花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

梅雨空 農業センターの大賀ハス 2023/06/30(鹿児島)

2023-06-30 17:21:23 | 
6月30日(金)梅雨前線が南下、明日にかけて大雨が心配されています。

花盛りのネムノキ 以下の画像は6月30日に撮影


雄しべの花糸が一杯出てきれいですが、雨が降ると萎れて見映えがしないため6時20分頃から撮影しました。

明日にかけて大雨が予想される中、今朝はごく短時間の通り雨が数回あった程度で傘を片手に撮影できました。

水生植物園 道路脇のアジサイ


他の所より少し開花時期が遅いものの、花が終わり始めていました。

右手はスイレン池 左上は大賀ハス


スイレン池の一部区画には小型のハス、茶碗ハスがあります。まだ蕾が小さく開花は10日ほど先になりそうです。

農業センターが開園した30年ほど前は、茶碗ハスの開花は8月の盆前頃でした。当時よりも一月ほど開花が早くなっています。

大賀ハス 今年は花が少なめ


黎明館(鶴丸城跡)のハスよりも少し小ぶりです。2000年以上前の古代のハスの実から発芽・開花したハス(古代ハス)です。

昭和26年(1951)大賀博士などによって千葉県の古代遺跡から3粒のハスの実が発掘され、翌年に開花。今では全国各地に広まり大切に育てられています。

花びらが散り始めたハス


ハス池は長年の栽培で水草に覆われやすく病害虫も発生します。花はきれいですが、広い栽培区画での管理は特に大変なことでしょう。

ここの大賀ハスも最初の頃は生育が悪く、一夏に一輪だけどうにか撮影できた年もありました。高温障害対策として水流を整備管理して、成長が良くなったとも聞きました。

黎明館のハスも年ごとに山手側からの水草増殖が目に付き、特に医療センター側では水草に圧倒され、生育不良で開花が少なくなっています。

スイレンはマイペースで開花続く


スイレンは増殖する一方で殆ど水面が見えません。勢いの強い品種が増殖し、希少な色合いのスイレンは淘汰されています。今日は南西風があり、蝶トンボの数は少なめでした。

今年はいちき串木野市の観音ケ池公園のスイレンがきれいです。スイレン池の周りを巡ってトンボも楽しめますのでおススメです。

葉に隠れたように咲く


花が小ぶりなため、葉に隠れるようにして咲くものも少なくありません。

雨と言えばカエル


雨を待つような感じでカエルが葉に乗っていました。時折パラパラと降る程度で傘もいらないくらいでした。

警報級の大雨が降るとハス葉に大きな雨粒が跳ねて、集まった水がこぼれ落ちて絵になりますが・・・撮影では人もカメラもずぶ濡れになって大変です。

湿った南西の風


ここは南北両側に林があり風の動きが少し複雑です。強めの風で葉が裏返る様子も面白いですが、花びらも散ります。

20年ほど前、水生植物園ではヤンバルクイナに似た野鳥のバンが巣を作って、池の中を動き回る様子が見られました。

今思えば人の姿が見える場所でよく巣を作っていたものです。大雨で巣が流されたことがあり、その後は全く見かけません。

四季の花園 ヒマワリが育つ


開花は8月上旬位でしょうか、まだ丈は20~30センチ程度。この先も雑草を取り除くなど管理に手間がかかることでしょう。

夏の花アメリカフヨウはまだ丈が低く、枝を伸ばして大ぶりな花を咲かせるのは大分先になりそうです。
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久見崎の石仏 歩き回り大汗 2023/06/26(鹿児島)

2023-06-27 20:18:55 | 史跡巡り
6月26日(月)薩摩川内市久見崎ではネット情報で知った石仏を訪ねました。

最初はお不動さん 以下の画像は6月26日に撮影


歩いて探せる気がして車は公園近くの道路脇広場に止めました。庵ノ平(あんのひら)ため池付近の知元庵(ちげんあん)跡を探すものの見つかりません。

集落を反時計回りに歩いた東側の田圃近くで目に入りました。両側は仁王像の一部かと思われます。

個人で管理されている感じ


すぐ近くの民家庭先の方に尋ねると、お不動さんとのこと。庵ノ平ため池は道路に沿った用水路をさかのぼった所にあると教えてもらいました。

<知元庵跡へ>

ため池があった 庵ノ池とも呼ばれる


知元庵跡についてはグーグルマップを見ていて気付き、検索すると「薩隅石造物巡行」さんのページで2015年の詳しい調査情報がありました。以下の記事にも参考にさせて頂きました。ありがとうございます。

標柱も案内板もありませんが、知元庵跡はどちらでしょうか。右は道が残っているが行き止まりのようです。フェンスに沿って左へ進みました。

入口先に少し石垣のようなものがあっただけ


池を回る踏み跡があるようで進んで行きますが、左手の林は斜面で石仏や石塔のようなものは見当たりません。ついには倒木で先に行けず引き返し林の中を探しますがダメ。

スマホを持って来ず、情報を照らし合わせることができず10分ほども探し、仕方がないかと諦めました。

入口は右手だった 階段もあるのでこの先か


上り口周辺の草木が茂って半ば隠れていましたが、池の右手にしっかりと石段が続いていました。上を見ると石塔らしきものが見えました。

木間からの光が美しい石塔群


史跡巡りとは言っても、私の場合は歴史性や宗教・学術的意義まで理解できるはずもなく、単に仏様とその空間の雰囲気を感じたいだけです。

仏様が2体


手水鉢や石灯篭のようなものが倒れ、最近人が訪れたような感じもありませんが素晴らしい雰囲気に感激。

11時53分 真上に近い光の差し込み具合


私が生まれ育った吹上浜の海岸近くの林に雰囲気が似ていて、いつまでもここに留まれるような心落ち着く場所でした。

大日如来坐像(金剛界大日如来) 台座石の角に刻まれた顔


如意輪観音坐像


動画も記録すれば良かったと後で気付きました。この日は朝方通り雨が降り南風で蒸し暑く、歩き回るうちに汗でメガネが曇り目にも汗が入り込み散々でした。

<加治屋の阿弥陀像>

県道に出ると庵ノ平池への目印とされていた県道横の消防団車庫はすでになく、「川内観光交通のりば」になっていました。

滄浪地区松ケ鼻墓地


県道向かいの共同墓地を過ぎてこの先の集落内にある阿弥陀様を訪ねました。川の方へ少し下って行くと昔からの店と簡易郵便局もありました。

民家角地の阿弥陀様


想像したよりも大きめで風化が進んでいましたが、どっしりと落ち着いた雰囲気でした。

台座の石にも先ほどの仏像と同じような装飾があった


知元庵跡の石仏とこの阿弥陀様、さらに鹿児島市西佐多町(吉田町)前宗の観音様は作者が同じとのこと。

グーグルマップで見た時は北向きと思っていましたが、実際は東向きでした。ここは普段人が多く通る道で人々に親しまれている仏様でしょう。

東に進むと日和山(ひよりやま)


小高くなった場所には想夫恋(そうぶれん)の踊り場がありました。

想夫恋踊りについて鹿児島県のページから引用紹介します。

川内川の河口左岸に位置する久見崎地区に,古くから伝えられた盆踊りです。慶長2年(1597),慶長の役に出兵した島津軍は,ここ久見崎港から出航したと伝えられますが,朝鮮で戦死した帰らぬ夫や子らを,国もとに残った女性たちが供養するために踊ったのが,この踊りとされています。(引用終わり)

お地蔵様


踊り広場の西隣には多くの石碑や石塔が並んでいます。その中で新しいものと思われるお地蔵様です。

木の葉の間から小さな光が届き、お地蔵様の前にホタルが飛んでいるように見えます。

久見崎公園のハマボウ


この後は久見崎公園に移動し、南側の湿地帯に咲くハマボウを見に行きました。湿地帯での土砂除去作業継続が影響しているのか、ハマボウの木が弱って例年よりも花は少なめでした。

一番きれいに咲いていたのは公園内のこの木でした。蒸し暑い中を昼食も摂らずあちこち巡り、汗を一杯流しながらも石の仏様に接することができました。健康に、家族に、感謝、感謝です。
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川内原発 安全を願い周辺巡る 2023/06/26(鹿児島)

2023-06-27 16:04:29 | 日記
6月26日(月)尾白江ハスの後は川内川河口南部の原発周辺を巡りました。

10時48分 寄田(よりた)の棚田 以下の画像は6月26日に撮影


川内原発から南側へ約2km、数年ぶりに訪れると全体の7割ほどが休耕地になっていました。深刻な獣害があるのか、田植えがされた区画はいずれも電気柵で囲われています。

道沿いのアジサイ 花も終わりが近い


棚田近くの民家に通じる道はきれいに整備されアジサイの挿し木もあり、この地に住む人々の優しさを感じました。

小比良池 オニバスらしきものはここから見えず


10年以上も前にはオニバスを撮影しましたが、最近では咲いていないようで池に下りる道に踏み跡はありません。

久見崎の民家入口で見かけたニチニチソウ


まるで鉢が地面に埋め込まれたような感じです。苔のようなものが丸く育ち、そこにニチニチソウが植えられたのでしょうか。

左側の長板には花鉢が並びそうで、家主さんは花好きなようです。

久見崎(ぐみざき)共同墓地と石垣


川口の砂山のような地形ですが、多くの石が積まれています。空き区画や廃屋もありますが、古くからの集落であることが窺われます。

川内火力発電所は昨年4月に廃止された


川内川河口の北岸に残る火力発電所跡地は、資源循環に関する課題解決を図るために活用が進められようとしています。中ほど右側に白く見えるのは甑島航路の高速船です。

ここから2kmほど川上には大リーグ大谷選手のホームランで有名になった兜を制作した甲冑工房丸武があり、多くの時代劇撮影などで使われています。

原発を迂回する避難道路(3.1km)


2020年10月から工事が進められ、大部分の工事が終わったようです。新しいラインが鮮やかで、県道の新路線として近く利用開始されそうです。

林地開発許可済標識(一部のみ表示)


避難道路開通に伴い川内原発周辺の県道区間は、九州電力に移管され原発防護対策が強化されるとのこと。専用道路になり一般車は通行禁止でしょう。

現在でも原発区域境界には高い鉄条網が張り巡らされ、20m置きほどに監視カメラが並び警備員が巡回し、車で走っていても気持ちが悪いほどです。

原発事故への不安は尽きない


川内原発ができて40年以上が過ぎ、その間には東日本大震災の発生で3号機建設計画が消えました。

原発はすぐそこ 久見崎駐在所前


太陽光発電や風力発電計画も進んでいますが、各地原発の運転延長が決まり当分の間は安全運転と外部からの加害行為がないことを祈るしかありません。
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尾白江ハス そろそろ見頃か 2023/06/26(鹿児島)

2023-06-27 13:37:12 | 
6月26日(月)梅雨前線が九州を北上、朝方は通り雨が降りました。

9時26分 尾白江(おじろえ)ハス 以下の画像は6月26日に撮影


薩摩川内市尾白江町(隈之城)のハス池には、2019年3月に志布志市の「ふいやしき公園」から株分けされた大賀ハスが植えられています。

場所が判りにくいので周辺のことも含めて紹介します。JR隈之城駅からは南南西方向に直線で1kmほどの休耕田の一角です。

国道3号隈之城バイパスの東側 駐車場からハス池まで60m程度


隈之城駅側からは国道3号バイパスのガード手前の細道を南側に300mほど進むと、株式会社技研の東隣に5台程度の駐車スペースがあります。

狭い農道の西側が駐車スペース 画面外のすぐ左側が技研


グーグルマップの航空写真では位置関係が判りますが、ストリートビューは2013年に記録されたもので現在のハス池や建物は表示されないのでご注意ください。

北側から見たハス池


地元の方が大切に管理されていて、昨日頃に草刈をされたようで土手がきれいになっていました。今年もお疲れ様です。

ハスの案内板 駐車場は画面外の左奥


ハス池から南側を見る とにかく道が狭い


農耕道路のため軽トラの幅しかなく、離合ができませんのでご注意ください。

グーグルマップのストリートビューとは違って、自分で走ると狭さを実感します。大きな車は通行できないかもしれません。

いちき串木野市方向からは3号線隈之城バイパスの尾白江交差点を右折、180mほど先で左折して農耕道路を140mほど進み、ハス池を過ぎた60mほど先の左手が駐車スペースです。

あいにくの天候


南風が少し強めに吹きハス葉が揺れ、蕾があちこちに伸びて一部咲き始めていました。

見頃は7月上旬か


水草が所々伸び出していますがハスとのバランスを崩すことなく、トンボも見かけて良い雰囲気です。

風に揺れる葉


前回訪れたのは2021年7月18日、ちょうど見頃でした。こちらからご覧ください。

大賀ハス


大賀ハスは鹿児島市都市農業センターにも咲いています。鶴丸城(鹿児島城)跡の堀に咲くハスよりも少し小ぶりです。

周囲から時折ウグイスの鳴き声が聞こえてきましたが、車の走行音に邪魔されて惜しいことです。この後は西側の川内川河口の久見崎に向かいました。
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観音ケ池公園 スイレンが見頃 2023/06/22(鹿児島)

2023-06-23 16:34:48 | 
6月22日(木)日置での畑仕事後、観音ケ池公園に向かいました。

いちき串木野市 観音ケ池公園スイレン池 以下の画像は6月22日撮影


桜の季節にはよく訪れていますが夏場の記憶は殆どなく、美しいスイレンとアジサイを楽しめてありがたいことです。

山間にあり木立に囲まれているので、一般的な田園地帯のスイレン池とは趣が少し違います。

13時6分 水面が見えるので花が目立つ


よく出かける鹿児島市都市農業センターではスイレンが増えすぎて、水面を覆い尽くして惜しいことです。

こじんまりとした長方形の池ですがアジサイが植えられた周囲を巡ることができ、木々の緑との組み合わせが印象的です。

数種類のアジサイが美しい


ちょうど花盛り


やや山間部で木陰も多いためか、他よりも少し開花時期が遅い感じです。

4~5種類のトンボが飛んでいた


蝶トンボも数匹飛び回っていましたが、葉先などに止まることはありませんでした。

左のトンボは腰の辺りが白い、腰明蜻蛉(こしあきとんぼ)のようです。かなり珍しいのかと思いましたが、あちこちにいるようです。

雲の写り込みも面白い


さつま町田原のスイレン池が人気ですが、ここのスイレンも良い雰囲気。鹿児島市から近く、スイレン池は駐車場のすぐ隣でとても便利です。

水位が下がった観音ケ池


田植えシーズンで多く放流しているのでしょう、水位が低くなっていました。晴れ間が広がっていることもあり、桜の時期とは違った池の表情です。

冠岳花川砂防公園入口のヒマワリ


天気が良いので観音ケ池から北側へ車で10分ほどの冠嶽神社にも立ち寄りました。

仁王像のすぐ横にヒマワリが開花していました。右手には各種団体の花畑があり、ぎっしり植えられた小さなヒマワリが7~8分咲でした。

緑の濃い時期 冠嶽神社


紅葉時期は多くの人が訪れますが、この時期はわずかなようです。参道橋横のモミジ葉が目立っていました。

公園内の蓮苑のスイレン 花は数輪だけ開花


10年以上も前にはハスも植えられていました。スイレンはまだ葉が小さく開花も数輪だけで、見頃はまだ先のようです。

梅雨の晴れ間で、まだ真夏ほどの暑さはなく幸いでした。

鹿児島の梅雨明けは平年では7月15日、雨はうっとうしいですが梅雨が明けると猛烈な暑さがやって来ます。皆様ご自愛ください。
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梅雨の晴れ間 野菜に追肥 2023/06/22(鹿児島)

2023-06-23 11:37:22 | 野菜作り
6月22日(木)日置に出かけ野菜に追肥をしました。

花盛り ノウゼンカズラ 以下の画像は6月22日に撮影


一夏に2~3回花房を伸ばして開花し、今が一番花の多い時期です。

普段より少し早めの7時頃に出発、鹿児島市街地へ向かう車が多めで、伊集院では小中学生の登校時間帯でした。

実家南側の風景が変貌していた


生い茂っていた竹藪が刈り取られて、木の間からは長年空家になっていた住宅が見えました。

ランタナ 花が一区切り


一杯咲いていた花が実になり、花は少なめで大きな蝶が飛んできました。

南隣の畑では雑草が伸びていた


オクラが順調に伸びていますが、畝間の雑草の勢いが増しています。今日は作業の人を見かけませんでした。

4回目植え付けの唐芋(サツマイモ) 


すでに苗に根が出ているため、植付翌日の雨もあり全部活着しているようです。

野菜に追肥


キュウリ、ナス、ミニトマトに追肥をしました。実が付き始めて一部収穫もしたので今後は適時追肥が必要です。

苦瓜(ゴーヤ)はまだ蔓が伸びる段階で、実花が咲くのはまだ先になりそうです。

自家消費には手頃な量 晩生のミカン


キュウリは特に成長が早く、1週間も放置すると実がヘチマほどに太くなり過ぎて食べられません。

最近イノシシが1頭駆除されたとSさんから聞きました。もう1頭いるかもと聞くが、まずは一安心とのこと。

浜への道


左手側の藪をすべて伐採する計画があると聞いていました。今日はこの地を購入した方が来て、作業関係者と打ち合わせ中でした。

昨年の大型連休の頃に私からこの辺りのことについて話を聞いたことがあるとのこと。私はどんな方だったか殆ど忘れていました。

見晴らしは良くなるが


左側に竹が少し見える辺りは国有地です。それよりも奥の方を伐採すると聞いていたので、台風の被害を防ぐためにある程度の竹や木は残してほしいとお願いしました。

藪を切ってみると北側の市道沿いの砂山はかなり急傾斜で、新たな通路設置は大変なようです。

一時的に見晴らしが良くなりましたが、景観維持には竹の地下茎をすべて取り除くか、全域を厚めのコンクリート舗装するしかなく現実的には難しいことだろうと伝えました。

今日は釣には不向き


西風が吹き海は濁り、これまでと違ってうねりがあります。沖縄、奄美の梅雨が明ければ鹿児島県本土は梅雨後半です。

夏至(昨日、6月21日)を過ぎ夏本番が迫っています。梅雨前線がさらに北上すれば吹上浜は連日南西の風が吹き、さらに海は荒れてきます。
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さつま町 田原のスイレンとハス 2023/06/19(鹿児島)

2023-06-20 14:14:30 | 
6月19日(月)梅雨の晴れ間、久しぶりにさつま町へ向かいました。

さつま町広瀬 農家そばヤマサキの蓮池 以下の画像は6月19日に撮影


場所は、宮之城の佐志と言った方が判りやすいかも。国道と県道の交差点南西側で、近くにはファミリーマートさつま町広瀬店があります。

東側からの風景 ハスが咲き始め 右側はそば屋さん 


そば屋さんは休業中でちょっと寂しく、早く元の賑わいが戻ることを願っています。

11時22分 そば屋さん北隣のハス田


こちらは花数が多くてきれいでしたが日差しは強烈。朝の柔らかい光に包まれたハスとは違って、白い花びらが色飛びして困惑しました。

蓮の花畑(広瀬)


そば屋さんとは西側の道路を挟んだ水田です。30アールほどの広さで、グーグルマップを拡大すると「蓮の花畑(広瀬)」の表示があります。

花は3~4種類ほど


まるでレンコン栽培地のような広さですが、花が終わった後にできるハチの巣状の花托(かたく)を採取されています。

一般的なハス池では単一種栽培が多い中、ここでは複数の種類があり、彩りの変化は被写体として興味深いものです。

福祉施設の車が3台やって来て、車のすぐ横でハスの花を楽しむ姿がありました。身近に季節の花を楽しめてありがたい場所です。

さつま町田原 スイレン棚田手前のハス田


棚田に咲くスイレンとして知られ、最近では多くの人が訪れるようになりました。この場所ではハスの方が目立っています。

先着の熱心なカメラマンにお話を伺うとトンボ、野鳥、飛行機などを多く撮影されている方でした。

あれこれ世間話にもお付き合い願って、撮影技術や情報を詳しく教えて頂きありがとうございました。

トンボは難しい


私の場合は単に集中力や技術不足でしょうが、あちこち飛び回るトンボは写しにくいものでした。チョウトンボもいましたが、ひらひら飛び回りピントを合わせることさえできませんでした。

今年はハスの開花が早い


スイレン池の上段にあるハス田です。まだ6月下旬ですが咲き始めて、一部は散っていました。

ハンゲショウ(半夏生)


今年は草刈を免れたようで、すぐ西側に昨年よりも多く伸び出していました。自然の草花もまとまっていると美しいものです。

12時42分 梅雨明けのような空だが


紫尾山(1067m)の上には白い雲が浮かび梅雨明けを思わせる風景です。今日は月曜日、訪れる人は少なめでしたが皆さんスイレンの美しさに見入っているようでした。

真夏ほどではありませんが日差しは強く、空腹も加わり撮影の気力もそがれて13時前には帰途に就きました。

やはり早朝の時間帯行動が私向き・・・6時前後から農家そばヤマサキのハス撮影、8時前にはスイレン棚田に移動が良いようです。
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草刈り後 4回目唐芋を植える 2023/06/17(鹿児島)

2023-06-18 16:08:51 | 野菜作り
6月17日(土)雨が降り出す前に、日置へ草刈に出かけました。

9時27分 吹上浜日置海岸 以下の画像は6月17日に撮影


今朝は曇り空で暑さもなく海は穏やか、雨で流れ込んだゴミが浜辺に上がり釣りには好条件。南北に見える範囲で釣人は10人ほど。よくお会いする釣人が引き上げてきました。

今朝は5時半から釣ってキスが50匹ほど。型も良くなっていると満足気でした。雨が続けば再び濁ってゴミも増え釣は難しくなります。

海岸に向けて住宅工事通路の確保作業


国道270号線から海岸へ入る狭い道沿いで重機が動いていました。狭い市道を迂回して工事用通路を確保するとのこと。

この先の竹藪の中には殆ど知られていない、築40年ほどの古い鉄筋住宅が残っていて、近々リフォーム工事が始まるようです。

私の実家南隣にあり空家になって20年以上も過ぎ、道は木々に覆われています。景観確保のために住宅の周囲に伸びた木や竹も伐採予定とか。

昔からの見向きもされない砂地の竹藪でしたが、伐採後は見晴らしが良くなるというよりは殺風景になりそうです。

野菜園のキュウリ


生育が進んでいたので少し小さめのものも含めて収穫しました。苦瓜も天井棚に蔓が伸び始めていました。

すぐに大きくなるキュウリ


雨続きでもあり、1週間も放置するとヘチマほどになり食べられず、株への負担も大きくなります。昨年は管理が行き届かず、早い段階で枯らしてしまいました。

ナス 支柱を添えて茎を括り付ける


実が付き始めて茎が倒れ込んでいたので支柱を添えました。次回は追肥も必要でしょう。

ミニトマトは放置栽培を試していますが、伸び放題のため支柱を追加しました。小さな実が数個ありますが、収穫には程遠いようです。

南側の畑では雑草が芽吹く


一人でオクラの間引き作業の人を見かけました。黙々と腰を屈めての作業で大変そうでしたが、それ以上に厄介なのは雑草。

ここ数年は耕作されず草藪でした。トラクターで耕されてきれいになっていましたが、大量の雑草の種が一斉に芽吹いた感じです。

天気予報は曇りのち夜は雨でしたが、小雨が降り出したのは11時頃。雨具がいらない程度だったので12時半過ぎまで藪払いと草刈作業を続けました。

今日は草が少なめで、濡れて張り付ているため後片付けの掃除は省略。

唐芋(サツマイモ)の自家栽培苗


昨年残っていた芋、店頭で売られていた芋を伏せ込んで育てたものです。6月に入って成長が進み、根が一杯出ています。

5月中に比べると茎や葉の勢いが良く根があるため、挿し芽ではなく根が出たものを植えこむ感じです。

梅雨に入り適度な雨で殆どが活着します。これまでの植付分よりも成長が良さそうで、余った苗を捨てるのが惜しくなり畝4列に50本程度植え付けました。

新たに魚網で柵を作る 竹材は野菜園北隣の竹 漁網は浜の漂着物


最近では街中でもイノシシが出没するようになり、過疎が進む農村部では被害対策が欠かせません。

多くの水田地帯に電気柵が設置され、山間部ではシカ対策も兼ねて耕作地だけでなく農耕道路、民家までが広範囲に鉄格子柵で囲われた地域もあります。

この場所は最近までジャガイモを栽培したので肥料分が多く残っていると思われ、肥料は一切入れずに植え付けました。

ジャガイモの後作で肥料を入れて唐芋を栽培し、蔓は生い茂るが芋は付かない蔓ボケ状態になった苦い経験があります。

素晴らしい勢いで茎が伸びて元気一杯でしたが、掘ってみると普通の丸い芋は全くありません。

山芋のように太く長い芋なのか根なのかわからないものが1m以上もできていました。その場所ではすべて同じ状態でガッカリ。

さて今年はどうなるのか、ダメ元です。何も植えずに置くと雑草が生い茂りますので、少しでも芋ができればマシと考えました。

こちらは2回目に植え付けた唐芋 えんどう豆栽培の後作


市販苗を5月中旬に植え付けたところで、良く葉が茂っています。1回目の自家栽培苗よりも成長がはるかに早く、蔓ボケになりそうな気もします。

19時20分 薄暗い中で目立つアジサイ


昨年花の後にかなり短く切り詰めましたが、前よりもさらに茎が伸びて花を咲かせています。日の長い時期ですが、小雨模様で暗くなりました。

今日は昼過ぎまでに藪払いと草刈りを終え、午後は雨具を着こんで唐芋の栽培区画に漁網柵を設置、植え付けまでできました。

小雨程度でしたが雨具は泥で汚れ、中の方は汗ばんで大変でした。雨具なしで作業して着替えた方が良かった気もします。

唐芋の植付も今日で終わり、後はキュウリなどの野菜管理程度でゆっくり夏場を過ごせたら幸いです。
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梅雨空続く 大雨が心配 2023/06/16(鹿児島)

2023-06-16 20:23:02 | 天気の話題
鹿児島の梅雨入りは平年並みの5月30日、今年は雨が多い気がします。

咲き始めた南方系朝顔 庭先の花は6月16日に撮影


20年以上前はあちこちの庭先で見かけましたが、最近ではあまり気付きません。

そのかわり荒地などにはびこって大量の花を咲かせています。持て余して捨てられ野生化したようです。

6月16日 テレビ朝日グッドモーニング 


今朝は芸能人の大麻事件に驚かされました。たまに名前を聞く人ですが、かなり前から内偵調査が行われていたようです。

自衛隊の銃撃死傷事件は被害者名が発表され、現場の状況が少しずつ判ってきました。戦争の気配が漂う中で、自衛隊の人員不足が深刻です。

こんなことで国を守る備えは大丈夫なのか、かなり気になります。国防力整備のため増税議論だけでなく、期間を区切った兵役義務など社会全般で真剣に考える必要がありそうです。

アメリカ大リーグ、大谷選手の話題が毎日届いています。2刀流と言われましたが、たくましい体が二つあるような大活躍です。

NHK朝のニュース項目


国会会期末が近づき、解散風が吹いていましたが、昨日岸田首相が今国会中の解散なしと明言しました。

一部の野党は年中行事の内閣不信任案を提出、支持者層には受け入れられても、一般国民はまたかと気にもかけないことでしょう。

多くの国民が本当に政治を変えようと考えれば、もっと投票率が上がるはずです。

旬別の降水量 以下のグラフは気象庁ページからデータ入手・作成


平年値と比較したものです。梅雨入り後極端に雨量が増えていますが、旬別の動きでは大まかすぎて変化が判りにくいものです。

萩も開花


庭先に植えて放置状態ですが、春先に新芽を出して6月と9月に開花します。

日別の平均気温と降水量


梅雨入り後の雨量の多さが目立っています。一日に100ミリ前後の雨が降った日がすでに3日あります。

日別の最高気温と最低気温


日別の最低気温と最高気温との差


冬から春にかけて気温差の大きい日があり、日ごとに大きく変動しています。梅雨に入ってからは一部を除き、気温差が小さくなっています。

NHK 週間天気予報


沖縄では間もなく梅雨明けの時期、鹿児島では梅雨本番となります。鹿児島は明日17日からずっと雨マークがついています。

ノウゼンカズラは元気一杯 アジサイはそろそろ終わり


ノウゼンカズラが自然に生えてきて、高さは60センチ程度。肥料分が不足しているためか大きく伸びることはなく自然に樹形ができ、今年は4本ほど花房が伸びています。

明日は日置に出かけナス、キュウリなどの様子見と草刈り、都合が付けば追加で唐芋(サツマイモ)を植える予定です。
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曇り空に夏の花 吉野公園 2023/06/13(鹿児島)

2023-06-14 14:26:13 | 
6月13日(火)ぐずついた空模様の中、吉野公園へ出かけました。

開花ピークを過ぎたシモツケ 以下の画像は6月13日に撮影


公園入口の左手にありますが、雨続きで大半の花が散っていました。

9時37分 桜島は雲隠れ


6月の開園時間は6時から19時まで、今日はイベントがなかったようで車は20台程度。早朝はウォーキングのシニア世代が多いようです。

この時間帯も、黙々とウォーキングに励む人や、中にはランニングの人もありました。

少し残っていたサツキ


園内あちこちにサツキの花が残っていました。夏草が絡みついたところもあり、季節の歩みを感じます。

かごしまのシンボル 鮮やかな赤い花 カイコウズ(海紅豆)


クスノキとともに鹿児島県の木に指定されています。県の花はミヤマキリシマ、県の鳥はルリカケス、そして7月14日は県民の日です。

明治150年を記念し,平成30年12月に制定。鹿児島県が誕生した明治4年の廃藩置県布告日が7月14日であったことに由来します。

アジサイの葉 木から落ちた水滴


雨に濡れたアジサイをイメージしていましたが、前日から雨は降らず雰囲気は今一つでした。

花壇では植え替え準備作業中 お疲れ様です


日差しが照り付けることはないものの、風がなく動くと汗ばんできます。広い園内では他にも草刈り作業が続けられていました。

若葉が目に付くソテツ園


広大なソテツ園のあちこちで若葉と花房が伸び出し、カラスがのんびりと水浴びする姿も見られました。

広いソテツ園風景は全国的には珍しいでしょうが、あまり話題にならず惜しい気がします。

遠くの山も雲隠れ


桜島だけでなく南側の開聞岳、北側の霧島連山ともに雲隠れ。傘を手に園内を回りましたが降られずに幸いでした。

イジュの花 公園の樹木として植栽されたもの


ソテツ園の手前左側、河津桜の若木近くにあります。前回は数本だと思っていたものが、開花が進み全体では10本程度あることが判りました。

イジュ(伊集)はツバキ科 ヒメツバキ属でお茶の花を二回りほど大きくしたような白い花です。奄美諸島以南や小笠原に自生し、高さは10~30mにも成長する大木とのこと。

照葉樹林に色とりどりに若葉が広がる4~5月頃は山笑う季節とも言われます。イジュの白い花は緑が一様に濃くなった梅雨時期に咲くため特に目立ちます。

アジサイ並木 ここにもカイコウズ


アジサイが花盛りでしたが平日でもあり、訪れる人はわずか。少し雨でも降ればさらに雰囲気は良いのですが、ずっと雨に降られるのもやはり大変です。

年相応に1,3,12月ごとにお医者さんのお世話になっています。6月は3か所への通院が重なり、今日までに2か所は経過良好で安堵。

月末近くは月一度の歯医者さん。体調を管理しながら日置で野菜を植え、季節の花を巡っています。間もなくハスも咲き始めるので楽しみです。
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花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。