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花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

潮騒を耳に 夏野菜の準備 2023/04/08(鹿児島)

2023-04-09 17:43:17 | 野菜作り
4月8日(土)天候回復、夏野菜植え付け準備のため日置へ出かけました。

10時48分 吹上浜日置海岸 以下の画像は4月8日に撮影


今朝はホームセンターに立ち寄り、日除け布が付いた麦わら帽子と夏野菜用の肥料などを買い求めました。

5日午後からの雨は7日午後に上がり8日は寒の戻り、吹上浜は強風が吹き荒れ人の気配もありませんでした。

ジャガイモに強風の被害なし


この時期は春の嵐で茎折れ被害が出るため、今年は植え付け時期を1週間ほど遅らせました。

今回の雨では南風があまり強くなかったのか、茎は折れていませんでしたが軽く土寄せ。この先も強風の日があり油断はなりません。

えんどう豆を一部収穫


1月下旬の寒波で茎の伸びが悪く、すでに開花が終わり例年より収量が減りそうです。ソラマメの茎数も例年の半分以下です。

元気なのは白バラ ナニワノイバラ


野菜棚を半分ほど占拠して枝が伸びています。花が終わったら茎を半分程度まで切り詰め、野菜棚を修復予定です。

苦土石灰を散布 軽く耕す


数年ぶりに苦土石灰を散布し軽く耕しました。土の酸性度改善と雑草対策で一石二鳥。

レーキで表面を軽く均す


見た目が良いのはその時だけで、すぐに落葉が積もり無数にあると思われる雑草の種が芽吹きます。

獣害対策の網などの範囲を決めて、早めに唐芋(サツマイモ)の畝を作りたいところです。畝にマルチシートを被せれば雑草対策になります。

鶏糞堆肥など


鶏糞堆肥は15kg入りで税込み100円弱、安価で使いやすく助かります。最初に立ち寄ったホームセンターのニシムタでは野菜苗が多く並び、獣害防止ネットも多数ありました。

2か所目のナフコでは、日よけ布が付いた麦わら帽子があり手袋と併せて買いました。さらに鶏糞堆肥、油粕入り堆肥、野菜ネットも購入。

一袋が15kgで灯油一缶18リットル程度の重さですが、4袋あるとかなり重たいものです。無理な姿勢では腰を痛めそうで、慎重に持ち運びしました。

紫蘭(しらん) ありふれた蘭で、あまり見向きされない


夏場はシダや雑草で隠れてしまいますが、季節を忘れずきれいな花を咲かせました。

若葉が広がる


この時期の照葉樹林では若葉が美しく、山全体が若葉で装う「山笑う」季節です。

16時46分 まだ風が強いまま


日課のように愛犬と浜を散歩するK君の姿がありました。彼のおじいさんは同様に浜を牛と歩く、大層元気な方でした。波跡もかき消す強風が続き、帽子を押さえながら片手での撮影でした。

次回は夏野菜植え付け予定地に化成肥料を入れて耕す予定です。キュウリ、ナス、ゴーヤの他に今年はSさんおススメのミニトマト、カボチャも植えてみようかと思っています。
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岩壁が美しい うそぬきの滝 2023/04/04(鹿児島)

2023-04-09 15:12:30 | 自然観察
4月4日(火)龍門滝、龍門司坂と巡り、うそぬきの滝公園に立ち寄りました。

14時43分 うそぬきの滝に近づく 以下の画像は4月4日に撮影


姶良市加治木町にあり、グーグルマップの表示は宇曽木川の「うそぬきの滝公園」ですが公園跡地のような場所で、川原には小さな石仏が建っていました。

滝などの案内板 


獺貫の滝自然公園(うそぬきのたき)について、次のようなことが書かれています。(書いた人は不明)

網掛川の源流のひとつ、山田の山王川の下流、滝の高さはおよそ13m幅は8m (宇曽木川ではなく山王川と表記されている)

母子滝とも言われ、母滝は子滝の後ろに隠れている。母子守護神が宿っていて祈願すると家族の安泰が得られ、優れた子宝に恵まれる。

滝のあちこちで、国家君が代に歌われる細石(さざれいし)を見ることができ、野の花や昆虫、カワセミ、カワサギなど野鳥の宝庫でもある。

この滝には鋭い神通力を持つ水神様が祀られている。祈願すると出産、学問、芸術、事業などの安泰が成就されて日々の健康と安全な生活が得られる。

水神様 滝の手前右手にある 


川原の小さな石仏よりもずっと前から祀られている感じですが、今回は近くまで行きませんでした・・・理由は後ほど。

きれいな形の滝


画面外右上には、さえずりの森の高倉展望台があります。この滝は東側およそ700mほどにある、日本の滝百選「龍門滝」の知名度に隠れ、地元でもあまり知られていません。

広い滝つぼ


150mほど下流側右岸には発電所があり、上流部での取水のため渇水期には滝に水が見られないこともあるようです。

周囲の岩壁と緑の対比が美しい


高い岩壁には柱状節理が見られ、地質的にも興味深い場所と思われます。小規模ながらも龍門滝に見劣りしない素晴らしい滝です。

滝からの帰り道 歩きやすいよう石畳があった


中ほど奥に見えているのはお寺の建物です。お寺の南側には広い池が残っており、かつては公園があったような雰囲気です。

一般的な公有地の公園ではなく、個人が開設した公園だったような感じです。

画面左手に通路があるが 立入禁止の表示


お寺側へは立ち入り禁止の看板がありました。滝へは画面右手の川沿い左岸堤防沿いを往復しました。水神様の場所も私有地かも知れず、近づけませんでした。

川沿いから滝の方向を見る


右岸側は竹林で滝へは行けません。水量が多く川原は歩けず、左岸の細い堤防に沿ってしか滝には行けないようです。

川自体は私有地ではないでしょうが、滝周辺の土地が公的に管理されているようではありません。水難事故などの危険性から、誰も滝に近づいてほしくないのが行政の本音でしょう。

堤防は工事中


災害復旧工事が中断していて、工事車両出入口の広いところに車を止めることができました。

地元の車以外は通らない感じですが、ここに至る道はいずれも狭く普通車通行はできますが一部を除いて離合できません。

夏場は草が茂り蛇が出そうなところでもあり、水量が増えると滝に近づくことも難しいでしょう。きれいな滝だけに惜しいことです。
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