深川小学校 日々のできごと

深川っ子の学習や生活の様子、季節、地域の話題をお届けしています。学校をより身近に感じていただけたら幸いです。

学級閉鎖の連絡3

2009年10月31日 | 安全・安心
本日、5年2組の児童6名のインフルエンザ感染が確認されましたので、明日から11月4日(水)まで学級閉鎖とします。塾や習い事も含め、できるだけ自宅から出ないで、静かに過ごしてください。(放課後や休日も同様です。)授業再開日は、11月5日(木)です。新たに、感染の児童が出ましたら、速やかに学校または担任までご連絡ください。閉鎖中の元気な児童への課題については、2日担任より連絡いたします。ご協力お願いいたします。
【5年生の保護者の方へ】
本日午後6時に 「子ども安全連絡網」を使って、学級閉鎖の連絡をしております。確認できましたら送達確認を必ず行ってください。送達確認を行わないと、何度も同じ連絡内容が再送信されます。         (author:学校担当者)

児童の健康状況

2009年10月30日 | 安全・安心
 28日まで学級閉鎖だった6年2組ですが、昨日から再開しました。久しぶりの学校、そして友達に会えてみんな嬉しそうでした。ご協力ありがとうございました。心配していた4年生も落ち着いてきました。
 代わりに、5年生のインフルエンザの欠席者が目立ってきました。来週の後半は、研究発表会やウィークエンドスクールの発表会と大きな行事が控えています。新たに発熱、発症があった場合は、休日でも学校または担任まで必ずご連絡ください。今後の予定が変わるかもしれません。学校からの連絡に注意してください。
 引き続き、感染拡大防止のため、咳エチケット、手洗い、うがいをお願いいたします。

10月30日 インフルエンザ(疑いも含む)罹患状況

1年0名 2年1名 3年1名 4年0名 5年7名 6年1名 

10月で、全校で38名の児童がインフルエンザにり患しました。(author:学校担当者)

深川っ子の大先輩 文化功労者に!

2009年10月29日 | 学校生活

 昨日、うれしいニュースが飛び込んできました。27日、今年度の文化勲章受章者5人と文化功労者15人が発表されました。(昨日28日の各新聞朝刊の一面をご覧ください。)                                            文化功労者15人の中のお一人、文化人類学者の川田順造氏(75)は、深川小学校で学ばれた方で、子どもたちにとって大先輩です。 川田順造先生は、東京外国語大名誉教授。日本のアフリカ文化研究の先駆者として、我が国の文化人類学界をリードしてきた方です。 川田先生は、高橋にあった江戸時代から8代続いた「上州屋」という商家(米屋)に生まれ、8歳まで深川小に通っていました。しかし、戦争のため余儀なく千葉県市川市に移られましたが、故郷深川の地には特別な思いがあったようです。(同窓会「校友会」の総会にも数年前に出席されたとのことです。)

 川田先生は、ご専門からアフリカ文化研究のご著書が多いのですが、「母の声、川の匂い―ある幼時と未生以前をめぐる断想 」というご著書には、幼き日の深川の地の思い出やご家族のことが記されています。

 「この頃ではもう話す人も少なくなった東京下町風の、軽く鼻に抜ける人なつこい喋り方で、「見(め)えない」「低(しく)い」そんな下町ことばも混る母の声を思い出の中できいていると、私には、家の前の小名木川の匂いがよみがえってくる。川ともいえないちっぽけな運河で、行徳の塩を江戸に運ぶために徳川家康が開鑿させたものだ。母が子どもの時分にも、塩の叺を積んだ塩舟がよく来て、家の前で揚げて荷車に積んで行ったという。姉の小学校の同級生の、夜店通りの豆屋の恭子ちゃんのおばあさんも、行徳の塩造りの家からお嫁に来た。祖父が小さい頃には、家の前の小名木川で蜆がとれたらしい。」 (「母の声、川の匂い―ある幼時と未生以前をめぐる断想 」川田順造著より  2006年 筑摩書房)

 母の声、川の匂い ある幼時と未生以前をめぐる断想  /川田順造/著 [本]

  文化功労者は、文化勲章に次ぐ栄誉だとされています。大先輩の栄誉は、深川小学校にとっても、誇りであり、これからを担う子どもたちにも、きっと大きな励みになると思います。川田順造先生、おめでとうございます。ますますのご活躍を祈念いたします。                              (author:学校担当者)


学校公開最終日の様子

2009年10月27日 | 学校生活

 秋の学校公開が今日で終わりました。写真は、すべて今日5時間目の様子。まず、先週5日間の学級閉鎖をしていた3年1組の5時間目の様子です。再び元気な声と明るい顔が戻ってきました。学級活動で読書について、どんな本を読むといいのかみんなで話し合っていました。

5年生は、5時間め算数でした。3つの少人数クラスに分かれて、台形の面積の求め方を学習していました。

 

「台形の面積の公式を丸暗記しただけでは、わかったことにならないよ。」と先生たち。どうやれば、求められるのか、今まで勉強したことを使って、求め方をいろいろ考えながら解いていました。

 2年2組の5時間目は、図工でした。はじめての紙はんがに挑戦。「ふしぎないきもの」のはんを、大きくくふうしながら作っていました。こんなのできたよと見せてくれました。最後、紙にどのように写るか楽しみです。

最後は、6年生。5時間目、国語の時間。宮沢賢治の「やまなし」の学習をしています。子どもたちが、読みとった事や表現を手がかりに自由に想像し、考え、発表していました。「やまなし」は、読めば読むほど不思議な世界です。

  きのうから学級閉鎖になった6年2組の教室です。あの元気な6年生の姿が見えないのはやはりさびしいです。担任は、給食を一人で食べるともっとさびしくなるので、職員室の先生たちと食べた後、午後、子どもたちの様子の確認に、家庭訪問に行きました。(玄関までです。) 新たな発熱者はいなかったとのことです。6年2組のみなさん、もう少しのしんぼうです。2組がいないので、さびしがっていた1組の子がいましたよ。                         (author:学校担当者)


第2回学校説明会

2009年10月26日 | 学校生活

 25日、来年小学校に入学されるお子さんの保護者対象の学校説明会がありました。あいにくの天気でしたが、多くの保護者が来られました。6月に続いて2回目。参加者の半分が初めての方でした。(これだけでも、説明会を2回設定した価値がありました。)最新の情報も入れ、構成も少し変えました。6月には伝えられなかった「子ども安全連絡網」のことや来年1月から始める入学サポートプログラムのことを詳しく説明しました。また、昨年に続き隣の学童保育クラブの方に来ていただき、学童のことも説明してもらいました。

 年から説明会の内容を見直し、普段地道に続けている本校の教育活動のいい面や学校と地域のつながりのよさをもっと積極的にアピールしていくようにしました。本校が今力を入れていること、「学力向上」、「健康な体つくり」、「豊かな心」の3本柱、深川小ならではの取り組みについて、映像での子どもたちの姿を通し、プレゼンテーションいたしました。また今回オープニングに学校紹介のDVDを流すこともできたのも地域で学校を支えている方のおかげです。しかし、いい面だけ伝えるだけでは信頼は得られません。昨年の在校生の学校評価保護者アンケート結果も紹介しました。参加された方からの質問は、少人数授業や放課後補習教室「深川塾」、夏休み中の登校日数についてなど、学力向上にかかわる質問が多かったです。

 明会を終わったあと、拍手が起きたのは、ちょっとびっくりしました。さらに、終了後、何人かの保護者の方が、来られ感想を言ってくださいました。「○〇小は説明会が15分で終わった。深川小の説明会は温かみを感じた。」「廊下ですれ違った時のこどもたちのあいさつがとてもよかった。自分の子どももあんな風になってくれるといいなと思った。」 、、、あるお父さんらしき方からは「いろいろな学校の説明会をまわったが、こんなに詳しく説明してもらった学校は初めてだ」と話していただきました。さらに「6月の説明会が楽しかったので、また来ました。運動会の雰囲気もよく、ぜひ深川小に入れたいのですが」とご相談を受けた墨田区在住の方もいました。

 ちろん本校もいい面ばかりでなく課題もあります。しかし、大切なことは学力だけでなく、健康な体、思いやりの心、人間性もです。 一番大事なのは、どの子どもにとっても、また明日行きたいと思える学校にしていくことです。学校長の経営方針の一つに「自分の子どもを入れたいと思えるような学校をつくる」とあるのもそれ所以です。その点、新1年生の保護者の方が本校にとても期待をされていることは、とてもうれしいことであり、他校はあまりやっていない年2回の説明会は「学校をアピールするこの上ないチャンス」と 重点を置いた甲斐があったと思います。 

 川小のよさは、すべての子どもたちを 6年間かけて学校・PTA・地域みんなで育てているところです。深川小は心温かい学校です。 地域の子どもが一人でも多く深川小に入学してほしいと願っています。                   

 22年度入学の学校選択の締切は、11月10日(火)です。11月17日(火)に入学希望者の第一次結果が区ホームページで公表されます。               (author:副校長)