深川小学校 日々のできごと

深川っ子の学習や生活の様子、季節、地域の話題をお届けしています。学校をより身近に感じていただけたら幸いです。

学校保健委員会 <すくすく講演会>

2011年12月12日 | 学校生活

12月9日(金) キッコーマンアカデミー から講師をお招きし、食品衛生、とくに食中毒の予防についてのお話を伺いました。

これからの季節、心配なのが「ノロウイルス」による食中毒です。 

例年、12月から1月にかけて発生のピークを迎え、一度発生すると多くの人に広がります。

感染のルートは2つあります。

  1.ノロウイルスに汚染された食物が人の口に入ること。(食中毒ルート)

  2.ノロウイルスに感染した人から排出された便などから、他の人に感染すること。(感染症ルート)

 

ノロウイルスを予防するためには 

◎手洗いの励行

 手洗いの仕方を実演で教えていただきました。

 自分ではしっかり洗ったつもりでも、まだ不十分という人が多いのが事実です。

 手や爪の先をくまなく洗うことはもちろん、手首から腕の方まで洗うことが望ましい   そうです。 

◎食品は加熱する

 ノロウイルスは、カキやハマグリなどの二枚貝類に存在すると言われていますが、85℃で1分間加熱することによって感染性はなくなるそうです。

◎汚物の処理にあたって注意する点 

 ノロウイルスは、飛沫感染をすることもあります。

 患者の便や吐瀉物の処理には、マスクや手袋を使い、汚れた所をふき取った後は、次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤「ハイター」など)でさらに拭きます。その際、換気をよくしてください。

    「吐いたらハイター」と覚えましょう!

 

食中毒の原因となるウイルスや細菌を「付けない」「増やさない」「やっつける」ことが大切です。

冬は風邪やインフルエンザもはやる季節。

元気に過ごすために、自分でできることを極力実行していきたいと思いました。

(author:HPボランティア)