曇り時々雨。最低気温15.7℃、最高気温21.2℃。
雨が小降りになってきたので、野幌森林公園へ。ふれあいコースから百年記念塔を経由して、大沢口まで歩いてきました。
野の花を、そこに飛んでくる蝶をカメラに収め、地面を這っているカタツムリを踏まないようにし、鳥がさえずるのを聞きながら、約3.5Kほどを楽しんできました。
木々の間を渡ってくる風は暖かく湿気を含んでいました。命の数々が育まれ、守られている森。この森は何も語らず、ただその大きな懐ですべてを受け入れているのだと感じました。
そのような思いに見合った、まど・みちおさんの詩を見つけたのでアップすることにします。
小鳥たちの道 まど・みちお
小鳥たちの道は自在です
風はしる天の道へとつづいています
道がそこから始まる
かれらの家や村や町そのものも
休みなく 天をめざしつづけています
一本の木として
一むらの林として森として
そこに暮らす数えきれない生命(いのち)たちの
オアシスでありつづけようと
母なる大地がこの星の幸せのためにと
朝夕ささげつづけているあの
天への祈りの光跡(こうせき)をなぞりながらに