花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

朝焼け空振り 健康の森公園 2024/09/19(鹿児島)

2024-09-19 14:50:52 | 自然観察
9月19日(木)朝焼け期待で、かごしま健康の森公園へ出かけました。

5時42分 桜島は雲隠れ 以下の画像は9月19日に撮影


昨日はきれいな朝焼けが見えたので、少し早起きしましたが桜島は雲隠れしています。

日の出は6時4分、方位は87.8度(東)ですが、東から雲が押し寄せて朝日が見えるのか微妙です。

少し風があり汗は流れず


今朝の鹿児島市は6時の気温が29.9度、とても9月とは思えません。東の風4.2m/sで木の枝先がだいぶ揺れていました。

5時46分 西の空に残る丸い月


昨日18日は月の出が18時30分、月齢は15.0の満月でした。西側に残る丸い月が沈むのは7時ちょうどです。

6時21分 途切れることのない雲 右側奥が桜島


雲が広く覆いかぶさり、どの辺りから朝日が出たのか判りませんでした。

毎朝の空模様は同じような日はあっても少しずつ違いがあり、全く雲のない朝は単調で面白みに欠ける気がします。

風景写真全般に言えることですが、まるで絵に描いたような絶景に巡り合うことはまずありません。

多かれ少なかれ思い通りにならないのが当たり前だと割り切って、自然のままの景色を楽しむ余裕を持ちたいものです。

6時30分 わずかに朝日が見えた


6時前からタイムラプス動画記録用に6秒間隔で20分間撮影しましたが、設定が悪く撮影枚数が少なかったようで、2秒間にまとめられた映像はぎこちない動きでした。

タイムラプスとは、時間(time)と経過(lapse)を意味する単語で、同一アングルで一定間隔で撮影した静止画をつなぎ合わせ、動画にしたものです。

公園で見かけた猫


公園内での餌やりは禁止されていますが、一定数が居着いており人慣れをしています。

アベリア 例年よりも花が少なめ


芙蓉 蕾が多くさらに開花が進みそう


大きな鉢に植えられたパパイヤ


これまでは西側の花壇に植えられていましたが、植付・撤去など管理作業が大変なためか今年は鉢植えで栽培されています。

今朝もウォーキングに励む常連さんの姿をあちこちで見かけました。皆様お元気で何よりです。

台風10号の被害 プールは休業が続く


台風の直撃を受けて3週間ほどが過ぎましたが、復旧に至っていないようです。

いまだに真夏が続く中では、子供たちの水遊び場として人気な施設でしょうが早い復旧を願っています。

朝焼けは期待ハズレながらも早朝から動いたことで、帰宅シャワー後の朝ごはんが美味しかったです。
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カメラ散歩 鹿児島港からの風景 2024/09/12(鹿児島)

2024-09-13 16:16:24 | 自然観察
9月12日(木)午後、所用をすませて鹿児島港に立ち寄りました。

鹿児島市の鴨池港 南側の護岸工事 以下の画像は9月12日に撮影


鹿児島港は,鹿児島市の北から南へ約20kmの範囲に及び,7つの港区があります。

ここは北から3番目の鴨池港区、鹿児島県庁に近い場所で大隅半島の垂水市と結ぶフェリー航路です。

慎重に進められる消波ブロックの除去作業


長年使われてきたようでかなり変形していて、堤防の上から作業員が細かく指示を出しているようでした。

鹿児島港を南北に結ぶ湾岸道路工事の一部で、将来的には高架橋が架設される予定です。

南北に長い鹿児島 大切な鹿児島の港


種子島,屋久島,奄美大島などの離島や大隅半島との定期船のターミナルとして,また地域経済を支える生活物資の流通基地,あるいは漁業・レクレーションなどの活動の場として,地域の発展に大きな役割を果たしています。

鹿児島新港区に移動 鴨池港に向かうフェリー


南東の風が吹き、背後は大隅半島です。今日も強い日差しで夏雲があちこちに広がり、秋の気配は感じられません。

鹿児島新港区には奄美・沖縄航路が就航しています。北側の本港区に一本化の計画もありましたが、運航条件が悪化するとの反対もあり実現しませんでした。

こちらは桜島に向かうフェリー 遠くに見えるのは霧島連山


鹿児島市の公営企業である桜島フェリーは赤字累積が続き、度々値上げされていますが大隅半島と結ぶ重要航路の一つです。

桜島の火山活動激化の場合には緊急避難経路として不可欠なことから、現在も24時間運航が続けられています。

先日の新聞記事には鹿児島市から大隅半島の鹿屋市まで行く場合に、桜島または鴨池フェリーを利用する場合と、鹿児島湾岸を陸路で向かう場合の時間と経費の比較記事がありました。

いずれの場合も時間的にはほぼ同じで、経費的にも同額程度と書かれていたようです。

桜島フェリーの「御船印」(1枚300円)、「90周年記念御船印」(1枚500円)、公式印帳(1980円)が販売中で、一部では売り切れたものもあるようです。

赤い灯台の左側奥は鹿児島本港区


画面中ほどの少し左手は普段よく撮影に利用する種子島・屋久島航路の港です。

北西方向の山手には白い雲が連なり、いまだに真夏を引きずっているように見えます。

共同フェリー運輸の貨物船 新種子島丸(999総トン)


背後の山は桜島と市街地を一望できる城山(107m)です。鉄塔が立つ辺りに展望台があります。

南側の遠くに見えたのは開聞岳山頂部


ここからは指宿市の開聞岳(924m)の一部が見えました。

別名薩摩富士とも呼ばれる優美な姿です。標高は低いですが海岸近くから、らせん階段のようにずっと登るので、かなり疲れた記憶があります。

中ほど左手にはかごしま水族館


画面中ほどに鹿児島水族館が見えています。右側に停泊しているのは喜界島航路のフェリーきかいのようです。

ここにサッカースタジアムを建設する鹿児島市の構想は、港湾関係の調整が難しいこともあり計画中止となりました。

郊外の広い場所に新設すれば良さそうですが、サッカー以外での利用や集客効果も考慮すると難しいのでしょう。

今日の桜島 活動は穏やか


東西約12km、南北約10 km、周囲約55 km、面積約77 km2の活火山です。画面右手が今も活動を続ける南岳(1040m)、北側が北岳山頂(1117m)です。

火口から4km程度離れた海岸近くに3000人ほどが住み、2.5kmほどの海を隔てたところに50万人ほどが住む世界でもまれな土地柄です。

今年の爆発回数は9月12日までに29回、年間に1000回近くも爆発したころとは様変わりでおとなしい状態です。

今日は山上に雲がかかり続けて姿がはっきり見えず残念。桜島から鹿児島市街地側に風が吹いていますが、火山灰が飛んでくることはなく助かっています。

たまに突然噴火して慌てさせるお茶目なところもあり、鹿児島国体の時は火山灰を降らせて存在感を示していました。

たまに煙を上げるシンボル的存在ならば、鹿児島県民としてありがたいです。
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音だけで姿わずか 加治木郷田滝 2024/08/19(鹿児島)

2024-08-21 18:57:28 | 自然観察
8月19日(月)龍門滝、金山橋の後に郷田滝を見に行きました。

10時23分 ふれあいパーク加治木 以下の画像は8月19日に撮影


空港から加治木の街へ下る坂の左手にある、ごく小さな公園休憩所です。駐車スペースは8台、小型バスが1台どうにか入れる程度。

気を付けていないと通り過ぎてしまいますが、いつでも行けると思いながら今日になりました。

加治木太鼓踊りのオブジェ


道路側には大きな観光案内板もあり、公共事業に余裕がある頃にできた施設のようです。

景観は良い 高速道路と加治木の街


南側奥には錦江湾(鹿児島湾)、右奥の山は鹿児島市吉野地区につながる姶良カルデラの外輪山です。

見晴らしが良ければ、ごく一部ながらも左奥に鹿児島市の海岸部が見えそうです。

石碑があった 迫水久常氏の書


郷田滝の別名は五反滝、石には「白糸の五反滝」とあります。

迫水久常氏(1902~1977)は鈴木内閣の書記官長として終戦詔書の起草にも携わり、戦後は衆議院、参議院議員を務めた鹿児島の大物政治家です。

展望台からの郷田滝? 


音はするが滝は見えず、目を凝らすとわずかに滝が見えました。

28mの名瀑と書かれているが


この先に滝への遊歩道があるかと思いましたが、それらしいものはなく残念。急な崖地で下りることは不可能、柵で塞がれていました。

グーグルマップで見た数年前の画像では、もう少し滝らしく見えています。これでは足を運んだ人もガッカリ。景観確保の事業費がなく放置されているようです。

下流側から見た日木山川 ふれあいパークは画面外左上 


先ほどの南側展望では滝の近くへ行けそうなので、高速道路近くの交差点を左折、川の上流部へ向かいました。

今度はゴム長靴を履いて慎重に川原を歩きました。

取水堰が見える 滝は近いようだ


左手の藪によじ登れば(先ほどの展望台の下側)滝の近くに行けそうですが、草木や竹が伸びていて踏み跡が見えません。

雨で濡れた藪をかき分ける気力はなく、無難な右手側を歩きました。

右側に滝があるようだ


すぐ近くの取水堰を流れ落ちる水音とは違う、大きな水音が聞こえ、右奥にかすかに滝の一部が見えました。

昭和の頃ならば子供たちが一杯集まりそうなところです。今年は猛暑の影響でしょうか、水遊びだけで嘔吐や下痢の症状を訴える事例さえあります。

今日はここまで


水遊びの恰好であれば気にもせずに水の中を進み、堰を乗り越えて滝が見える場所に行けそうです。

自分の年を考えれば、とても子供みたいな身軽さはなく、ここで水に倒れ込めばカメラは水没します。

子供の頃に帰りたい・・・ここまで来て滝の一部だけでも見ることができたので、良しとしましょう。

<猛暑日途切れる>
鹿児島への帰り道では、吉田あたりから雨が強くなりライトを点灯。19日の鹿児島市は最高気温が30.4度、18日まで22日間続いていた猛暑日が途切れました。
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加治木 金山橋と板井手の滝 2024/08/19(鹿児島)

2024-08-20 18:38:04 | 自然観察
8月19日(月)曇り時々雨、加治木の龍門滝と板井出の滝を巡りました。

8月19日 NHK朝の気象情報


東シナ海を北へ進む台風9号の影響で、南から雨雲が流れ込んできました。梅雨明け後に広範囲の雨は久しぶりです。

雨雲は強いものではなく撮影に支障はないと判断、加治木での所用をすませて滝巡りをしました。

雨上がりのサルスベリ 以下の画像は8月19日に撮影


薄い雨雲で空は明るめ、傘を持たずとも大丈夫な空模様。前回16日と違って草木が生き生きとしていました。

9時34分 網掛川の龍門滝 前回よりもわずかに水量多めか


黒々とした岩壁に、水の勢いが増しているように感じました。小まめに通えば様々な表情が写せることでしょう。

水の逃れが美しい 


雨が降り出して数時間程度、まだ水の勢いは強くありませんが、前回よりも明瞭に写せた感じです。

9時58分 龍門滝の上流にある金山橋と板井出の滝


橋の上から見える小さな滝で、すぐに行けると思いながら、ようやく実現。

現地に行くと想像よりも滝の位置は空港に近く、滝横には広い駐車場とトイレが整備されていました。

板井出の滝(別名金山滝) 雨はぽつぽつで傘いらず


看板に滝の名称は「板井出の滝」とあり、漢字の見た目で「坂井手の滝」と勘違いしていたことにも気付かされました。

高さ8mで龍門滝よりもずっと小さいですが、橋の上から全体が眺められる形の良い滝です。

金山橋から下流側の眺め


橋を渡り左岸側歩道を100mほど下流側に行くと、金山橋が見える川原があります。

川原の人たち


家族連れの姿がありました。

川原に通じる遊歩道


水神様が祭られている遊歩道を下流側に進みます。左側の水路は小水力発電の龍門滝発電所に水を供給しています。

10時4分 姶良市の指定史跡 金山橋


金山橋について姶良市のホームページには次のように書かれています。

円弧の美しいアーチ形で、橋の長さは23メートル、幅は4.2メートル、川床からの高さは約10メートルあります。

金山橋は、その名のとおり鉱山で採掘する金鉱石や物資を加治木港に運搬した金山道路に架けられた石橋で、島津家が金山経営のために明治13年頃造ったといわれています。(引用終わり)

もう少し川の中ほどまで進みたいところですが、ゴム長靴ではなかったためここが限界。無茶をして川に流されでもしたら大変、年も考えて無理は禁物。

想像していたよりも身近な場所だったので、機会を見て再訪したいものです。
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カメラ散歩 加治木の龍門滝 2024/08/16(鹿児島)

2024-08-18 17:54:54 | 自然観察
8月16日(金)春日神社の太鼓踊り撮影後、網掛川の龍門滝(りゅうもんだき)へ向かいました。

龍門滝温泉対岸駐車場から 南側の風景 以下の画像は8月16日撮影


この道は狭くて判りにくいため、滝に向かうには龍門滝温泉の西側80mほどにある駐車場か、龍門司坂(たつもんじざか)の駐車場に車を止めて遊歩道利用が便利です。

龍門司坂は2018年のNHK大河ドラマ「西郷どん」のロケ地となりました。

9時36分 左は龍門滝温泉 滝は200mほど上流


今日は龍門滝温泉の対岸(網掛川左岸)の駐車場を利用しました。

この時間帯は日陰で助かりますが、滝撮影にはあまり良くないことが後で判りました。

9時40分 展望台から見える滝


滝の南側の山がかなり高く、水量が少なく流れの狭い滝に日差しが十分届いていません。

滝の手前、右手には滝を隠すように竹が伸び、左手も木の枝が広がり滝の景観を遮っています。

日が陰ると滝の見え方も違うだろうと、雲が広がるのを待つことにしました。

滝を見つめる 滝観音


観音様や百日紅など周辺風景を写しながら雲を待ちますが、朝方の薄雲は完全に消えていました。

9時59分 相変わらず滝の流れが判りにくい


農業用水に利用されるため、渇水期には殆ど水のないときもあるようです。

グーグルマップには龍門滝の画像が4000枚以上アップされています。

水辺のきらめきを写すが


ピントをずらして写せば、丸い水玉が出て印象的な風景になると思ったのが大間違い。モノクロ画面のようになるだけで単調なまま。

時間待ちの間に近くの方に話しかけて、草刈機のこと、太鼓踊りのことなど教えてもらいました。

背負い式草刈機のエンジン熱は気にならない、長期使用にはホームセンターの安いものより農機具メーカー製品が良いようだ。15時頃は滝に光が良く当たり、虹が見えることもありきれいだそうです。

太鼓踊りに子供が参加したことがあるという女性は、長期の練習や飾り作成、踊りへの付き添い、慰労会の料理準備など家族にも大変な苦労があると話されていました。

10時25分 ようやく滝らしく見えてきた


龍門滝は高さ46m、幅43m。鹿児島県内では屋久島の大川(おおこ)の滝(落差88m)とともに、日本の滝百選に選ばれています。

モノクロにすると


川原まで下りると、水量が多いときはレンズに水しぶきがかかり撮影しにくくなります。

飛び石も一部ありますが遊泳や対岸に渡ることは禁止されています。

滝を見に来る人はぼつぼつ


龍門司坂の駐車場から龍門滝展望台までの遊歩道は370m程度、2~3人連れの人が時々やって来ました。

地元の歌人 是枝快春さんの歌碑 


龍門滝温泉横の川沿いにあります。

岩ぶすまを搏ち落下する 龍門の滝の水はや 水が水呼ぶ

平成元年(1989)10月15日建立 (平成元年11号 広報かじきNo421)

いずれ機会を見て、様々な滝の表情を写したいものです。
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カメラ散歩 日置市の遠見番山 2024/05/24(鹿児島)

2024-05-24 21:35:47 | 自然観察
5月24日(金)見晴らしの良い、吹上浜ビューポイントに立ち寄りました。

遠見番山(とおみばんざん) 案内板 以下の画像は5月24日に撮影




日置市東市来町湯田にあり、南から西方向に円弧状の吹上浜と東シナ海が一望できます。

公共事業が盛んだった頃に、自然公園として整備されました。国道3号線の消防学校交差点を南側へ、車で3分ほどです。

駐車場とトイレが整備されている


公園の遊具はすでに撤去され、所々にベンチが残る程度です。

地元有志が見晴らしを良くするため、一部で立木伐採作業を進めているとの報道がありました。

駐車場から東側へ登る階段道


急勾配ではありませんが雨の後は滑りやすく、足元が不安な方は無理に上がらない方が良いと思います。

駐車場のすぐ前からも、南側の眺望が確保されています。

山頂部から見る北側 すぐ下の総合運動公園が見える


東側の立木が伐採されると桜島も見えそうです。木製の柵などが一部置かれていたので、今後も整備が続くのかもしれません。

山頂部の大岩


大岩に上がってみましたが、すぐ下に竹林があり見晴らしは今一つ。ケガの心配をしただけで・・・無駄なことでした。

吹上浜は・・・視界不良


条件が良ければ砂浜が円弧状に見え、その先には野間岳もはっきり見えます。

手前の立木がかなり伐採され視界が確保されていましたが、すぐ手前の竹が新芽を伸ばして視界を邪魔し始めていました。

江口浜海浜公園 その左手にある江口蓬莱館はここからは見えない


半農半漁の昭和30年代を知る身にとっては、驚くほどの発展を遂げた地域です。

当時の漁船は川に繋がれ、大きな船はコンクリート斜面に引き上げられていて、このような港は想像もつきませんでした。

地元出身の衆議院議員宇田国栄氏(1903 - 1988)の力が大きく働き、他に先んじて発展したと噂されていました。

江口漁港


先にできたのが左側、その後右側へも拡大されチリメン加工場もできました。

左側が漁協建物


中学校同級生の漁師が海上での漁船事故で亡くなり、30年近くが過ぎました。

元気な頑張り屋で、当時の日置郡日吉町から川辺郡知覧町の薩南工業高校までバイク通学していました。

自分の好きな地質工学分野を勉強したいと、片道1時間半ほどもかけての通学でした。

東京で就職、数年後に父親が病気のため仕事をやめて帰郷、漁師になってからも研究熱心でした。

良い人ほど早死にするとも言われますが・・・良いことばかりでもない男でしたが・・・江口に来ると彼を思い出します。

天候の良い日や、逆に荒れ模様の日など特別な風景が写せそうな場所です。

海浜公園や物産館の江口蓬莱館から少し足を伸ばして、遠見番山からの景色も楽しんでみてください。
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いおワールド かごしま水族館 2024/04/26(鹿児島)

2024-04-26 18:39:48 | 自然観察
4月26日(金)小雨の中、鹿児島市本港新町の水族館へ出かけました。

10時19分 ジンベエザメ いおワールドかごしま水族館


「いお」とは魚を意味する鹿児島の方言です。

1997年(平成9年)に開館していますが、前回訪れたのはいつか思い出せず・・・20年ほど前かも?

大きなサメに餌やりの時間帯でした。黒潮大水槽の中を悠然と泳ぐジンベエザメは長さ10mにも成長するため、5mを超える辺りで海に戻されるようです。

興味深く魚を見つめる園児たち


今日は大型連休前日で、一般のお客さんよりも園児や生徒さんたちの団体見学が多いようでした。

石に描かれているのは フグかな?


貝殻がぎっしり


海だけでなく川や水辺の魚なども


展望ホールからの桜島 画面中ほどは港湾施設


小雨模様ながらも桜島はまだ雲に隠されず、どっしりとした存在感を示しています。

今年は活動が穏やかで、1月から今日までの爆発回数はわずか13回です。

鹿児島市は水族館隣接地にサッカースタジアム整備を目指していましたが、今年2月に断念しています。

右手には大きな骨格標本が 


水槽の魚には目を奪われる


餌を吸い込んでいるのでしょうか


存在感のあるジンベエザメ


わかりやすい展示


カツオはどれ? 大きな頭はサメかな?


11時17分 人気のイルカショー 高々とジャンプ


息の合ったイルカショー


館内の人が少なくなったと思ったら、殆どの方が1階のイルカプールに集まっているようでした。

今日は館内の配置や展示の様子を一巡り眺めただけ、またゆっくりと訪れたいものです。

館外の水路でも小規模ですが、イルカショーがあり無料で見ることができます。
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寺山公園展望台 道沿いのツツジ 2024/04/22(鹿児島)

2024-04-23 20:57:15 | 自然観察
4月22日(月)吉野公園の次は北側の寺山公園を目指しました。

道沿いから見える桜島 以下の画像は4月22日に撮影


吉野公園からゴルフ場横を1.3kmほど北上、交差点を県道215号吉野公園線へ右折、400mほど進んだ上之原バス停北側の場所です。

林の間から桜島が見えるように周囲の木の枝が切ってあります。

ここの南側300mほどの共同墓地脇から海岸に通じる昔からの険しい坂道は、災害のため長期間通行止めのようです。

こちらは原五社神社東側からの桜島


いわゆる映えポイントで、この日も桜島にスマホを向ける人がいました。

東側斜面にアジサイがあり、秋には早い時期からコスモスが咲くなど人気です。

原五社神社の山の神様など


石塔が並び、西側には冬場にタイワンツバキと思われる花が咲きます。

標高400mほどの寺山展望台から 桜島北岳は標高1,117m


駐車場から展望台までの歩道は深い林に囲まれ、照明器具はありますが夜はとても怖そうな場所です。

展望台駐車場のすぐ手前には鹿児島大学の南西島弧地震火山観測所があり、道路脇には公衆トイレもありますが水道設備がないので要注意。

北側は左手が姶良市、右手は霧島市


画面中ほど奥の霧島連山は山頂部が雲に隠れていました。新燃岳の活動が活発な頃、ここから昼間の噴火を撮影したことがあります。

南側の風景


吉野公園展望台(234m)よりも高い位置にあり、鹿児島市街地は遠くてだいぶ見た目が違ってきます。

寺山展望台の下は大崎鼻で、国道10号を走っていると桜島が隠れるほど海側に突き出しています。

真下を走るJRの列車音が心地良く聞こえるときもありますが、平日はすぐ横の砕石場騒音にかき消されます。

駐車場横で見かけた蝶


翅が広がったばかりなのか、じっと動かず木の葉の上に留まっていました。

帰りの道沿い 10か所以上で見かけたツツジ 


不思議なことに山ツツジではなく園芸種のヒラドツツジのようでした。高いものでは2m以上もあり、放置状態で少しだけ花を咲かせていました。

歩いて様子を見て回ると、この辺りに鹿児島大学教育学部の寺山自然研究施設があるようです。

現在はあまり使われていないようですが、施設用地の外郭に植栽されたツツジと思われます。

ツツジは生命力が強く、私の日置の実家にも古くからの山ツツジが今も花を咲かせています。

こちらは道路反対側 自然林の縁に咲くツツジとウツギ


こちらは日当たりが良いためか、自生と思われるツツジが花を一杯咲かせていました。

霧島のツツジが見たくなった


2011年の霧島新燃岳の噴火、その後のえびの高原硫黄山の噴火で登山道が閉鎖され、霧島から長く遠ざかっています。

自然の中で逞しく花を咲かせるツツジを見ていたら、今年は霧島に行ってみたいと思うことでした。

雨上がりで日差しが出た時間帯もあり、花撮影には好都合な月曜日でした。今日も健康に、家族に、感謝、感謝です。
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カメラ散歩 加治木の黒川岬 2024/03/21(鹿児島)

2024-03-23 20:18:27 | 自然観察
3月21日(木)加治木での所用後、黒川岬の見える堤防に立ち寄りました。

15時12分 加治木港からの桜島 以下の画像は3月21日に撮影


加治木港は鹿児島湾奥部(北側)の地方港湾で、JR加治木駅から南へ直線で1.2kmほどです。

画面外すぐ右には砂を積み込む重機が待機中、少し砂煙が舞って人の姿はありません。

加治木港の東にある黒川岬


セメントやアスファルトなどの広い工場が隣接し、砂やセメントなど建設資材が貨物線で運ばれてきます。

菱刈金山の鉱石はここから四国の精錬場へ積み出されています。

黒川岬展望公園の案内板 この後右側の堤防を先端まで歩く


小さな公園には6台ほどの駐車場とトイレが整備されていますが、道の一部に離合困難な個所があります。

波静かな内海の先に桜島を望む景勝地ながら、道路事情が改善されていないことは残念です。

15時20分 内海で波は穏やか 風向きは北寄り


21日の潮汐は中潮、加治木港の満潮は17時23分。日木山川の河口部で南には桜島が見えます。鹿児島市からは台形、ここでは緩やかな富士山形です。

上流部の国道10号北側には堤防に沿って菜の花ロードがあり春先は人気です。

黒川岬 この付近は古戦場だったそうです


日木山川の左岸には大型トラックが出入りする広い砂置場がありますが、岬へ通じる道は草の生えた狭い軽トラ道です。

一般の車は傷がつきそうで、公園側から風景として眺める方が良さそうです。

岬の岩場に石灯篭が見える


前日20日は鹿児島では暴風に近い春の嵐でした。岬の山桜は花が終わったのか、風で吹き飛んだか目に付きませんでした。

堤防のすぐ右手 港側にある小さな砂地 レジャー船が2隻だけ


ここは砂地になっていて、わずかですが吹上浜で見かけるハマゴウが生えていました。

左側の堤防を先端まで歩きました


桜島の活動は今年も穏やかで、3月21日までの爆発回数はわずか12回です。

堤防の先端部から 右奥に県庁が見える 直線距離22km程度


右手の山は寺山公園辺りです。

加治木港と生コンプラントなど


東側には隼人沖の3島が見える 左から辺田小島、弁天島、沖小島


岩場には石灯篭や石塔のようなものが点在


夏場の水遊びシーズンであれば、川の水量が少ない引き潮時には歩いて行けそうな感じもします。

2020年3月に訪れた時の画像 引き潮時で子供たちが遊んでいた


この時のブログには、加治木港の漁船などの画像を掲載しています。こちらからご覧ください。
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自然の宝 藤本の七福神岩 2024/03/10(鹿児島)

2024-03-13 16:04:25 | 自然観察
3月10日(日)観音ケ池からの帰り道、七福神岩に立ち寄りました。

八房川沿いに上流へ向かう 以下の画像は3月10日に撮影


普段と違うコースをたどり、川上小学校のすぐ東側を上流部に進むと、川土手の野焼き作業が進められていました。

画面外すぐ左手を上がると尾木場の棚田へ通じる


10年ぶりほどに走る道沿いでは空き家や耕作放棄地が多く目に付き、胸が痛みました。

サルが住みやすくなったのか、道路脇で6頭ほど見かけました。めったに車が通らない区間でもあり、驚いて藪に逃げ込んで行きました。

この地点から東側へ直線で2.3km程度、風力発電機の裏手辺りの県道沿いに七福神岩があります。

藤本地区の水田 県道36号の北側


小さな川沿いに水田地帯があり、山桜が咲いていました。藤本滝の南側、直線で800mほどの地点です。

15時22分 七福神岩の駐車場に着いた


旧道と県道の間が広い駐車場として整備され、七福神岩の案内板があります。

岩場のある山林は薩摩川内市の土地で、市役所許可の下で地元有志がボランティア作業で整備を進めています。

手軽に岩場風景と季節の花を楽しんでもらいたいと、数年前から作業を続けておられます。

駐車場の北側へ向かう


たまご岩が見えるところまで通路が整備されていました。

一帯の斜面は整備が進み、岩ツツジ、桜、モミジなど季節の花が順次植樹されています。

作業通路先の右上がたまご岩


立入禁止のため、ここから眺めます。今にも落ちそうな丸い卵のような岩ですが、太い木が育つ巨岩です。

駐車場に戻る 岩ツツジ


昨年より小さくなっているので地元の方に話を伺うと、かなりの枝を剪定したとのこと。

自生しているものと違って移植すると根付きにくく、枯れることもあり管理が難しいそうです。

道路南側の岩場


昨年あたりから周辺雑木が整理され、岩場がはっきり見えるようになってきました。

岩場に根を下ろす山桜


すぐに上がれそうですが、崩れた大小の岩が積み重なり足元が悪く、所々に深い穴もあり落ちると大変危険です。

道沿いから眺めるだけにしましょう。

岩場登りの人が集まるらしい


今月24日には岩登りの人たちが七福神岩に集まるようです。

普段から特別な訓練や経験を重ねている人には、手軽な岩登りの練習場かもしれません。

昨年ほどの満開ではない


逞しい山桜ですが花は儚いもので、一晩の風雨でも散ってしまいます。

あと数日で満開か


まさに雲一つない晴天に恵まれ、今年も桜を満喫できて幸いでした。

昨年3月、この地を訪れた時のブログはこちらからご覧ください。
コメント (2)
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花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。