花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

入来保存会 伊作太鼓踊り 2023/08/28(鹿児島)

2023-08-29 17:48:42 | 祭り・伝統行事
8月28日(月)今年も日置市吹上町内で伊作太鼓踊りが披露されました。

8月28日 NHK7時のニュース項目


年ごとの社会情勢など記憶をたどるため、ニュース項目を引用しました。

テレビからパソコンやスマホなどへの情報配信が増加し、近いうちにテレビと同様の受信料負担が検討されそうです。

9時14分 すでに一行は南方神社参道に集合 今年は手指消毒液だけ


9時過ぎに着いて、先に参道南側奥の海蔵院跡に立ち寄ると狭いながらも落ち着いた場所でした。

2020年と2021年はコロナ禍で太鼓踊りが中止、昨年は1日だけに規模を縮小しての開催でした。

昨年は参道で検温が実施され、手指消毒、マスク着用が求められていました。

9時18分 南方神社参道 矢旗を揺らしながら進む「平打ち」


吹上町内の6保存会が継承し、交代で毎年8月28日と29日に踊っています。

28日に南方神社に奉納後29日にかけて吹上町内の30か所ほどで踊られます。太鼓と矢旗の重さは約20キロ、暑い時期に2日連続で早朝から夕方までの踊りは大変なことです。

きれいな衣装が目立つ「中打ち」の少年たち


伊作太鼓踊りについて鹿児島県のページから一部を引用して紹介します。

500年の伝統「伊作太鼓踊り」
日置市吹上町に伝わる民俗芸能で,県の無形民俗文化財に指定されています。

伊作太鼓踊りの由来にはいくつかの説がありますが,一説には,応永13(1406)年,伊作島津氏4代当主の久義が,田布施郷の二階堂氏を降伏させた際に考案された,戦勝の踊りと伝えられています。

踊りは,唄い手数人と,中打ち4人,平打ち20~24名で行います。
矢旗を背負って勇壮に踊るのが「平打ち」で,白装束に草履を履き,竹を編んだ2メートルほどの矢旗を高く掲げ,薩摩鶏の羽を背負い,胸に太鼓をつけて勇壮に踊ります。

平打ちの輪の中で踊るのが,「中打ち」で,2名が稚児姿,2名が女装姿。美しい花笠をかぶり,華やかで可愛らしい姿で,かねや小太鼓を鳴らします。この中打ちは小中学生だそうです。(引用終わり)

昨年より観客はやや少なめ


大きな矢旗を揺らして踊る勇壮さが人気で、例年多くのカメラマンが集まります。種子島のロケット打ち上げ予定時刻と重なったためか、テレビ取材は1社だけのようでした。

神事関係者、踊り一行に付き添う家族が大半でカメラマン以外の一般観客は少数のようでした。

境内での踊り


南方神社では全ての踊りが奉納されますが、それ以外では一部が踊られるだけで、平打ちの太鼓も半分の人数で踊ることが多いようです。

場所的制約もあり踊り子の体調保持の上からもやむを得ないことです。

鳥居側からの奉納風景


踊りの最終盤では太鼓の「平打ち」が円形から2列に並びなおし、力一杯に太鼓を打ち鳴らし境内から退出する「引き太鼓」は特に勇壮です。



踊りは最高潮に達し、鳥居前にカメラマンが殺到します。猫に鰹節のような状態で、思い通りの撮影が難しいのは致し方ないところ。

9時49分 社殿側からの風景


多くのカメラマンが陣取る場所で、階段から踊りを俯瞰で見られるため人気のようです。

撮影の都合だけで言えば南方神社での奉納風景が一番写しやすく、奉納踊りには力がこもっていて見ごたえがあります。

2日目朝方の大汝牟遅神社(おおなむち)神社境内の踊りも広い場所で背景が良くて好きです。

それ以外の場所に付いて回る「追っかけ」は、踊り関係者の移動や駐車に邪魔にならないよう配慮が必要です。

強い日差しが一時的に雲に隠れた


南方神社の境内は大きな木立に囲まれて真夏の日差しが差し込むので明暗差が大きく、写しにくいのがやや難点です。

今年も動画を数回記録しましたが、一眼レフカメラでの動画撮影に気付く人は少なく、人が映り込みますが気に掛けないことにしています。

10時15分 麓公民館横で休憩


南方神社から参道を歩いて、木陰の続く坂道を下った所で休憩です。今年もあちこちの門口に日の丸が掲揚されていました。

近くには地元ラジオ局MBCの中継車が止まっていました。一行は次の会場である多宝寺跡までは車に分乗して移動します。

10時50分 多宝寺跡での踊り


暑さのため殆どのカメラマンは木陰から撮影していました。「引き太鼓」では数名が目の前に集まってきました。



11時7分 次の場所へ移動


平打ちの若者たちは2台の大型車荷台に乗って次の会場へ移動して行きました。

わずか2か所の撮影で汗まみれで疲れ切ってしまいました。

今朝6時集合の踊り一行は夕方まで踊り、明日も6時半集合で17時頃まで30か所ほどの踊り日程が組まれています。

暑い中、大変お疲れ様でした。今年も元気な太鼓踊りを見せて頂きありがとうございました。

この後は日置市役所吹上支所で開催中の、鹿児島フォトサロンさんの写真展を鑑賞して日置の実家に向かいました。
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鹿児島の夏 それほど暑くない? 2023/08/24(鹿児島)

2023-08-24 18:02:55 | 天気の話題
8月24日(木)朝起きてテレビをつけると普段と様子が違いました。

4時46分 NHK 北朝鮮のミサイル通過情報


予告期間の初日早朝に発射されましたが、日本への直接の影響は出ていないようです。

8月24日 6時25分 かごしま健康の森公園からの風景


予想通り昨日の雨で霧が出ましたが、湿度が高くぼんやりとした空模様で桜島は完全に雲隠れしていました。

鹿児島は昨年同様の暑い夏


いつも通りに気象庁のアメダスデータをもとにグラフを作りました。観測地点は鹿児島(鹿児島地方気象台)です。

昨年夏(6~9月)の平均気温の推移と比較したもので、今年は8月22日までの状況です。

今年も昨年と同様に7月以降の平均気温は平年よりも高めで推移しています。

東京、大阪と比べると鹿児島は暑くない 2023年7~8月


東京、大阪と比べた最高気温の推移です。各地で話題になる猛暑日は鹿児島では1回だけ、7月10日に35.0度を記録しています。

猛暑日が当たり前のような状態になっている東京、大阪に比べると鹿児島の暑さはひどくありません。

福岡、沖縄と比較すると 2023年7~8月


最高気温で比較すると福岡の方が高い日が多く、梅雨明けの早い沖縄では7月初旬は高めですが、8月は鹿児島よりも低い日が多くなっています。

海からの風が気温上昇を押さえているようです。鹿児島でも内陸部の伊佐市大口、さつま柏原などに比べると海岸部では最高気温が低めです。

ムクゲ


昔は暑くなかったのか? 鹿児島の1970年と2022年を比較


6月から9月の最高気温を2022年と、大阪万博が開催された1970年で比較してみました。

1970年でも最高気温が35度を超える日もありましたが、2022年の方が全般に高めです。

最近では危険な暑さと表現されるほどで、早く2学期が始まった北海道では熱中症で小学生が死亡する痛ましい事故も起きています。

1993年(平成5年)の鹿児島 大災害の夏


6月から9月にかけて度々大雨が降りました。姶良市や霧島市では8月1日、鹿児島市では8月6日の大雨で多くの犠牲者が出ました。

台風も襲来し全国的にコメが凶作となり、梅雨明けが特定されないまま秋を迎えた異常な年でした。

今日も雷雨 鹿児島市には大雨洪水警報が出された


14時過ぎにかけて1時間に60ミリほどの大雨が降り、警報が出されました。

自宅は観測地点の鹿児島地方気象台からはかなり離れた郊外ですが、12時から15時頃まで雷雨が続きました。

昨年は自宅から15mほどの近くに突然の落雷があり、通信ケーブルを通じた電気ショックでパソコン、固定電話、プリンターが壊れる大被害をこうむりました。

それより数年前にも自宅から20mほど離れた立木に落雷がありました。通信機器が一時ダウンしたものの、機器を再起動することで通信障害が解消してパソコン自体には影響がありませんでした。

花が増えてきたフヨウ


昨年の落雷は2度目の災難でした。一度あることは2度あるなどと言いますが、雷にはこりごりで落雷がありそうなときは通信ケーブルを外し、電源コードも抜いて雷が去るのを待つことにしています。

暦の上では処暑(8月23日)を過ぎましたが、暑さが和らぐのは9月中旬以降でしょうか。当分は暑さに悩まされますが、無理せずに過ごしたいものです。
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4年ぶり暑い中 蒲生太鼓踊り 2023/08/21(鹿児島)

2023-08-22 15:00:31 | 祭り・伝統行事
8月21日(月)2019年以来久しぶりに蒲生太鼓踊りが公開されました。

9時17分 姶良市蒲生町の辻通り 以下の画像は8月21日に撮影


朝のテレビに気を取られ出発が遅くなりました。9時に開会式があり、北、下久徳、春花、川東保存会の順に辻通りを北側へ400mほどを踊りながら進んで(道太鼓)行きました。

画面奥(南側)の山は城山公園、蒲生市街地と遠くには霧島連山も見渡せる桜の名所です。

幼い踊り子を気遣う人たち


今年は特に幼い子供たちの参加が目立ちました。真夏の日差しに照らされる中、暑さ対策に細かく気を配る様子が見られました。

8月21日の鹿児島市は最低気温26.8度、最高気温は34.0度でした。

暑さのためか観客は少なめ 鹿児島銀行蒲生支店前


コロナ禍は幾分対策が緩和されたものの依然として流行は収まっていません。加えて今年は厳しい暑さが続き、通り沿いの観客は前回2019年に比べると半分以下で寂しいことでした。

川東保存会


例年では通りの真ん中から踊りの様子を撮影する人が多いのですが、今年は殆ど見かけませんでした。

蒲生八幡神社鳥居をくぐる 春花(はるけ)保存会


蒲生小学校を右手に鳥居をくぐる、踊り先導役のほた振り。

春花保存会


ほた振り、鉦叩きの後に続く太鼓。昨年8月21日は蒲生小学校の校庭で踊る予定でしたが、朝方の大雨のため中止となりました。

境内下での踊り


各保存会が順に境内下で踊り、北保存会と下久徳(しもきゅうとく)保存会は広い境内でそれぞれ30分ほどずつ庭踊りを披露しました。

蒲生八幡神社 元気な大楠(画面の中ほど)


樹齢約1,600年、根周り33.5m、目通り幹囲24.22m、高さ約30mの巨樹です。

一頃は樹勢が衰え心配されましたが、南側の木が伐採され日当たりが確保されて元気を取り戻しています。

鉦の音を聞くと元気が出る


前列5人、後列3人の鉦の響きは力強く踊りの中心的存在です。いつものことながら暑さが厳しい時期なので、同じ場所からの撮影で画面が単調になってしまいました。

広い境内で途中の休憩もなしに30分も続く踊りは大変なことです。暑さ対策のためか、今回は登校日の子供たちが踊りを見学する姿はありませんでした。

境内を駈ける若者たち


保存会の指導者から早すぎると掛け声が飛ぶほどの、元気一杯な走りでした。

太鼓を打ちながら跳ねる


踊りが終わった後に、元気な若者が一人または数人で太鼓打ちを披露する場面があります。

6人ほどが一人ずつ元気一杯飛び跳ねながら太鼓を叩き、その都度大きな拍手が送られていました。

親子での参加でしょうか


今年は小学生以下の参加が目立っていました。コロナ禍で参加者確保だけでなく練習も大変だったことと思われます。

11時2分 境内の踊りは終わった 皆さん大変お疲れ様でした


暑い中皆さん頑張って伝統の踊りを披露してくださり、ありがとうございました。この後も蒲生物産館辺りから、鉦太鼓が聞こえてきました。

暑さ対策で今年は首にタオルをかけての撮影でしたが、大汗が流れました。これまでのように12時まで踊りが続けば、最後にはグッタリなるところでした。

暑い中頑張りました


木陰で太鼓を外すところをお願いして撮影させていただきました。

踊りが終わるとさっと人が引き、片付けが手際よく進みすぐに静かな夏の神社風景が戻ってきました。参拝後に訪れた人と軽く祭りの話をかわし、神社を後にしました。

前回2019年8月21日の踊りのブログ記事はこちらからご覧ください。
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はんぎり出し 魚よりも多くの人 2023/08/16(鹿児島)

2023-08-17 17:52:04 | 祭り・伝統行事
8月16日(水)加治木太鼓踊りの後、霧島市国分広瀬に移動しました。

9時45分 いつもと違う角度からの桜島 以下の画像は8月16日に撮影


霧島市国分広瀬からは桜島が南西方向に位置し、桜島の東側斜面が見えています。画面左手は大隅半島の垂水市です。

はんぎり出し


コロナ禍もあり久しぶりですが、最近では魚が少なくなっているようです。

多くの人が集まっていた


お盆明けの恒例行事で、暑い中を訪れる人は少ないだろうと思ったのが大間違いでした。

すでに準備万端のカメラマンたち


建設資材置場脇に車が多かったので海岸の方まで走ったのが運の尽き。すでに駐車余地はなく方向転換に手間取るうちに、対向車がやって来て困りました。

運動神経の鈍い私にはピンチ。先着車の御厚意で前の方に止めさせていただき助かりました。

9時54分 いざ出漁


今年は10時の花火を合図に8隻の筏で投網漁が行われました。いきなり筏がひっくり返る場面もありましたが、ケガなどはなかったようです。

夏景色


雲が多めでしたが日差しは強く、加治木太鼓踊りの後で撮影になかなか力が入りませんでした。

本来であれば三脚も利用して望遠レンズで大きく広がる投網の様子を捉えたいこところですが・・・レンズ交換もしないまま・・・あちこち動いたものの今一つ。

ここ数年祭りが殆ど中止となり、会う機会のなかった写友数人と再会できたことは幸いでした。中にはお名前がすぐに浮かばない方もあり、失礼いたしました。

魚よりも人の方が多かった?


多くのカメラマンは殆どがシニア層で、マスコミ取材も数社あったようです。地元テレビ局のMBC南日本放送では特に熱心に小まめな取材をされていました。

小さなビデオカメラとマイクを手にして気さくに人々に話しかけ、良い表情やコメントなど引き出しているようでした。

意外だったのは、夕方の同社ニュース映像の中で投網風景を写す私の様子が(カメラから足元までの部分)映っていたこと・・・良い思い出になりました。

魚が少なかった


暑さもあり、とれた魚をさばく場面を写したら帰ろうと思っていましたが、なかなか筏が戻って来ません。

ようやく戻ったもののエッナ(ボラの子)はわずかで型もごく小さいものでした。

こちらはスズキ はんぎり出しに参加3回目の塩川さん


獲物のスズキを手に持って順にカメラの前に見せてくれました。こんな場面が写したかった・・・ありがとうございます。

手慣れた手つき


早速簡単なまな板の上で、慣れた手つきで魚をさばく場面です。酢みそで食べるとコリコリとした歯ごたえで、伝統の味わいに満足との場面がニュース映像にありました。

すぐに車に戻り、礼を言って車を出し家路に就きました。暑い中でしたが、加治木太鼓踊りと国分のはんぎり出しを撮影できてありがたいことでした。
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加治木太鼓踊り 暑い一日 2023/08/16(鹿児島)

2023-08-17 16:22:44 | 祭り・伝統行事
8月16日(水)お盆明け、加治木太鼓踊りが春日神社に奉納されました。

8月16日朝 TBSテレビ THE TIME, 台風7号の影響が残る


15日朝台風7号は紀伊半島に上陸、予想よりも少し西側を北上。6号と同様に速度が遅く時速10km程度、線状降水帯の発生で鳥取県などに大雨被害が発生。

15日に終日運転休止となった新幹線東京~新大阪間では、16日も静岡県内で大雨が降り、一時運休と大幅遅延が発生し影響が長引きました。

8時6分 春日神社参道に集まった祭り関係者


テレビに気を取られて出発が遅くなり、すでに祭りの開始式の直前。先着カメラマンや行事進行に邪魔にならないよう参道外側で待機しました。

8時19分 反土保存会 境内での太鼓踊り奉納開始


踊り開始直後に大胆な撮影者が現れました。お孫さんの晴れ舞台なのでしょう、ごく短時間の微笑ましい光景でした。

鉦と太鼓の音に元気をもらう


今年は姶良市加治木町内の反土(たんど)、小山田(こやまだ)地区保存会が太鼓踊りを春日神社に奉納しました。

同じく加治木町内の西別府(にしべっぷ)、木田(きだ)地区保存会は精矛(くわしほこ)神社に踊りを奉納しました。

奉納先は一年ごとに変わります。太鼓踊りの日程などは姶良市の広報ページで確認してください。

8月21日は姶良市蒲生町で9~12時に蒲生太鼓踊りが公開されます。(昨年は雨で中止)

昔ながらの厚化粧


女性の参加者も多いようでしたが、おしろいを顔一面に塗り付けて口ひげをつけて太鼓と長い刀を差し、羽飾りを立てて踊ります。

先導役「ほた振り」は幼少年が務める


今年はカメラ2台を使い、1台は動画記録としました。社殿前の石灯篭横から記録できて幸いでした。

動画の利点は音が入り、動画の一部を画像として保存できることです。一眼レフカメラで動画記録機能がある方は、一度試してみられることをお勧めします。

鉦が一段と高鳴り踊りはクライマックスへ


4人で打つ鉦の音は甲高く、太鼓の音とともに祭りを盛り上げます。

今朝は林の間から届く光が強すぎて、明暗差が大きくて私には好みの光ではありませんでした。

木陰の観客席


春日神社に集まる人は少なめで、精矛神社よりも境内が狭いため写しやすく、例年春日神社で撮影しています。

8時51分 奉納を終える 小山田保存会


小学生~高校生も多く参加しているようで、家族が付き添っていました。

8時54分 次は仮屋馬場での踊り


後姿は小山田保存会の方です。鉦叩きを長年続けた方で、遠縁の人の消息など聞かせてもらいました。

昨年はコロナ禍のため柁城(だじょう)小学校の校庭で踊りが披露されただけでした。今年は従来の形に近いものとなっていますが、鴨田通り、菅原神社での踊りはないそうです。

8時過ぎから春日神社・精矛神社で踊った後、10時から12時までは仮屋馬場通、柁城小学校。熱中症対策もあり、踊りは午前中で終わるようです。

天気が良いので頑張って、この後は霧島市国分広瀬の「はんぎり出し」(投網行事)に向かいました。
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台風6号後片付け 熱中症注意 2023/08/11(鹿児島)

2023-08-12 18:32:41 | 野菜作り
8月11日(金)海の日、日置で台風6号の後片付けをしました。

8月11日朝 NHK朝のニュース


台風6号に続いて今度は7号、お盆期間中の近畿から東海にかけて広範囲に大きな影響を及ぼしそうです。

9時18分 吹上浜日置海岸 以下の画像は8月11日に撮影


9日に台風6号は甑島の西方海上を北上したものの速度が遅く、10日も天候が回復せず時々雨が降りました。

11日は天候が回復、ようやく夏空が戻った感じです。まだ波があり釣人の姿はなく、一人で流木を探す人を見かけただけでした。

砂浜の浸食が進む


砂山までは浸食されていませんが、その下では砂が侵食され50センチ程度の段差ができていました。

海が穏やかな日がしばらく続けば、少しずつ砂が戻り段差は解消されそうです。

伐採跡地の気になる足跡


最近木や竹を切り払った場所に、地面に動物が探ったのか歩いたのか気になる跡がありました。

道路には足跡のような土の塊が(右側)


落葉と泥が混ざったような土の塊が道路にあり、小動物ではなくイノシシの足に付いていたような感じです。

Sさんの話では近くの水田跡にイノシシが2~3頭いるようで、1頭は駆除されたそうです。

折れずに残ったユリ


風の強さや向きの違いで折れていたところもありますが、多くは残っていました。極端な暴風は吹かなかったようです。

実家にも特に影響はなくてすみました。近所では無線通信の太く高いアンテナ柱が倒れましたが、家には当たらず被害はなかったそうです。

枯木が倒れ込んで道を塞いでいた


野菜園横の道を塞ぐように枯枝が垂れ下がっていました。農作業にも影響があるので手の届く範囲で枝を取り除こうとしますが、他の木の枝も絡んで作業は困難でした。

たまたま南隣の畑の草刈りに来た人たちにお願いして、バッテリー式のチェーンソーを使って切ってもらいました。

こちらはゴミ捨て場への通路


ここでも多くの枯れた竹が倒れ込んでいました。竹には蔓性植物が絡み簡単に動かず、鎌で少しずつ切りながらの作業に手こずりました。

熱中症に用心 何度も休憩しながらの作業


午前中は市道側に伸び出して通行に影響がある木の枝を鋸も使って片付けました。この時すでに大汗が出て一仕事終わったような感じでした。

午後の作業では頭にかぶせているタオルを絞るたびに水が一杯したたり落ち、手袋も同様の大汗でした。

作業は見た目以上に手間取り、ついには右足太ももの後ろ側が痙攣して驚きました。筋肉が引きつり痛くて立ち上がれません。

すぐに用意していた塩分補給のタブレットを口に入れると15分ほどで回復。その後ゆっくりと動くようにして、18時前に作業を終えました。

近く解体される海岸近くの家 元はTさん宅


すでに解体工事の準備作業で入口が切り開かれています。私の実家のすぐ近く、鉄骨造で昭和52年ごろに建てられた家です。

当時はここまでの道が狭く作業車が入れず、国道から300mほどを多くの若者が杉丸太とロープを使い鉄骨柱を担ぎ込みました。

クレーン車代わりに電柱ほどの太い柱の先に滑車をつけて、大勢の人が数方向からロープを引きながら位置を調整。

鉄骨の吊り上げ組み合わせに手間取り、棟上げまで2日かかり、2日続けて夜の慰労会がありました。

基礎工事のコンクリートも国道から長い配管で圧送したもので、多くの人の汗と力で組み立てられた思い出深い家です。

今日は予想以上に片付作業が手間取りましたが、昔の苦労を思えば今は便利な時代でありがたいことです。
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ノロノロ浮き輪 雨台風6号 2023/08/09(鹿児島)

2023-08-10 18:54:00 | 天気の話題
8月9日、台風6号が接近し屋久島、大隅半島では大雨となりました。

8月8日5時14分 かごしま健康の森公園から桜島方向


8月8日朝、台風6号は奄美大島の東側で向きを北に変えようとしています。

台風の直前には湿った気流の影響で色濃い朝焼けが出ることがありますが、この日はハズレ。

日の出は5時38分、画面右側奥は桜島、朝日は画面左側の牟礼岡から上がります。

8日14時 雨雲の動き 気象庁ナウキャスト


8日午後は鹿児島市でも雨が降り始めましたが、いつもの台風とは少し様子が変です。

台風の目なのか雲のない範囲がかなり広く、雲の形はまるで子供が使う浮輪。

一般的な台風の雲画像 台風の中心は佐多岬付近


昨年9月鹿児島市に上陸した台風14号です。台風の目ははっきりしませんが、中心に向けて隙間なく強い雨雲が渦巻いています。

台風6号 台風から離れた四国でも大雨


今回の台風6号は中心から離れたところに活発な雨雲があります。速度が遅く南風が当たり続ける四国から九州の太平洋側にかけて大量の雨を降らせました。

台風6号 鹿児島県内各地の降水量


大隅半島から種子島・屋久島では8日から雨量が多く、薩摩半島側では台風が接近した9日に雨量が多くなりました。

鹿児島の気圧変化と時間降水量 8月8~9日


観測地点は鹿児島市(鹿児島地方気象台)です。台風が少し離れて、台風外側の強い雨雲がかかり続けた9日午後に雨量が多くなりました。

鹿児島の気圧変化と時間別風速 8月8~9日


8日夜から風が強くなりましたが、暴風と言うよりは強風程度で突風も少なく、私の家では窓が揺れるようなことはなく幸いでした。

9日16時43分 自宅2階から北側の様子


この時間帯は東寄りの風で北側の窓に直接風が吹きつけることはなく、普段の台風ほど恐ろしさを感じませんでした。

甑島西方を北上


台風6号は7月28日に発生、北西に進み中国大陸に向かうと見られていましたが・・・西側へゆっくり進み沖縄を通過後に停滞、今度は東側に引き返す迷走ぶり。

沖縄を2度も暴風域に巻き込み、奄美大島の東海上で向きを北に転じ、9日には屋久島西方から甑島の西方海上を時速10km程度で北上しました。

8月に入って東寄りの強風が続いたことで鹿児島にタンカーが入港できず、ガソリンなどが品不足となり、スタンドの休業や給油量制限の影響が出ています。

8日朝の地元紙南日本新聞で大きく報道され、近くのスタンドでも車の列ができたとのこと。

ガソリンの供給不足は初めて経験することで驚きました。幸いにも7日に給油していたので当分は大丈夫です。

8月9日 TBSテレビ THE TIME,


台風6号の迷走に悩まされるうちに、8日午前中には南鳥島近海で台風7号が発生しました。

7号は紀伊半島から関東・東北地方にかけて接近が予想され、お盆期間中に大きな影響が懸念されます。

鹿児島の台風シーズンはまだこれからが本番、台風の勢力が一段と強まる10月まで油断がなりません。
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台風6号接近 朝活で花巡り 2023/08/08(鹿児島)

2023-08-08 16:25:38 | 
8月8日(火)迷走台風6号が近づく中、近場の公園に出かけました。

5時14分 今朝も桜島は雲隠れ 以下の画像は8月8日に撮影


鹿児島市犬迫町のかごしま健康の森公園です。台風接近で今朝は駐車場に車がなく、後から2人を見かけただけでした。

台風6号の接近で画面右側の桜島は山頂部が雲に包まれていました。朝焼けが出ることはなく、低い空を小さな雲が次々と流れてきました。

6時11分 桜島の右上には動かないレンズ状の雲


ここ数日で風向きが南東から東に変わって来ました。今朝は少し風が強く、カラスは少なく数羽が近くを飛ぶ程度でした。

上空と低い空では雲の様子が違い、上空にはレンズ状の雲が張り付いたように動かず少しずつ形を変えていました。

6時55分 鹿児島市都市農業センターの野鳥


子育て中の野鳥が調整池内を動き回っていました。今朝は特に小さな幼鳥が8羽ほど見られました。

先日の若鳥は見かけず


今朝見かけたのは2家族のようでした。前回はかなり成長した若鳥がいましたが、巣立って行ったのでしょうか見当たりませんでした。

水生植物園の大賀ハス


開花期の最終盤で蕾は一つ見かけただけ。今年もきれいな花を楽しませてもらって感謝、感謝です。

よく探さないと判らないほど


風の影響でしょうか、倒れ込むようにして咲いているハスもありました。

あちこちで目に付く花托


6月下旬から咲き始めて見頃は7月中旬頃でした。花が少ないように感じましたが、花托を見るとかなりの数が咲いたことが判ります。

こちらは花盛りの茶碗ハス


8月になって開花が進み今が花盛りです。スイレン池の一角に遠慮がちに咲いていますが、鹿児島ではあまり見かけない小型のハスです。

花びらが多いのが特徴


小さな花びらが一杯あり咲きそろうときれいです。花が終わっても花びらが下垂して散らないので、開花後半は見映えが良くありません。

時折強い風が吹く


次々と蕾が出て花を咲かせていますが、台風の暴風で吹き倒されそうです。健気に咲いている姿も今朝で見納めのようで去りがたいことでした。

午後にはやや強い雨が降り始め、鹿児島では明日にかけて暴風雨が予想されています。8日は電車バスの運休、船便の欠航など影響が広がっています。

今朝(8月8日)の地元紙によると海上のシケが続き燃料の海上輸送が滞り、ガソリンが品不足となりスタンドの休業や販売量の制限など影響が出始めているとのこと。

鹿児島でこのようなことは経験がなく、影響が長引くノロノロ台風にはほんとに困ったものです。
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台風6号 鹿児島の西を北上か 2023/08/06(鹿児島)

2023-08-07 15:25:26 | 野菜作り
8月6日(日)台風6号接近が予想される中、日置で藪払いなどしました。

8月6日 NHK7時のニュース


台風6号は沖縄へ引き返すようにゆっくりと東に進み、週明けには向きを北寄りに変えて九州の西方海上を北上しそうです。

鹿児島も暴風域に入る可能性が高く、実家の周囲に伸びた木の枝などを片付けることにしました。

最初に日置のお寺参り 以下の画像は8月6日に撮影


台風の後片付けも必要なため、お盆前でもあり先にお寺参りをしました。境内のイチョウが大きく成長し、枝先には実(ギンナン)が付いていました。

イチョウの木は雌雄異株で、そのほとんどが雌木のようです。どこかにある雄木の花粉がかなり広範囲に届くのでしょう。

ギンナンも落ちると悪臭を放ち厄介なため、最近では街路樹のイチョウは雄木が植えられているようです。

10時6分 吹上浜日置海岸 波の浸食で2mほどの浜崖が続く


東風が続き海岸は静かですが沖は荒れ模様が続いていることでしょう。日曜日ですが、さすがに釣り人の姿はありませんでした。

南西の風に変われば大シケになり、砂山の浸食がさらに進みそうです。

冬場の北西の季節風は甑島や吹上浜北部の湾曲部が風除けになり、夏場ほどの高波にはなりません。

南西の風では野間岬と甑島の間からウネリが届き、風の吹いてくる距離がはるかに長いため高波となって大きく砂浜を侵食します。

タカサゴユリが咲き始めていた


あちこちに自生する逞しいユリです。1.5mほどにも茎が伸びていますが、台風が来れば折れてしまいそうです。

セミの抜け殻


今朝はセミの鳴き声を消すほどの強風ではありません。セミが地面から這い出す様子を眺めた、幼いころの思い出がよみがえりました。

毎年のことながらよく伸びる木の枝葉


全体的に枝葉を伸ばしてくるため気づきにくく、改めてよく見ると屋根に届きそうな個所があちこちありました。

竹もあちこち伸び出していて山鍬と鎌を使って取り除きましたが、地下茎を取り除くことは困難で単なるイタチごっこです。

高枝鋏も使い切り詰めましたが、来年はまたこれ以上に伸びてくるのでしょう。台風が来ればこそ藪払いを促されている感じです。

台風で倒れ込み通行に邪魔になりそうな道沿いの竹や木の枝などを切り、野菜園から伸び出したバラの枝や草木も片付けました。

今にも降って来そうな空模様だが


幸い雨は降らなかったものの、湿度が高く大汗が流れました。水だけでなく塩分補給の飴も口にしながら、一輪車で8回ほどもゴミを運び出しました。

晴天であれば暑くてたまらず、昼間に藪払いや後片付けなどできません。8月6日、日置市東市来の最低気温は27.4度、最高気温は31.8度でした。

南隣の畑では一面にオクラが植えられていますが、作業員不足なのか収穫作業をする様子は一切なく放置されています。

唐芋(サツマイモ)の葉に小さな穴が


小さなバッタのようなものがいて、大きく成長した芋虫も目に付きましたが被害はわずかです。

影響が大きくなれば薬剤散布が必要かもしれませんが、自家消費用なので特に対策は必要なさそうです。

このところ雨が降らず夏野菜も終わりが近い


小まめに通って手入れしないこともあり、キュウリは今回が最後の収穫。苦瓜は2本の内1本が完全に枯れ込み、残る1本も花を咲かせそうにありません。

ナスとミニトマトは日当たりが悪い分、暑さの影響が少ないようで追肥をしました。晩生ミカンは風の影響か4個が落果していました。

台風はこの沖合を進みそう 吹上浜沖合の久多島(ふたしま)


画面外の右奥にはかすかに甑島が見えていました。台風は9日から10日にかけて九州西方海上を北に進むと予想されています。

台風が北上するにつれて風向きは東から南寄りに変わり強い南西風が吹きそうです。風向きが北西に変わると風は次第に弱まり台風通過ですが、まだしばらく日数がかかりそうです。
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台風の影響 通り雨で桜島に虹 2023/08/03(鹿児島)

2023-08-04 18:10:46 | 自然観察
8月3日(木)午後は所用を済ませた後、鹿児島の港を巡りました。

15時15分 鴨池港に入港するフェリー 以下の画像は8月3日に撮影


黒い雲がかかり雨が降り始めた中、垂水フェリーが入港してきました。

薩摩半島と大隅半島を結ぶフェリー路線は3か所あります。北から桜島フェリー、垂水フェリー、鹿児島湾入り口の山川~根占フェリーです。

15時21分 乗客下船後に乗船


桜島フェリーとともに鹿児島市と対岸を結ぶ大切な航路です。鹿屋市に勤務期間中は車ごと乗船し、両方の航路でお世話になりました。

桜島フェリーよりも少し大きめで、桜島の南側沖から垂水港に向かい、所要時間は片道40~45分です。

15時33分 折り返しで垂水港に向かう 桜島に通り雨


車で桜島を経由して垂水市に向かう場合、桜島フェリー(片道15分ほど)を下りて陸路を30分ほど走るため時間的には一緒くらいです。

月曜日朝に鹿屋へ向かうときは垂水フェリーを利用し、車内で仮眠することもありました。

金曜日に鹿児島へ帰るときは便数が多く待ち時間が殆どない桜島フェリーを利用していました。

奄美航路は台風6号の影響で欠航


速度が遅く沖縄を暴風域に巻き込んで西に進んで停滞した後、今度は東側へ引き返すと予想されています。

海の便が長期間欠航すると食料品など生活必需品の供給に大きな影響が懸念されます。

16時24分 桜島に虹が出た 鹿児島本港区南埠頭から撮影


西空から日差しが部分的に届いて虹が現れましたが、気付いてから数分もせず消えてしまいました。

16時31分 少し南側にわずかに虹が見えた


この虹は桜島の南側に少しだけ見えましたが、やがて消えました。

雨の降っている場所、日差しの届いている部分、日差しを遮る雲の動きなど様々な要因が影響しているのでしょう。

遠くに垂水フェリーが見えた


背景は曇り空ですが光の当たり具合で色合いが殆ど一様です。フェリーに光が当たり、白っぽく目立っていました。

雨雲が遠ざかり天候回復


粘ればもっとはっきり虹が写せると期待しましたが、雨雲は遠ざかって行きました。

山頂部は雲に隠れたままでしたが、次第に雲が少なくなり山肌がはっきり見えてきました。

中ほどの小高いところが標高565mの引ノ平(ひきのひら)です。大正大噴火ではこの辺りに複数の噴火口ができて、西側に溶岩が大量流出しました。

いつもの桜島に近づく


湿った気流の影響でしょうか山頂部は雲がまとわりつく感じでしたが、いつもの姿に戻っていました。

南の空には雨雲が見える


遠くには雨雲らしきものが見えて、まだ通り雨の可能性があるようです。

厄介なノロノロ台風6号、お盆も近づいてきました。大きな被害を出すことなく早く通り過ぎてほしいものです。
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花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。