透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

藤城清治氏

2013-06-19 19:41:25 | 日記

曇り。最低気温15.1℃、最高気温22.2℃。

午後、散歩する途中に、ラベンダーの蜜を吸うモンシロチョウの姿を見る。

                     

                             《モンシロチョウ 文教通り 12:00》

                     

                               《ふれあいコース12:08》

民放のミヤネ屋という番組で89歳の藤城清治氏が取り上げられていた。6月15日に開館した「藤城清治美術館」に収めるための巨大な作品作成の様子やこれまでの数々の作品が放映されていた。「銀河鉄道の夜」の影絵が映り、カメラに撮ろうとした瞬間にリモコンのスイッチに手が当たり、消えてしまった。やっと撮れたものをここに載せるのは著作権にふれるのかどうか。

藤城氏は戦争体験等を経て、自然の美しさや厳しさ、人が犯したことも含めて、「このいろんなものを書き留めていくのも大事なことだなっていうことがね」と今の心境を話されていた。「まだまだ 生きている限りね 自分の持っている全てを この地球の素晴らしさを表現することに懸けて、たくさんの人に見てもらって、人間うんと頑張ればできるんだという風に思えてもらえればね」と。

                     

                     

                     

 広島の原爆ドームや東日本大震災で気仙沼に上った共徳丸なども画題にして取り組んでおられ、その姿勢に画家としての気概が感じられた。

コメント
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