奥の深さにたじろぐほどで、とてもすべてを書き尽くせないと悟り、一部を引用させて頂くことにしました。
◆カロテノイド系色素がキタアカリの7倍
果肉の濃黄色は抗酸化作用が強いカロテノイド系色素によるもので、その中のゼアキサンチンという成分が黄肉種で知られるキタアカリの約7倍も含まれているそうです。
◆小規模農家向けで生産量が少なく希少品種
比較的小ぶりのじゃがいもで、大型機械では取りこぼしが多くなることや、収量が少なく休眠期間が極めて短いため長期間の保存に向いていない事等から大規模栽培には適さない品種で、生産量は限られています。
◆インカのめざめに適した料理
煮崩れしにくいのでシチューやカレー、肉じゃがなどの煮物に向いている他、揚げ物にも変色しにくく綺麗に仕上がります。また、色が黄色で綺麗なので、茹でて賽の目に切り、サラダに仕上げたり、炒め物にも崩れにくく美味しいです。
希少品種ということで貴重な食材となっている「インカの目覚め」はその名もロマンを感じさせる印象的なものです。
また、見た目が黄金色で美しいだけではなく、抗酸化作用が強いカロテノイド系のゼアキサンチンという成分が同じ黄肉種のキタアカリより7倍もあり、栄養面でも、つまり中身でも期待を裏切りません。
なんとも味わい深イモのが創り出されたものです。