虫の観察をしてみると、キクイムシとトラカミキリムシ(多分ヨツスジトラカミキリムシ)の2種類を良く見かけます。
キクイムシは木材辺材部分表面に直径1mmほどの穴をあけますので、それを確認したら
ドリルで穴を掘って切除し、念のため専用の殺虫剤を噴霧しておきます。
殺虫剤は出来れば使いたくなかったのですが、家具になる材を目の前で虫に食われていく姿を
見るのには耐えられないので仕方ないです。
↓ キクイムシの穴周辺の切除の場合はカット面に虫穴がないのを確認
また、穴をあける箇所は決まって辺材部分なので、予め辺材部分をカットしておくのも手です。
続いてトラカミキリムシですが、これは木材の小口に卵を産むような仕草をしているのですが、
動き回っているだけで本当に産卵しているかどうかは確認できませんでした。
これも念のため小口を切り落として産卵できないように木工ボンドを塗っておきます。
こうすると乾燥による割れ防止にもなり一石二鳥です。
他の種類のカミキリムシ(小型の茶色 名前は未確認)もいます。
この虫は広葉樹でなく、伐採後の杉丸太によくつきます。
樹皮の隙間から卵を産みつけ、幼虫は樹皮の下の部分を食べて成長します。
これも辺材しか食することは無く、樹皮を剥いてしまえば被害にあいません。
しかしながら、観察はまだ始まったばかりで、これで完全とはいえないので、
今後も注意して見ていく必要があります。
次にカビですが、樹皮の下と辺材部分に発生することが多いです。
虫と同様、この部分は被害に遭いやすいようです。
よほどおいしいのでしょね。
製材したら速やかに樹皮を剥いておく、もしくは辺材部分をカットしておくのが間違いありません。
カビは湿度と温度の関係でこの梅雨時が一番注意が必要なのかもしれません。
冬などの乾燥している時期は雨ざらしで無い限り問題は無いと思います。
この虫とカビの問題は、木材の保管時に最大の注意が必要で、加工を終え、
適した塗装をして製品となれば、簡単に寄り付くことは無いそうです。
その適した方法を、ここ屋久島なりに試行錯誤しながら編み出していきたいです。
まだつづきます。
キクイムシは木材辺材部分表面に直径1mmほどの穴をあけますので、それを確認したら
ドリルで穴を掘って切除し、念のため専用の殺虫剤を噴霧しておきます。
殺虫剤は出来れば使いたくなかったのですが、家具になる材を目の前で虫に食われていく姿を
見るのには耐えられないので仕方ないです。
↓ キクイムシの穴周辺の切除の場合はカット面に虫穴がないのを確認
また、穴をあける箇所は決まって辺材部分なので、予め辺材部分をカットしておくのも手です。
続いてトラカミキリムシですが、これは木材の小口に卵を産むような仕草をしているのですが、
動き回っているだけで本当に産卵しているかどうかは確認できませんでした。
これも念のため小口を切り落として産卵できないように木工ボンドを塗っておきます。
こうすると乾燥による割れ防止にもなり一石二鳥です。
他の種類のカミキリムシ(小型の茶色 名前は未確認)もいます。
この虫は広葉樹でなく、伐採後の杉丸太によくつきます。
樹皮の隙間から卵を産みつけ、幼虫は樹皮の下の部分を食べて成長します。
これも辺材しか食することは無く、樹皮を剥いてしまえば被害にあいません。
しかしながら、観察はまだ始まったばかりで、これで完全とはいえないので、
今後も注意して見ていく必要があります。
次にカビですが、樹皮の下と辺材部分に発生することが多いです。
虫と同様、この部分は被害に遭いやすいようです。
よほどおいしいのでしょね。
製材したら速やかに樹皮を剥いておく、もしくは辺材部分をカットしておくのが間違いありません。
カビは湿度と温度の関係でこの梅雨時が一番注意が必要なのかもしれません。
冬などの乾燥している時期は雨ざらしで無い限り問題は無いと思います。
この虫とカビの問題は、木材の保管時に最大の注意が必要で、加工を終え、
適した塗装をして製品となれば、簡単に寄り付くことは無いそうです。
その適した方法を、ここ屋久島なりに試行錯誤しながら編み出していきたいです。
まだつづきます。