前進

ボディビル（ウェイトトレーニング）をする目的は人それぞれだと思います。

ある人は仕事のストレス解消かもしれませんし、トレーニングが終わった後に

おいしいお酒が飲みたいという人もいるでしょう。

人よりも力が強くなりたいと思っている人もいるでしょうし、かっこいい体になり

たい、と思っている人もいるでしょう。

自分の場合は、競技としてボディビルをやっているので、やはり大会で良い成績を

収めたい、というのがあります。　しかし、それとは別に自分の理想とする体に

なりたい、というのもあります。

以前にも書きましたが、広がりと厚みを兼ね備えた体というのが理想で、それに

少しでも近づきたくてトレーニングをしている自分がいます。

しかし、普通に何も考えないでトレーニングをして、自分の理想とする体を手に入

れている、という人は極めて稀だと思います。

体のどこかしらに発達しにくい部位があったりすると思います。

ある部位が発達しにくい場合は、だいたいが体が適応してしまっていることが多い

と思います。

ここでいう適応とは、刺激（種目、重量、回数など）に筋肉が慣れてしまっている

場合や、筋肉が硬くなり鍛えたい部位に刺激が伝わらない場合、又、その人の

日常生活のクセからくる体のバランスのズレなどがあるかと思います。

自分は現在３６歳ですが、若い頃に比べると筋肉が硬くなってきているのを感じま

す。　これは老化の一種だと思います。　自分では決して認めたくはありません

が、厳然たる事実です。　この適応といかに戦って自分の理想とする体をつくって

いくか、ということがボディビルの大きなテーマだと考えています。

筋肉づくりに限らず、人生では思い通りにいかないことが多いですが、それでも

自分は前進しようと思います。


ゴリ