ボディビルダー ゴリ高梨のゴリ日記

バナナでパンプアップ 

2009-04-11 22:08:53 | Weblog
肩のトレーニングについて書いてほしい、とのご要望を頂きましたので、

少し前に行った肩のトレーニングについて書こうと思います。


私の肩のトレーニングは、プレス系の種目とレイズ系の種目で構成

されています。

最初にスミスマシンを使って、スタンディングのバックプレスを

行います。

よくシーテッド(座って)でバックプレスを行う人がいますが、

私はシーテッドでは行いません。

理由は、スタンディングで行うほうが、肩の深部の筋繊維に刺激を

与えられるような感じがするからです。

肩(三角筋)は筋繊維の奥(深部)に刺激が伝わらないと肥大していかない

ような気がするのです。

奥(深部)に刺激を与えるには、ウェイトを持った時に、ウェイトを

骨(肩関節の部分です)で支えるような感じで行う必要があると思います。

ウェイトを骨で支えるためには、シーテッドよりもスタンディングのほうが

重力を直に受けやすく、適している、と思うのです。

以上の理由から、私はバックプレスをスタンディングで行っています。

スミスマシンを使用するのは、バーベルよりも軌道が一定しているので、

肩に負荷をかけやすいからです。

70KGから85KGぐらいで、5回から10回ぐらいを4セット程

行います。 動作の仕方ですが、最初にバーを握ったときに、腰を

軽くアーチさせ(腰を少し反らし)ウェイトを腰の後ろで支える感じ

にします。 そこからバーを下ろしてくるのですが、バーを下ろすのは

だいたい耳たぶの高さぐらいです。そこから再び挙げていきます。

これの繰り返しです。 

肩(三角筋)全体のサイズアップを狙って行っています。

次はダンベルリアレイズです。

これは肩の後ろ(リアヘッド)をサイズアップさせることを目的として

行います。

動作のポイントとしては、肩甲骨は常に固定した状態(開いたまま)を保つ、とい

うことです。

やり方ですが、ダンベルを両手に持ち、背中を丸めた状態でベントオーバー

(かがんだ状態)の体勢をとります。このベントオーバーの体勢の時に

肩甲骨は広げたままにしておき、肘を上に持ち上げる感じでダンベルを挙げて

いきます。肩甲骨を広げた状態でダンベルを挙げると、リアヘッドが

強く収縮するのが分かると思います。レンジ(動作を行う範囲)は

狭くてもいいと思います。

私は最近ようやくリアにうまく効かせられるようになってきました。

コツをつかめば、重いウェイトを振り回してもリアに効くようになります。

リアは小さな筋肉ですが、発達すると上半身が立体的に見えて、(特に横を

向いたとき)非常に完成度の高い体が出来上がると思います。

最後はサイドレイズです。

これは三角筋のサイドヘッド(横)をサイズアップさせることを目的

として行います。

やり方ですが、ダンベルを両手に持ち、肘でウェイトを挙げる感じで

行います。ちょうどアップライトローをダンベルで行うような

イメージです。 ダンベルを挙げてくる軌道ですが、肘を体の真横

もしくは体の後ろに上げるイメージで行います。

私は以前は、結構体の前のほうにダンベルを挙げておこなっていたのですが、

これだとサイドにはあまり効きません。

そこでフォームを直し、軽めの重量で動作のコツをつかみ、少しづつ重量

を挙げていくようにしました。

最初慣れないうちは不自然に感じますが、コツをつかむと、

サイドヘッドが飛びたしたように張ってきます。

種目は以上の3種目ですが、シーズンに入るとマシンのサイドレイズや

リアレイズも行います。

私の場合、肩のトレーニングを行った翌日は他の部位のようには

あまり筋肉痛は出ません。 筋肉痛と筋肥大の関係は現在でも

あまりよく分かっていないようなので、筋肉痛が出たかどうか

よりも、トレーニングを行った時の感覚(動作をおこなっている

最中の息苦しさ、終わった後の疲労度、筋肉の張り具合)を

大事にしています。


肩は背中と並んで、ボディビルダーにとっては命とでもいうべき

部位だと思います。

発達させるのはなかなか大変ですが、発達してくるとすごくカッコいい

体が出来上がると思います。


長くなってしまいましたが、以上になります。


ウホッ

ゴリ





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34 コメント

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肩のトレーニング (まさ)
2009-04-12 09:21:27
返事ありがとうございます
またトレーニングについて書いてください
返信する
はじめましてm(__)m (バルキー小松(小松慎吾))
2009-04-12 13:55:52
ゴリ高梨さん、はじめましてm(__)mボディビルをやっている、まだまだ素人の小松と言います。毎回ブログ見させてもらい、勉強させて頂いてます。今回の肩のトレーニングのダンベルリアレイズについて凄く参考になりました。ありがとうございますm(__)m今年も日本クラス別に出場するんですか?僕もゴリ高梨さんと同じ階級に出ますので、対決が楽しみです(^o^)
返信する
Unknown (サウス)
2009-04-12 21:50:53
肩のトレーニング、ありがとうございます。
ダンベルリアレイズですか、なかなか効果がありそうですね!
私もちょっと真似してみたいです。

ちなみにスタンディングのバックプレスで使うスミスマシンって、床と垂直の軌道の物ですか?それともよくスクワットで使う床と斜めの軌道の物ですか?
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Unknown (やま)
2009-04-12 22:04:58
肩の種目は三種目されてますが、今回の場合でも一時間位かかりますか?本番セットに入る前にかなりアップやストレッチをしているのですか?オンとオフでも種目数やインターバルはかなり変わりますか?質問ばかりで申し訳ありません。
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Unknown (サウス2号)
2009-04-12 22:41:32
質問させてください。
僧合筋のトレーニングは、どこで入れてますか
返信する
実践しました。 (プロテインウォーター)
2009-04-12 23:00:54
取り合えず、ディップスとナローブリップベンチから行ったんですが、ディップスは斜めの方がいいんでしょうか?
また、ナローグリップは拳一つ分ぐらい開けた方がいいですか?

近日には、肩を行ってみます。
返信する
Unknown (ゴリ)
2009-04-13 00:46:47
小松さん、

はじめまして。
ダンベルリアレイズ参考になりましたか。
良かったです

今年は日本クラス別には出ません。
ジャパンオープン、ミスター日本は出ますよ。

大会へ向けてお互い頑張りましょう


返信する
Unknown (ゴリ)
2009-04-13 00:49:03
サウスさん、

スタンディングのバックプレスで使うスミスマシンは、床に対して垂直の軌道のものです。
返信する
Unknown (ゴリ)
2009-04-13 01:00:46
やまさん、

今回のトレーニングでも1時間以上はかかります。 トレーニングを始める前のストレッチは15分ぐらい行います。本番セットに入るまでのアップは各種目2セット程行っています。

オンとオフでは種目数、インターバルは少し変わります。
オフは基本上記の3種目ですが、オンに入るとマシンサイドレイズ、マシンリアレイズ、ダンベルフロントレイズなんかも取り入れます。
インターバルは、オフの時は、プレスで3分程、レイズ系で2分程といったところでしょうか。
オンに入ると、プレスは高重量を扱うセットは3分程、少し重量を落としたセットでは1分から2分です。レイズ系は1分ぐらいか、ドロップセットで行うときは休まずに行います。
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Unknown (ゴリ)
2009-04-13 01:07:07
サウス2号さん、

僧帽筋のトレーニングは基本的に行いません。
私の場合は僧帽筋が発達しやすいらしく、特にシュラッグをやらなくても発達します。
おそらくデッドリフトなんかで間接的に効いているんだと思います。オンに入るとたまに軽めのダンベルシュラッグをやることはあります。

もし入れるとしたら肩か背中のトレーニングの最後でしょうね。
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