↓ 途中、脱線しましたが、何とか形になってきたところです。
初期に比べると、見た感じが大きく変わってきました。
こうして試作をつくり、現物を前にして見比べてみると、
基本デザインは同じなのに、ちょっとした違いで随分と全体の印象が変わることに感心。
この違いを図面上で感じ取ることは到底無理のような気がする。
う~ん、あまりデザインというものを真正面から意識することはありませんが、
あらためて、モノのカタチというものは、凄く精緻な世界から成り立っているのかなあと思った。
普段、お客様のお話を伺って家具作りをさせて頂いているのですが、
設計する際は、お客様、その家具の用途、使われる場所を第一に考えており、
いわば日常生活上の実用品をつくるという視点から仕事をしており、
結果として、そのデザインとなるものだと思い込んでいました。
まあ、これはこれでそうなのだと思うのですが、
試作をいくつか作り始めると、その変化の大きさに驚きました。
こうして考えると、メーカーが作り上げている身の回りにある様々なデザインというのは、
いいものであればあるほど、それなりの多大な時間と労力が費やされているのですね。
新しいデザインの視点を考える良い機会となりました。
何事も、多面的に見ていくのが全体のバランスを整えていく法則があるのでしょうね。
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