福島木工家具店

製作した家具の紹介と日記

初泳ぎ

2013-07-07 22:23:32 | 日記
今朝は6時から集落の早朝草刈奉仕作業。

刈払機を使うのは、前回4月にあった奉仕作業以来で3ヶ月振り。


梅雨の間、ずーと使っていなかったせいか、

ちょっとエンジンの吹け上がりが良くない様で、

作業終盤に、ついにエンジンストップ。


今日の早朝奉仕は明け方に雨が勢いよく降ったせいか、

人の集まりが普段より少なかったようで、

いつもより時間がかかり、8時前に終了。


さて、これから自分の敷地の草刈をしたいのですが、

止まってしまった刈払機をなんとかしなければ。


エンジンは全然詳しくは無いのですが、

何となく、吸気とプラグを掃除したら運よく調子が戻る。

そういえば、購入してから12年。

エンジンのメンテナンスは一度もしていなかった。

そのうち、ちゃんと手入れをしなければ。


我が家の敷地の草刈も3ヶ月振りで、草ぼうぼう状態。

これを機にスッキリしたいところ。

夏場で天気も良いので、体調に気をつけながら黙々と機械を回す。


途中、2~3回の水分補給をして、

結局、お昼の12時まで4時間の作業となる。


最後の30分がきつかった。

ちょっと無理をしてしまいました。

気が付けば、全身汗だくになり、右肩が痛い。

両足も疲労してフラフラ。


水浴びして、水分補給してちょっと休憩。

ああ、今日の午後はゆっくりと体を休めようかなと思っていたところ、

子供がお母さんに海に行きたいと言い出す。


こんなに天気が良い夏日の休日!

子供の気持ちは十分にわかるのですが、

お父さんは、聞かない振りして横になる。

四十過ぎのおじさんには午後から元気に出かける気力がもう無いのである。


このまま寝てしまえと思う反面、

一念発起して子供のために頑張るか、

休日のお父さんは、寝たふりしながら、

心の中で良心と我欲の葛藤がつづく・・・


ええーい、と起き上がり、

お父さんと行くぞ!と宣言し、

気合を入れる。


全身疲労感で体が重く、筋肉痛なのですが、

海水浴して、リラックスでもすれば体調も整うでしょう。

ということで海水浴場へ。


車で20~30分も走れば到着してしまうこのお手軽さは島暮らしの特権です。

梅雨明け初めての休日。

海水浴場の駐車場はほぼ満車状態(まだ海開きしていませんが)。

やはり家族連れが多く、皆さん同じような状況で、子供にせがまれて来たのでしょうか。


いざ海へ。

思っていたよりも水温が高く、やや風は強いものの、

海に浸かっていると、とても心地よい。


ああ、幸せな気分。

来てよかった。

子供も大喜び!


二十代の頃、

ジャック・マイヨールに憧れ、

素潜りに夢中になったことがありまして、

インドネシアに2ヶ月滞在して、毎日海に潜っていたことがありました。


透明度はいつも20m以上、深く潜っても水温が高く、

とてもフレンドリーな海で、日に日に潜るのが楽しくなり、

素潜りで20m、時間にして1分半くらい潜れたことがありました。


今日、この海の中で、ふとあの頃を想い出して海に浸かる。

あまりに水中が気持ちよいので、

このまま息をしなくても、大丈夫のような錯覚を覚えるほど。


なんだか、半漁人というか、人魚というか、海の中の生き物になった不思議な気分。

この海水と肌といいましょうか、海と体内とを隔てるものが曖昧になってきて、

このまま、海に溶けてしまうような感覚。


生物は海から生まれたというのが、遺伝子の記憶として残っているのでしょうか。

ちょっと嬉しい気分になりました。


この青い星に生まれて、人類(先祖)の連綿とした営みがあってこそ、

今こうして生きていることに感謝する。

この感謝の気持ちを、雑多な日々の生活の中でも意識して生活していければと、

思うのでした。



コメント
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