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花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

東市来の遠見番山 雨上がり風景 2025/05/22(鹿児島)

2025-05-23 21:16:50 | 自然観察
5月22日(木)雨上がり、日置市東市来町の遠見番山に立ち寄りました。

9時49分 遠見番山 ひお吉号の停留所


「ひお吉号」は、停留所と停留所の間を乗り合いで送迎するサービスです。

日置市の7エリアを、エリアごとの決められた曜日に、専用車両が運行します。ここは月、水、金、日に運行される東市来北部エリアです。

遠見番山森づくり(眺望改善)


昨年は周辺地権者の協力も得て見晴らしが良くなるよう、竹や木などを伐採し、椅子と展望柵の整備が行われました。

山頂に向かう階段道


駐車場から山頂部の展望の良いポイントまでは歩いて5分程度。雨上がりのため足元に注意して階段道を登りました。

9時52分 西側から天候は回復


見晴らしの良い場所で江戸時代には不審船の監視所だったところです。右手から中ほどにかけては江口港です。

江口川の左手は江口浜海浜公園です。江口蓬莱館は画面の左端ですが、木に隠れて見えません。

長く続く吹上浜 画面奥は南さつま市の北西部 野間半島


大きく湾曲した吹上浜の右側には、雲が巻き付いた野間岳がボンヤリと見えています。

野間岳の右側海上にある久多島(ふたしま)は、海上の霧で殆ど見えていません。

吹上浜北部の様子


画面手前で少し海に突き出した黒い部分は神之川の川口護岸です。画面中央部の少し上には大川の川口護岸がありますが、霞んでいてよく判りません。

江口川と江口の街並み


中学1年の頃だったか、土曜日午後に吹上浜の北側を目指して江口川を越える地点まで往復で15kmほど歩いたことがあります。

元気一杯の頃でどこまで歩いて行けるのか、吹上浜の北側はどんなところなのか興味本位での行動でした。

神之川では一番下流の橋を渡り、さらに北側を目指しました。江口の港を過ぎた先は岩場で、そこで砂浜は終わっていました。

今度は帰りが大変、夕暮れの砂浜を歩き続けて19時過ぎに帰宅。何も告げずに出かけたもので大変な怒られようでした。

古い古い思い出です。一緒に歩いた同級生は20年ほど前、海の事故で亡くなりました。

江口川沿いの水田地帯


6月の田植えを前に水田が耕され、水を張ったところも多くなってきました。

さらに東に目を転じると


西回りの高速道路が一部見えています。

南側が少しだけ見える桜島


山頂部を東に進むと桜島が良く見える地点があるようですが、今日は途中までしか行きませんでした。

江戸時代に不審船を見かけると、数か所をのろしで伝達して鹿児島城下に通報していたようです。

見晴らしの良い日に再訪したいものです。昨年5月24日にこの地を訪れた時のブログは、こちらからご覧ください。
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カメラ散歩 日置市の遠見番山 2024/05/24(鹿児島)

2025-05-23 21:16:30 | 自然観察
5月24日(金)見晴らしの良い、吹上浜ビューポイントに立ち寄りました。

遠見番山(とおみばんざん) 案内板 以下の画像は5月24日に撮影




日置市東市来町湯田にあり、南から西方向に円弧状の吹上浜と東シナ海が一望できます。

公共事業が盛んだった頃に、自然公園として整備されました。国道3号線の消防学校交差点を南側へ、車で3分ほどです。

駐車場とトイレが整備されている


公園の遊具はすでに撤去され、所々にベンチが残る程度です。

地元有志が見晴らしを良くするため、一部で立木伐採作業を進めているとの報道がありました。

駐車場から東側へ登る階段道


急勾配ではありませんが雨の後は滑りやすく、足元が不安な方は無理に上がらない方が良いと思います。

駐車場のすぐ前からも、南側の眺望が確保されています。

山頂部から見る北側 すぐ下の総合運動公園が見える


東側の立木が伐採されると桜島も見えそうです。木製の柵などが一部置かれていたので、今後も整備が続くのかもしれません。

山頂部の大岩


大岩に上がってみましたが、すぐ下に竹林があり見晴らしは今一つ。ケガの心配をしただけで・・・無駄なことでした。

吹上浜は・・・視界不良


条件が良ければ砂浜が円弧状に見え、その先には野間岳もはっきり見えます。

手前の立木がかなり伐採され視界が確保されていましたが、すぐ手前の竹が新芽を伸ばして視界を邪魔し始めていました。

江口浜海浜公園 その左手にある江口蓬莱館はここからは見えない


半農半漁の昭和30年代を知る身にとっては、驚くほどの発展を遂げた地域です。

当時の漁船は川に繋がれ、大きな船はコンクリート斜面に引き上げられていて、このような港は想像もつきませんでした。

地元出身の衆議院議員宇田国栄氏(1903 - 1988)の力が大きく働き、他に先んじて発展したと噂されていました。

江口漁港


先にできたのが左側、その後右側へも拡大されチリメン加工場もできました。

左側が漁協建物


中学校同級生の漁師が海上での漁船事故で亡くなり、30年近くが過ぎました。

元気な頑張り屋で、当時の日置郡日吉町から川辺郡知覧町の薩南工業高校までバイク通学していました。

自分の好きな地質工学分野を勉強したいと、片道1時間半ほどもかけての通学でした。

東京で就職、数年後に父親が病気のため仕事をやめて帰郷、漁師になってからも研究熱心でした。

良い人ほど早死にするとも言われますが・・・良いことばかりでもない男でしたが・・・江口に来ると彼を思い出します。

天候の良い日や、逆に荒れ模様の日など特別な風景が写せそうな場所です。

海浜公園や物産館の江口蓬莱館から少し足を伸ばして、遠見番山からの景色も楽しんでみてください。
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久しぶりで寂しい 初夏の藺牟田池 2025/05/14(鹿児島)

2025-05-14 20:33:54 | 自然観察
5月14日(水)晴天、2年ぶりに薩摩川内市の藺牟田池へ出かけました。

9時46分 藺牟田池の白鳥と水鳥


昨年6月下旬の大雨で池の外輪山の一部で土砂崩れが発生し、道路の通行止めが継続中です。

平日でもあり池を訪れる人はわずかで、売店などは閉まっていて見かけた白鳥は1羽だけでした。

広域合併前の祁答院町にとっては一番の観光名所で、多くの人が訪れ白鳥を眺めボートやサイクリング、キャンプなどで楽しみました。

時代は変わり、白鳥が農業などに害を与える害鳥扱いされるようになり数が急減、次第に湖面が寂しくなりました。

大規模な土砂崩れで復旧作業は長引きそう


周回道路は車だけでなく、湖岸の散歩道も完全通行止めとなっています。キャンプ場までは反時計回りでかなりの遠回りです。

サイクリングも途中で引き返しになり、ゆっくり一周する楽しみが失われました。

池の北側から見た土砂崩れの様子


案内板に治山工事期間は来年3月25日までと記されていました。藺牟田池は陥没した火口湖で、周囲を外輪山が取り巻いています。

これほど大規模に崩れるとは意外なことでした。池の中ほどの広い草地は泥炭層です。

銭取石の案内板


キャンプ場に近いところまで湖岸サイクリングロード沿いを歩き、ベッコウトンボを探しました。

岩の上には小銭が目に付く


何か丸いものが一杯置かれていて、よく見ると一円玉でした。一部には5円や10円玉もありました。

誰かが置き始めて皆が真似をしたのでしょう。

アヤメのようなものが咲いていた


例年訪れるのはツツジが咲き始め、ベッコウトンボが飛び始める4月が殆どでした。自生のアヤメを見た記憶がありません。

外輪山の竜石


道路沿いに別荘のような建物があり、その後ろの山頂部には竜石と呼ばれる大岩があります。

ベッコウトンボに会えた


飛ぶ姿を1~2回見かけ、じっとしている場面を写すことができました。他にも数人がベッコウトンボを探していました。

時期的には一月ほど遅く、すでに数が少なく羽の色合いもやや薄暗くなっている感じです。多く見かけたのは他の種類のトンボでした。

トンボ撮影には気温が低めの早朝が良いそうです。気温の上がる昼間は行動が活発になり、飛び回り写しくいようです。

シロバナノアザミ


ノアザミの花は紫色が殆どですが、ネットで探すとシロバナもあるようです。これまで気付かなかったか、気に留めずにいました。

道路沿い民家のガーベラなど


今日の藺牟田池で一番目を引いた花でした。ここは季節の花がきれいなお宅で、訪れるのが楽しみなところです。

前回2023年4月の藺牟田池とベッコウトンボについては、こちらからご覧ください。
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カメラ散歩 萩別府のシラス崖など 2025/05/05(鹿児島) 

2025-05-06 21:30:32 | 自然観察
5月5日(月)こどもの日、茂頭観音の後に萩別府地区へ立ち寄りました。

萩別府地区のシラス壁の坂 以下の画像は5月5日撮影


鹿児島市犬迫町の萩別府公民館から80mほど西側です。グーグルマップにも表示があり、坂の下り口に案内板が立っています。

水道施設がない時代、集落の人々は坂の下にある井戸から水を汲んでいました。

かごしま自然百選 水汲み場への通路だった


急な坂道を緩やかにしようとシラス山を少しずつ削り込んで、側面の高さは10mほどになりました。

道幅が狭いため車の乗り入れはできません。民家入口もあるため、車は公民館庭先に止めて見学してください。

12時5分 上からの日射しが届く


シラス崖は10m以上もあり、朝夕は薄暗く不気味なほどです。崖の上には雑木と太い孟宗竹があり、所々には傾いた倒木も見えます。

坂の上側(入口)を振り返る


時間帯によっては印象的な風景が写せそうな場所です。ただし、大雨や強風の日は折れた竹や木の枝が落ちてきそうで、坂に立ち入ることは危険です。

坂の下に残る水田と電気柵


4アールほどでしょうか、今年も耕されていました。ここの農家さんとお話をしたことがあります。

普段でもシラス崖の道は通らず、水路下流側から遠回りで行き来されています。お元気で何よりです。

水田跡に咲いていたアヤメ?


全体が湿地の耕作放棄地です。植えたものではなさそうですが、アヤメのようなものが咲いていて近くには黄色の花もありました。

エゴノキ


水路向かい側から枝を伸ばして白い花を咲かせていました。吊り下げたような小さな花が可愛かったです。

花筏(ハナイカダ) 葉の上に花を咲かせる珍しい木


こちらも水路沿いの数か所で気付き、葉の上に実がついていました。この辺りで花筏を見かけたのは初めてな気がします。

田植えがすんだ水田


ここだけは毎年早めに田植えされているようで、彼岸花が咲くころに収穫済みだった水田だと思います。

この水田は30アールほどもあり、あちこち手広く耕作されているのでしょう。

イノシシ罠


今年も同じ場所に置かれていました。昨年は罠を見回りされている方と、お話したことがあります。

田んぼで作業されている方によると、罠で60頭ほどイノシシが獲れたようですが、被害は今も続いているそうです。

棚田状になっている撮影ポイント


近くにきれいな彼岸花が咲く所で、ごく小さな水田で丁寧な耕耘作業が続いていました。

12時48分 自生の紫蘭(シラン)


スタート地点の萩別府公民館近く、土手の上に紫蘭が咲いていました。カメラを首に下げて1時間ほどの散歩でした。

何度か訪れているので、野の花や水田の様子など年ごとに変化を感じ、新しい発見や珍しい出会いもあり楽しいものでした。
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カメラ散歩 花野川上流部の田圃 2025/05/04(鹿児島)

2025-05-04 18:23:12 | 自然観察
5月4日(日)みどりの日、近場を流れる花野川上流部を巡りました。

大久保の田の神様 以下の画像は5月4日撮影


鹿児島市郊外の緑ヶ丘団地北西側に位置する水田地帯です。花野(けの)川に沿って昔ながらの水田が続いています。

田圃を見守る田の神様は風化が進み、草木に隠れて気付きにくくなっています。

鹿児島交通のバス路線廃止で、道路脇の大久保バス停標識はなくなり、街灯も電線が外されていました。

昔ながらの川沿いの水田


幅数メートルの花野川上流部で、川の北岸(左手)はシラス崖です。

偶然お会いしたウォーキングの常連さんに、バス路線廃止、産廃処理場予定地、大隅半島からの開聞岳撮影スポットなど教えてもらいました。

夏野菜が一部植えてあった


全般に耕作が続いているようですが、条件の悪いところから耕作放棄地が少しずつ拡大しているように見えます。

ペラペラヨメナ(源平小菊) 帰化植物


川岸沿いに数メートル生育してました。花が白から赤に変色することから、源平小菊とも呼ばれ、エリゲロンの名で市販されているようです。

下流部から見たシラス崖


川の流れが水田を削らないように、シラス崖の一部をくり抜いて水路にした感じです。下流部に同様の個所が2か所あります。

道路横のツツジ 民家の平戸ツツジ


花好きの方のようで道路側にツツジの枝が伸びており、斜面には蔓性の植物が広がっていました。

山ツツジの蕾


道路沿いの林にある山ツツジです。厳しい自然条件の中、時には道路整備で刈り込まれることもあります。

期待した白い雲は現れず


雲一つない青空ですが、ここに白い小さな雲塊があるとさらに見映えが良さそうです。

川沿いを歩き回りながら雲が出ることを期待しましたが全くダメでした。

風景写真で幸運に巡り会うことはわずか・・・何度も挑戦するか、ひたすら粘るか・・・難しいものです。
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緑濃くなる 農業センターと周辺 2025/04/29(鹿児島)

2025-04-30 15:18:10 | 自然観察
4月29日(火)鹿児島市都市農業センターと周辺部を回りました。

8時7分 都市農業センター近くの水田 以下の画像は4月29日撮影


前日は曇り一時雨、天候が回復し朝から快晴に恵まれました。撮影でよく訪れる鹿児島市犬迫町の水田脇に、新しい水路が目に付きました。

レンゲソウの花も終わりが近づき、田起こしが始まっていました。早期作が一般的な薩摩半島南部では4月上旬までに田植えが終わっています。

雨上がりの若葉が美しい


ここは4月中旬に花筏(ハナイカダ)の生息地を探して回った農業用水路の下流部です。

野バラ


枝を存分に伸ばして白い花を一杯付けていました。

蜘蛛の巣


雨上がりならではの風景で、偶然目に付きました。

4月29日は「天皇誕生日でゴールデンウイーク」のイメージが、いまだに強く残っています。

ネットで調べると、昭和前半は「天長節」(1927〜1947年)、戦後は「天皇誕生日」(1948〜1988年)でした。

昭和天皇崩御後は自然の恩恵に感謝する「みどりの日」(1989〜2006年)になり、さらに「昭和の日」(2007年〜)と変わっています。

降る雪や明治は遠くなりにけり 中村草田男 

この句が詠まれたのは昭和6年(1931年)、明治時代(1868~1912年)が終わって19年後です。

今は2025年、昭和が終わった1989年1月から36年も過ぎています。毎年のことながら、時の過ぎゆくのは驚くほど早いものだと実感させられます。

8時39分 道沿いのシラス崖に咲くツツジ


田舎道沿いのシラス崖にツツジが花を咲かせていました。上の方は雑木林で、崖が崩れるとツツジも失われるぎりぎりの生育環境です。

ウツギの白い花との対比が見事


今年は寒さのためにツツジの開花が遅れたこともあり、赤白の対比が美しく歩き回った甲斐がありました。

手入れが整った公園の花壇や生垣もきれいですが、自然の厳しい生育環境下で見られる野の花の美しさは格別に感じます。

この時期に各地を巡ると同様な美しい花景色がありますが、多くの花景色をあちこちで見ると次第に感覚が鈍り、満腹感が出て足腰も疲れて広範囲を巡ることは難しいものです。

オキナグサ 農業センターの一角に残っていた


花の後目に付かず、雑草とともに抜かれたかと思いましたが・・・白く長い毛のようなものが風にそよいでいました。

9時36分 農業センターの市民農園 夏野菜の植え付けが進む


周囲の林では新緑が広がり目に鮮やかでした。最高気温が25度以上の日もあり季節は初夏に近く、林の緑は色濃くなっていきます。

唐芋(サツマイモ) すでに植え付けられていた


キュウリやナスなどの野菜苗が多い中、一部では唐芋が植えられていました。苗は1本50円程度とのこと、黒いマルチシートを利用した畝も見かけました。

生育が楽しみな市民農園


農業センターページによると・・・家族用区画は20平方メートルで約766区画、年間使用量は3,600円です。鍬やスコップ、一輪車などは備え付けてあり自由に使えます。

更衣室・トイレが併設された休憩施設があり、仲間との語らいなどに使える「あづまや」もあります。

この後、車で5分程度のかごしま健康の森公園へ向かいました。
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上下2段の藤本滝 藤棚撤去 2025/04/23(鹿児島)

2025-04-26 16:21:42 | 自然観察
4月23日(水)尾原ツツジ園からの帰り道、藤本滝に立ち寄りました。

12時38分 藤本滝公園 藤棚が無くなった 以下の画像は4月23日撮影


県道36号川内郡山線と、県道304号仙名伊集院線の交差点を500mほど北東側に入った場所にあります。

この時期に美しい花を咲かせていた藤棚の殆どが撤去されていてビックリ。病気が入って今年の開花は見込めないと看板に書かれていました。

根元を掘ったのはイノシシか?


支柱だけが点々と残り、直径20センチ以上の太い藤が根元付近でバッサリと伐られ、蔓は完全に撤去されていました。

駐車場から見下ろす藤もきれいだった


新しい蔓が伸びるのを待つのか、植え替えるのか、全て撤去されるのか気になるところです。

滝に向かう右手 ツツジは開花遅れ


例年では花盛りですが、一部が開花しているだけでした。

曇り空ながら 新緑が美しい


対岸の林では新緑が広がっていました。

野生の藤が目に付いた


下流側にも大きな藤がありましたが、手前の竹や木が邪魔してうまく写せませんでした。

12時25分 市比野川の藤本滝


駐車場から歩いて150mほど、坂道ですが道は広く歩きやすくなっています。

落差は上段21.3m下段4.9mの2段滝です。竹林内に階段通路があり、滝を上の方から見ることができます。

下段の滝


水量は少なめでこじんまりした滝ですが、間近に見ることができておススメです。昭和の頃には水遊び場として親しまれたことでしょうが、現在は遊泳禁止です。

上段の滝


三脚とレリーズを使い低速シャッターでも写しましたが、曇り空のためか今一つでした。

水量が多ければ変化がありそう


水が落ちるというよりも岩場を伝って流れ下る感じで、日射しがないので飛沫の様子が目立ちません。

雨上がりで濡れた竹の肌が目に付きました。水量が多いとき再訪したいものです。
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またも雪景色 そして春が来る 2025/02/24(鹿児島)

2025-02-24 14:57:26 | 自然観察
2月24日(月)天皇誕生日の振替休日、3連休最終日は雪の朝でした。

2月24日は半世紀前に私が仕事に就いた思い出の日です。その日は鹿児島市でも15㎝ほどの積雪でした。

2月24日 6時前のNHKデータ放送 気象情報


雪雲は西海上が主で鹿児島の最低気温は0.7度、郊外の小高い場所にある自宅周辺はマイナスのようです。

昨日夕方までは雪が降る気配はなく、夜中の短時間でうっすら積もったようです。海岸近くにあるアメダス鹿児島観測点の降水量はゼロです。

7時15分 西側の風景 以下の画像は2月24日に撮影


雪は止んでおり木々が白く雪化粧していました。雪の量は前回の半分以下で、日射しが出るとすぐ解けそうな感じでした。

7時24分 バス通りに積雪なし


今日まで休みの人が多いようで車は少なめ、普段よりスピードを押さえて走っていました。

団地内の小さな通りは一部雪が積もっていましたが、道路凍結の感じはありませんでした。

雪下ろしで亡くなる人や交通途絶など雪国の方のご苦労を思えば、雪が降っただけで珍しい南国鹿児島はありがたいものです。

屋根は真っ白 木々にはうっすら


1~2cmしかない雪が日射しで解けないうちに、急ぎ足で花野川沿いのコースへ向かいました。

道沿いのごく小さな野菜園 葉が切り取られた大根


大根の開花(塔立ち)を防ぐためでしょうか、葉が全部切り落とされていました。

葉がついているとやがて花が咲き、大根の中身がスカスカになって食用になりません。

ツバキにふんわりとした雪


こちらは金柑


北西側の郡山方面 鹿児島市東俣町三重岳など


お寺と梅の木 まだ咲いておらず残念


こちらは杉の花 花粉が気になる


花野川沿いの野菜園 いつも丁寧に管理されています


9時14分 緑ヶ丘団地の公園


桜島が写せないものかと緑ケ丘に行きましたが、山頂部は雲隠れで強い日射しの逆光状態で、桜島の輪郭が見えただけでした。

小さな公園では雪が解け始めて、雪は日陰に沿って残る程度でした。

今日を入れても2月は残り5日、いよいよ3月。今度は春が来てくれそうです。
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黄砂の影響か ぼんやりした朝 2025/02/17(鹿児島)

2025-02-17 17:28:05 | 自然観察
2月17日(月)昨日の雨で霧を期待して、健康の森公園へ出かけました。

6時31分 月が光っていた 以下の画像は2月17日に撮影


月齢18.6,月が沈むのは9時9分。この時間はまだよく月が見えていました。

昨日は午前中雨が降り、午後は回復。今朝は風が弱く霧が出そうでしたが、予想とは少し違っていました。

6時47分 明るくなったが普段よりもボンヤリ風景


日の出は6時58分、方位103.6度です。普段は地平線がもっと明るくなる時間帯です。

かごしま健康の森公園からは郊外団地を手前にして桜島が良く見えます。この時期は朝日の位置が左手(北側)へ移り、桜島から昇る朝日は後わずかです。

梅が一部で開花


アクアジム側にある梅が一部開花していて、枝先に一羽だけのスズメはすぐに飛び去りました。

7時6分 朝日が顔を出していた 手前は伊敷団地と千年団地


桜島北側斜面のかなり低い位置から朝日が昇ったようです。普段ならばもっと明るいはずがフィルターがかかったように丸く写っています。

今年は数の少ないカラスが2~3羽ずつ南へ飛んで行きました。

7時16分 眩しくならない朝日


普段の朝日であれば眩しくて色飛びで形が写らない位置です。

川沿いに霧が出ているようですが、こちらもぼんやりして勢いのない靄の様な感じでした。

丸く形が判る朝日


一時的に朝焼けのような状態がありましたが、風が弱かったことで火山灰の影響もあったのでしょうか。

7時39分 桜島の輪郭が判らなくなった


見通しは一向に良くならず、手前の郊外団地も霞んでいました。地平線方向は見通しが悪いものの、頭上の月は普段通りに見えました。

7時57分 小さな雲が通過したがあまり変化なし


朝日が雲に隠れるとどんな様子になるのか待ちましたが、今朝は雲がわずかしかなく一時的に雲が通過したものの、大きな変化は感じられませんでした。

日本付近には寒波が流れ込み、北日本を中心に寒さが長引くと予想されています。新たな寒気の先端部が、中国大陸の黄砂を伴って流れ込んだのでしょうか。

きれいな朝焼けや、珍しい雲が出たわけでもありませんが、これほどぼんやりの空模様も珍しかったのでブログに掲載しました。

すでに2月も後半、新たな寒波が入っても鹿児島の平地で再び雪が降るようなことはないと思いますが、どうでしょうか。
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今朝も雪景色 人も車も慎重に 2025/02/08(鹿児島)

2025-02-08 20:46:14 | 自然観察
2月8日(土)昨日の強風は止んだものの、再び雪景色となりました。

2月8日7時49分 鉢植えのビオラ 以下の画像は2月8日に撮影


7日午後から風が強く、ベランダの下にも雪が舞い込んで鉢には雪が積もっていました。



7日は風向きが西寄りになって昼頃から気温が急に上がり、今度の寒さも和らぐかと思ったのですが一時的なことでした。

夜には気温が急に下がったものの、8日朝にかけて強い雪雲が通過することなく大雪を免れました。



今回の寒波で一番の強風が吹き続けましたが、8日朝にかけて風は弱まりました。



風は昼間に強めで朝方は弱い傾向でした。8日朝は今季初めて気温が氷点下まで下がり、僅かな雪が解けずに積もったようです。

道路の積雪 道路には今季一番の積雪 左手はバス通り


歩いていても前日までと違い雪が固くて、車のブレーキを強く踏めば確実に滑りそうな感じでした。

バス通りの様子 積雪は2センチ程度か


かなり危険な感じですが冬用タイヤを付けた車でしょうか、慎重に走っていました。

車は少なめ


今日は土曜日で車が少なめでしたがチェーンを付けて市営バスが走っており、車の立ち往生などは見られませんでした。

西側の花野団地方向の風景


畑や屋根には雪が積もっていますが、強風の影響で竹や木に付いた雪はわずかでした。夜に降った雪は解けることなく風に飛ばされて畑や道路などに集まったようです。

道路や屋根以外に殆ど雪がなく、雪景色としては今一つ。路面が少し凍って滑りそうな気もしたので、雪景色撮影は30分程度で切り上げました。

10時7分 雪が解けて元気を取り戻したビオラ


か弱く見えて実はたくましいビオラ、強い冷え込みでも萎れますが気温が上がれば回復します。

この先は気温上昇か


2月3日から8日16時までの気温の変化をみると、予報通りに寒波が長引いたことが判ります。

今回の寒波では4日夕方から5日明け方にかけて大雪警報が出されましたが、強い冷え込みがなく鹿児島の積雪は2cmでした。

自宅周辺では4日と5日は雪景色、6~7日は日陰や北側屋根に雪が残り、8日は再び雪景色でした。

鹿児島市街地での積雪は一冬2~3回です。寒さに震える日々が続いていますが、春を感じられる日も近いことでしょう。

昨年の2月5日には吉野公園の河津桜が見頃でした。
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花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。